中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

雲南省での菌子(キノコ)に因る中毒について

2017年07月22日 | 雲南省

中国語では、キノコを一般に、菌子あるいは蘑菇と云う様ですが、日本とは違い雲南省では、6月7月8月がキノコ最盛期の様です。大理州のいたるところの農貿市場には、キノコを売る人、それを買う人で溢れています。また、大理古城の食堂の店頭にも、この時期には食材として様々なキノコが並んでいます。また、大理古城にも、キノコ鍋専門店も数軒できて、結構な人気の様です。

雲南省で発行されている新聞「春城晩報」によると、雲南省内の文山市、楚雄市等で、6月25日、27日、29日の僅か三日間で毒キノコを食べて中毒により、8名も死亡したとの事です。

それで「春城晩報」では、毒キノコを食べない様に注意を促すとともに、毒キノコと食用可能なキノコの見分け方を記事にしています。また、街頭には食用可能なキノコと毒キノコの写真入りのポスターを張り出し毒キノコを食べない様に注意を促していますが、キノコ中毒に拠る中毒事件や死亡する人が絶えない様です。

7月14日付の「春城晩報」に拠れば、雲南省での毒キノコが原因の食中毒に拠る中毒者及び死亡者は2010年の場合、食中毒者が104名、その内40名が死亡、2013年は、659名が食中毒にかかり、内24名が死亡、昨年は200件の食中毒事件が起き、870名が中毒を起こし、その内29名が亡くなったとの事です。(注:不完全な統計との事。)

因みに、日本では毎年どの位キノコに拠る食中毒事件が起きているかネットで検索すると、「日本では2015年までの10年間に全国で発生したキノコが原因の食中毒は計494件、患者数は1476人、このうち5人が死亡。」との事ですから雲南省が俗にキノコ王国と称されるものの、如何にキノコに拠る中毒事件及び死亡者が多いかが分かります。(注:雲南省の全人口は約4500万人)

食中毒に詳しい医者の話として、先ず、自分が食べた事のあるキノコ以外の、見知らぬキノコを食べない事。キノコを生では食べない事。(注:雲南省では、マツタケも生で食べる地域もあり)色々なキノコを一緒にして食べない事。キノコを食べる時には酒を飲まない事等を注意点として挙げています。アルコールは野生の毒キノコの毒素をより強く反応させ強い中毒を起こすとの事です。それでキノコと酒は一緒にしない様に勧めている様です。

このキノコは何処でも売られている訳ではなく大理ではかなり珍しいキノコに属する様です。

 

大理古城にもキノコ鍋専門店も出来ましたが、旅行客で大変に賑わっています。

 

この時期には、自分でキノコを採ってきて市場で売る人を多く見かけます。

 

雲南の野生菌(キノコ)について

松茸より高い鸡枞菌(ji cong jun)オオシロアリタケ

 キノコはよく火を通さないと中毒に


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