にいや徒然エッセイ

「あめつち」に響く歌声の持ち主、シンガー・ソングライター「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

い~よ!伊予!

2017-06-22 | 心の栄養

片道6時間半。

往復800キロ超走破にも慣れた。

しまなみ海道を渡り、

今治から宇和島を経由して伊予の最西まで行った。

お魚料理と海が最高だった。

 

「シーサイドとらや」さんのライブ前に

車で10分のところまで行き海に入ってみた。

透明度の高い綺麗な海。

大き目の黒い石がぎっしり海岸線を埋めている。

覚悟して入ったけれど全然冷たくなかった。

波が穏やかで目の前が九州という地の利。

青い空と白い雲。

梅雨とは思えないほど好天に恵まれ、

すっかりリフレッシュした。

おかみさんの思いが通じて

皆さんが駆けつけて下さり満開の笑顔。

それが、何よりの「成功」を物語っている。

 

手塚家の人々には今回もお世話になった。

共通の友人・タケさんが取り持つ縁。

東京で板前だったタケさんのお店が武(タケ)。

ブティック店長時代にオーナーに連れられて通ったものだ。

郷里の松山にUターンしたタケさんと、再会したのは

いくみさんが愛媛県鬼北町で私のライブを企画してくれた時。

「俺を拾って行け」と言ったのがきっかけ。

タケさんの友人、手塚さんとお嬢ちゃんがライブに来てくれた。

手塚さん一家がタケさんと知りあったきかっけが面白い。

自転車ツーリングにはまっていたタケさんが、

パンク修理をしようとして、

通りがかった船越保育園で園長先生の手塚さんと出会った。

 

手塚さんは自転車のパンク修理がお手の物。

なんとチベットからポルトガルまで!

自転車で!旅したというツワモノ。

「あまり慣れていないな」と思ったというが

それもそのはずだ。

泊まっていくしかないでしょと、

あの怪しい風体のタケさんを誘ったというから

驚いてしまう。

そしてなんと、タケさんその日から5日間居たそう。

お料理が上手だから助かったというが、

閉鎖的な地域に暮らす私には考えられない。

四国ならではのお遍路文化があるからか???

と思ったりするけれど

手塚さんは奈良の出身なんですと。

失礼ながら怪しい人を、も受け入れる奥様がまた素敵。

あやさん、見かけはきゃしゃで綺麗な女性だけれど、

オーストラリアで「鮫漁」にはまったことがあるという方。

1年くらい「生業」にしていたというから、

これまた引けを取らないツワモノ。

タケさんはホント「良い場所」でパンクした。

なので、私にも縁ができた。

 

お嬢ちゃんがYoneを凄く気に入ってくれたので、

2年前かな・・

保育園でミニライブをさせてもらったりした。

昨年は一緒に泳いで猿になめられたりした。

ほほほ。

そんな出会いのお蔭で

楽しい思い出がひとつふたつと脳に刻まれていく。

つまんない日常はあと20年したら脳内から欠落して行く。

感動を持ってこの世を去る。

それこそが生きている意義だと、

父の最期を見届けて思うようになった。

 

タケさんが亡くなって3年目かな。

「おふくろはありがたいよ」と

独り言のように繰り返してたった一人で逝った。

もしかして私が

タケさんと電話で会話した最後の人間だったかもしれない。

伊予の友人や海や夕陽、ライブの感動、

再び歌う力・・そんなこんなに

出会わせてくれたのはタケさんだ。

ありがとう。

この縁を大切に生きて行くね。

 

 

 

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