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日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

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2016年10月08日 | 中国事情

今年の国慶節の休暇も昨日で終わり、今日から小中学校はもとより大学も授業が始まり元通りの生活がまた始まった様です。中国国家旅行局に依れば、国慶節期間中に海外旅行に出かけた中国人は600万人で、過去最高を記録したとの事です。中国人の今年の国慶節の海外旅行先のベスト3は、韓国、日本、ロシアだったとの事です。それ以外は、タイ、英国等の国が中国人旅行客が多かったとの事。

それに引き換え去年迄多くの中国人観光客が押し掛けた台湾は、今年の国慶節期間中は約8000人迄減ったとの事で、昨年比では20分の1と激減したそうです。実は、中国の中央TV等でも、ここ数か月中国から台湾を訪れる観光客が減っている事、観光客が減った事で、大陸から台湾行きの航空便が減便となった事、台湾の旅行関係団体、関係者が、台湾政府当局に、抗議行動、請願行動をしている事を報じています。

今年の1月に行われた総選挙で民進党の蔡英文政権が誕生した事で、以前の国民党馬英九政権とは異なり、中国の習近平政権との関係が上手くいっていないからの様です。最大の対立点は、中国側が「九二共識」を蔡英文政権が先ず認める事が、両政権が対話を始める前提としているのに引き換え、蔡英文政権側は、いかなる条件も無しで双方の対話を開始すべきとして双方の溝が埋まらないからの様です。

この様な背景もあり中国から台湾へ向かう旅行客は、今年の3月頃から減り始め、台湾の旅行業界は、大きな打撃を被り、観光バス業者、ホテル関係者、土産物店の従業員等が、蔡英文政権に向け抗議行動や請願行動を繰り広げているとの事。但し、このニュースに付いては、私は中国側のメディアでしか見ていないのでどのくらいの規模なのかについては詳しくは分かりません。台湾のメディアで、この件がどの様に報じられているかに付いては調べていませんので分かりません。

尖閣を巡り日中関係が悪化した際には、中国の旅行業界が日本への旅行の取り扱いを中止したり、日本への旅行の宣伝、広告を中止した事がありますが、一部の報道では中国の旅行会社が台湾への旅行を自粛しているとの噂も流れています。

このブログでも触れましたが、2016年に中国から日本を訪れる観光客は700万人に達するだろうとの予測がされている様ですが、中国の安倍政権に対する不信感、警戒感が強い中、私としは余り楽観視は出来ない様にも思います。南沙諸島を巡る問題でも、中国側は安倍政権に対して度々警告を発していますが、尖閣は無論の事ですが、南沙諸島を巡り日中間の対立がより深まれば、日本も台湾の様にならないとは云えないと思いますので、私としては些か心配しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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