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複数の加害者がいる場合の過失相殺割合(交通事故)

2017-08-13 07:51:55 | 過失割合(その他)

 複数の加害者がいる場合、過失相殺をどうするか、複数の見解がありえます。

 1つは絶対的過失相殺という考え方です。これは加害者側の過失割合を加算したものと被害者側の過失割合を対比し過失相殺をするという考え方です。交通事故においては、最高裁平成15年7月11日判決が採用しているところです。よって、基本的には絶対的過失相殺により過失相殺がなされることになります。

 他方、相対的過失相殺は、各加害者と被害者との相田の関係毎にその間の過失の割合に応じて相対的に過失相殺をするものです。

 例えば、被害者の近親者などに過失があり、それが被害者側の過失として考慮されるべき場合には相対的過失相殺がなされる可能性があります。福岡高裁平成21年4月10日判決は、パチンコ店において男児が女児を台車に載せて店外に行ったところ自動車に挟圧されて女児が死亡したという事案において、女児側と男児側の過失は一体のものであるなどとして、相対的過失相殺を採用しました。

 このように複数者による被害者側の過失が認められるような一定のケースについては相対的過失相殺となる可能性があるので注意が必要です。

 

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                       弁護士 齋 藤 裕(新潟県弁護士会所属)

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