にいや徒然エッセイ

「あめつち」に響く歌声の持ち主、シンガー・ソングライター「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

「輪っ会連」感謝祭に出演して。

2016-10-16 | ライブ活動

地元の舞踊グループ「輪っ会連」の「10周年記念感謝祭」にゲスト出演。

リハでは歌詞が飛びまくったが無事に終えた。

光山流/流師範の坂田裕子先生の踊りとコラボした「永江の里」は、

普段のライブでは毛色が違うのであまりできない。

やっと陽の目を浴びた。

平安期に広島県庄原市の一部が「永江の庄」と呼ばれていた。

「青葉の笛」の名手で知られる平敦盛の奥方が逃れてきたという話にヒントを得た。

史実では考えられない、作り話ですねと在野の歴史研究家が言われたが

「歌にするには良いでしょう」とのことであった。

カメラで鏡に向かって自撮りました。

舞台袖で出待ちの坂田先生。

生歌に合わせて先生が踊って下さった。

先生の案で御簾の「影絵」でスタート。

とても素敵だった。

照明命の演出。

輪っ会連メンバーの御主人らが照明を担当されたが、ばっちり!

音響は地元のアマチュアとは思えない本格的な機材と、

確かな腕前で歌いやすかった。

声が良く出ると褒めてもらったが、音響さんの腕も大きい。

 

声が良く出るといえば地元の民謡シンガー、なんと90歳!

すばらしい声だった。

大勢のスタッフありきの出演ということを忘れてはいけない。

ヘアメイクの隠居先生と。

ありったけを塗りたくって自前のメイクで検閲を受けたら、奇跡のOK。

おほほ~。

「TOUZEN~仏教東漸」と「白蓮」を踊って下さった。

「白蓮」はリクエストが多く十八番(おはこ)になっているそうだ。

新屋まりコーナーで4曲歌う。

先ごろ弥山山頂で奉納したばかりの「天来」や、

高知県越知町の平家落人伝説を歌った歌、

そして安芸高田市の千貫水を歌った「五龍千貫乃水」も披露。

「陽の目を見ない歌」シリーズ。

輪っ会連では手拍子や掛け声が会場から出ていたのに、

新屋まりの歌で会場は「シーーーーン」と水を打ったよう。

「静かですけど・・皆さん大丈夫ですか??」

ステージから声を掛けると「聞き入ってる」とのアンサー(笑)

 

坂田先生が挨拶をされた。

地元の皆さんの応援があってできること、

家族の理解と応援があってできることに感謝だと。

メンバー全員が参加できたのも、

本人もさることながら家族が健康でなければ出演できないし、

地元で今日は何事もなかったから公演ができた。

何度も感謝のことばを発しておられた。

だから「感謝祭」。

歌える環境は当たり前ではないのだと気づかされた。

色々な意味で私は傲慢だったかもしれないな~と思う。

舞台袖で出演を待ちながらそんなことを思ふ。

そしてもうひとつの意義は親孝行。

ライブから帰宅するとたいてい母はすねている。

自分ばっかり楽しい思いをしてきたと言外の圧を感じる。

が、今日の母は心なしか眉間のしわが消えて表情が和らいでいる。

「声がいつもより出とったね」

珍しく誉められた。

「マイクが良かったんよ」

照れる娘なのだった。

  

 

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