日本刀鑑賞の基礎 by ZENZAI    刀剣女子のためにも

日本刀の魅力を再確認・・・刀のここを楽しむ

刀 平高田 Takada かたな

2017-05-17 | 
刀 平高田


刀 平高田

 磨り上げ無銘の刀で、戦国時代の豊後国の高田鍛冶の作と鑑られる作。姿格好など一見して戦国時代後期の備前刀だ。刃文も小沸に匂の交じった、備前刀風の足の入る互の目に丁子交じり。地鉄は杢目を伴う小板目鍛えで、細かな地景を交え、白っぽく感じられるところがある。良く見なければここも備前刀に紛れる。帽子は乱れ込んで掃き掛ける。このような出来があることにより、豊後刀は備前刀に紛れると言われる。備前鍛冶に学んだものであろう。特に古刀期の刀が備前刀に似ている。新刀期も降ると、地鉄は細やかな小板目肌に変ってゆく。平高田とは、古刀期の豊後高田鍛冶のこと。対して新刀期には藤原姓を用いたことから藤原高田と呼び分けられている。
    
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