商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

選挙割が広がっています

2016-07-11 09:43:11 | 日記

十日投開票される参院選で投票すれば、飲食店や美容室で料金の割引などが受けられる-。そんなサービスが各地に広がっている。若い世代に興味を持ってもらう目的で始まった。「センキョ割」と銘打って企画した会社は「投票するのが当たり前という社会文化になってほしい」と期待する。「選挙でお得な夏が来ます」

六月下旬、JR横浜駅西口で高校生や十代の大学生がセンキョ割のPRチラシを通行人に配った。高校三年の甲斐愛理さん(17)は「今回投票できなくて残念だけど、同世代が一歩踏み出すきっかけになれば」と笑顔で語った。センキョ割は、PR会社「ワカゾウ」(東京)が、二〇一二年十二月の衆院選時にさいたま市内の四店で行ったのが始まり。その後の国政選挙や統一地方選でも実施し、今回は北海道や茨城、愛知、島根、徳島などの有志が飲食店や美容室などに働き掛け、四百店以上から協賛を得た。

サービスを受けるには、自治体発行の投票済証明書や投票所の看板と自身の身分証などが一緒に写った写真を各店で提示。飲み物が無料で提供されたり、料金が割り引かれたりする。期間は原則、七月十日の投票締め切り後から二週間。 公平性を保つため、候補者の親族や後援会役員が経営に関わる店は参加できないなどのルールを設けた。センキョ割という言葉も商標登録。無料で使えるが、ルールに従わない場合は使用を認めない。

主催者は「投票をクリスマスやバレンタインのような日常のイベントにしたい」と話す。今日は、やわらかい話でした。


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