フィッシュショッカーⅡ
使用について、役立つ情報 2010/02/11
リバーリバイバル研究所 ニイムラヤスオ
1.安全に
・使用者と採補する人は、ウエイダーを着用して、絶縁手袋をすること。
・5m範囲内には素足の人間、特に子供がいないこと確認する。
動物、散歩中の「動物」にも気をつけて。ヘビはよく効くから注意が必要。
・電源スイッチは、調査地点で入れる。
・移動中、車内、道路上はバッテリーの赤い接点を外しておく。
・調査が終わったら、すぐに電源を切る。
2.充電
・充電は専用の充電器で行う。
・鉛シールドタイプは低温に弱いので、室温に暖めてから充電しないと容量不足となる。
・寒冷地でつかう場合、ショッカー全体をザックなどに入れた方が良いかも。
・バッテリーを発泡緩衝材でくるむ。
・張るタイプのカイロを張る。
3.使用する前に
・雨、雪などの元では、ビニール袋などを被せる。防水性は高くない。
・使用者は、あらかじめ、河床材料、水深などについての下見をしておく。
どの場所で採補するか、というのも考えておく方がよい。
4.調査中のトラブル対策
・汽水域等、伝導率が高い場所では電気が流れすぎるので、スイッチを4で使用。
・ 河床に海水が来ている場所では、陰極(ワイヤー)を手で持って、表層の淡水の部分に通電する。
・ 安全回路が作動するとヒューズが飛ぶ。白い器械部の四隅のプラスねじを外し、1Aのアンプル型ヒューズを交換する。器械部の中に、ガムテープで貼ってある。
5. ちょっとしたチップス(アユモドキを例にして)
アユモドキの採補(京都府は避難誘導とよんでいるようですが)にあたり、参加できなかったので以下のアドバイスをしました。
アユモドキへのショッカーの効き具合については、ボク自身経験がありません。
マドジョウについての効果を根拠にして、以下の項目を述べることにします。
1.ショッカーの効き具合について
マドジョウは、ショッカーの影響範囲に居た場合でもあまり逃げ出すことがない。
しかし、アユなどよりも電流にたいする耐性は高いようで、電力の最も多い、陽極周辺で効果が現れる傾向がある。
2.通電後の状態
マドジョウは通電した場合、身体を反転することはあっても、浮いてはこない。
アユ、ギンブナ等は、通電麻痺により浮上してくることと大きく異なっていることに注意が必要と思われる。
以上のことより、アユモドキの避難誘導? (これは傑作ですね。京都府さんもユーモアがある。蛇足) にあたっては、以下の点に留意されることをおすすめします。
1.作業は注意深く、水を濁らせないようにすすめる。
→アユモドキが麻痺して沈んでいるのを見つけやすくするため。
2.+電極の近く(ポール側)が効果範囲となるので、その部分をよく観察する。
→のぞきめがねを使用してポール周辺を観察して必要ならば手網で採補する。
補足)流れが弱い場所では、足で網にけり込むとよい。
使用について、役立つ情報 2010/02/11
リバーリバイバル研究所 ニイムラヤスオ
1.安全に
・使用者と採補する人は、ウエイダーを着用して、絶縁手袋をすること。
・5m範囲内には素足の人間、特に子供がいないこと確認する。
動物、散歩中の「動物」にも気をつけて。ヘビはよく効くから注意が必要。
・電源スイッチは、調査地点で入れる。
・移動中、車内、道路上はバッテリーの赤い接点を外しておく。
・調査が終わったら、すぐに電源を切る。
2.充電
・充電は専用の充電器で行う。
・鉛シールドタイプは低温に弱いので、室温に暖めてから充電しないと容量不足となる。
・寒冷地でつかう場合、ショッカー全体をザックなどに入れた方が良いかも。
・バッテリーを発泡緩衝材でくるむ。
・張るタイプのカイロを張る。
3.使用する前に
・雨、雪などの元では、ビニール袋などを被せる。防水性は高くない。
・使用者は、あらかじめ、河床材料、水深などについての下見をしておく。
どの場所で採補するか、というのも考えておく方がよい。
4.調査中のトラブル対策
・汽水域等、伝導率が高い場所では電気が流れすぎるので、スイッチを4で使用。
・ 河床に海水が来ている場所では、陰極(ワイヤー)を手で持って、表層の淡水の部分に通電する。
・ 安全回路が作動するとヒューズが飛ぶ。白い器械部の四隅のプラスねじを外し、1Aのアンプル型ヒューズを交換する。器械部の中に、ガムテープで貼ってある。
5. ちょっとしたチップス(アユモドキを例にして)
アユモドキの採補(京都府は避難誘導とよんでいるようですが)にあたり、参加できなかったので以下のアドバイスをしました。
アユモドキへのショッカーの効き具合については、ボク自身経験がありません。
マドジョウについての効果を根拠にして、以下の項目を述べることにします。
1.ショッカーの効き具合について
マドジョウは、ショッカーの影響範囲に居た場合でもあまり逃げ出すことがない。
しかし、アユなどよりも電流にたいする耐性は高いようで、電力の最も多い、陽極周辺で効果が現れる傾向がある。
2.通電後の状態
マドジョウは通電した場合、身体を反転することはあっても、浮いてはこない。
アユ、ギンブナ等は、通電麻痺により浮上してくることと大きく異なっていることに注意が必要と思われる。
以上のことより、アユモドキの避難誘導? (これは傑作ですね。京都府さんもユーモアがある。蛇足) にあたっては、以下の点に留意されることをおすすめします。
1.作業は注意深く、水を濁らせないようにすすめる。
→アユモドキが麻痺して沈んでいるのを見つけやすくするため。
2.+電極の近く(ポール側)が効果範囲となるので、その部分をよく観察する。
→のぞきめがねを使用してポール周辺を観察して必要ならば手網で採補する。
補足)流れが弱い場所では、足で網にけり込むとよい。
作動スイッチが外れることがあるので作動しなかったら、分解して確認すること。
なんかあったれ、このコメント欄に書き込みを。ネットカフェから返信します。