めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

自分を見失った日本人

2017-06-20 13:54:05 | 日本人

今や、日本の政は、一体どうなっているのでしょう。
私的な欲望から、私達の代表である方々、更には、日本社会を担う
世の中の中心と成っている人達の醜い実態が連日さらけ出されて
国民はうんざりとしています。
傾きかけている日本を再生させる為に、まずは国民の事を第一に
考えるべき時に、自分の欲望を満たそうと陰でこそこそと

私欲を満たしている様では、日本の将来は益々暗礁に
乗り上げてしまいます。


とは言え、これが、日本社会の実態であり、その断面がほんの一部
さらけ出されたに過ぎないのです。
日本社会の成り立ちは、社会を進歩させて行く為に、ルールに則って
誰もが、正当に、努力を重ね、家族のみならず、社会の発展に尽くしている
と言うのは、正に表の顔であり、その実態は、欲望の渦巻く亡者たちの様に
己の欲を満たす為のルール無き戦いと言えるようです。

例え、様々な法律が有り、社会ルールや常識が有ったにせよ、見つからなければ
それらの決まりは無きに等しく、社会でより地位や名誉を得る為には、手段を
選ばず我欲に徹すると言いうのが実態と言えるのです。
資本主義社会に於ける自由競争とは、表向きは法律の則っていさえすれば
陰では、何をしても良いと言う風潮が有り、見えない所で、醜いやり取りと
争いが繰り返されているのです。

より収益の有るやり取りが出来る為に、社会的地位を望むのであり、
幼い頃からの教育は、人間としてあるべき姿の教育と言うよりも
社会に出て、どれだけ欲望を満たせるかと言う為の物に過ぎません。
その為、どんなに社会的な地位が有っても、その事で、人間性の高さを
決める事は出来ず、例え国のリーダーと成っても、人々の前で胸を張れる
人格者とは言い難い人が生まれて来るのです。

しかしながら、日本中に、自分の事しか考えられない人たちが増えて行ったら
この国の未来はどうなってしまうのでしょう。
顔では穏やかな表情を見せても、心の中は、常に自分より上の人を蹴落とし
下の人達を踏みつける、こんな人たちが溢れる社会は、常に争いが絶えず、
お互いの欲望が相手を傷つけ、傷つけれた者は、憎しみと共に、新たなる
野望を心に刻み、憎悪をもって、更に人々を傷つける様になります。

これこそ、地獄絵図であり、止むことない憎悪の歴史が続くのです。

人は、憎しみを抱きながら幸せには決して成れないのです。
しかし、今の世の中は、欲望の陰に憎しみを抱く社会構造になっていて
欲望だけが自分の目的と成って、いつまで経っても、心が安らがない人が
一段と多くなっているのです。

また、国内のみならず、世界の国々も同じく、欲望と争いの歴史を続け

世界平和と言うのは、人々にとって夢と化しているのです。
ただでさえ、資源も食料も足りなくなっている地球は、人々にとって
生き残りをかけた略奪の時代となって来ているのです。

少ない資源を如何に未来に繋ぐか、さらには、破壊された自然を回復させ

人間と生き物達との共存を訴える一方で、残った資源を如何に大量に
略奪して、自分達だけが生き残る事を選択する国も出てきました。

世界に於ける国々の立場も、国内の人々の生き方も、基本的に、生きるための

手段は何だ変わらず、日本に於いては、日本を動かしている方々が生き残る
都合の良い社会に作り変えて行く事が多くの国民に不幸を呼んでいるのです。

表向きは、自由と平等を謳っていても、現実は、資産資本の一方的な流れに

貧しい人はより貧しく、豊かな人はより豊かにと言う構図が、日本社会を
これまでになく、アンバランスなものとしているのです。

富裕層の方々の与える餌によって、多くの国民は、平和で自由な日本と思って

いるのですが、この日本では、何不自由なく豊かな生活をしている人たちが
陰でほくそえんでいるのをまだ国民の多くは気づいていません。

国民は、この一方的に流れるお金の流れに、与えられた消費物資で騙され

片時の満足をするのですが、たまたまメディアを通じて、国民は幸せで
有るかの様な洗脳が高度成長期の頃から行われていて、これが、世界の
発展途上国であるならば、とうの昔に暴動が起っていると思われます。

しかし、どんなに便利な生活であるとしても、国民の生活の多くは

未来を保証する余裕もなく、ただ、毎日を必死に働いて、消費経済生活を
続けて行く事しかないのです。
連日私財を吸い上げられる社会機構は、働いても働いても楽にはならず、
更に、より豊かな消費生活を求められます。

生きて行くには、富裕層に貢ぐ膨大なる金銭が必要であり、いつのまにか

人々は、より多くの消費が出来る事が幸せで在ると言う、経済社会の罠に
掛かってしまい、いつまで経っても、幸せを感じる日々はやって来ないのです。

この、一生続く、消費社会の不滅の流れは、例え、一国の長と成っても

より多くの財を成す事を目指す事と成ってしまい、罪悪感よりも、少しでも
多くの利益を得て、より大きな消費をすると言う日本人全体が感染している
消費の病から抜けられないのです。

冷静に考えれば、国のトップになれば、それ相応の収益が認められ、

一般の国民よりも遥かに裕福な生活を送ることが出来、何も、隠れてまでも
所得を増やす必要もないのです。
しかし、この病は、留まる事を知らず、小さい頃から教育された、
より豊かな生活がより幸せになると言う妄想を生み続けるのです。

たまたま、メディアに依って暴露されたのですが、この手のやり取りは、

日本中に履いて捨てる程と言うより、天文学的数が、日常的に行われ、
この日々の欲望の繰り返しが、現代日本を作っているとも言えるのです。
当然、彼らを批判する人々の中には、己のスネに傷が幾つもある人もいて
彼らの本心は、運が悪かった位にしか思っていないのです。

つまり、さんざん批判した人たちが、同じ蹉跌を踏んでいる歴史上の事実が

余りにも多いからです。
悪く言えば、日本人の多くに同じ素養が有り、日本人は、陰でそのような
私欲を満たす行為を行う民族と言えるのです。
ならば、仕方がないと言うのでは無く、何故、この悪癖の歴史が無くならないか
政治家の実ならず、日本国民全体が考える事が必要なのです。

日常生活においても、学校生活においても、更には、社会に出ても

この体質が有る限り、この手の犯罪は、何時までも泉の如く湧いて来るのです。
様々な地位に就く事、様々な仕事をする事は、人としてどうあるべきかの
根本が理解されていない限り、その地位を利用して私欲に走る者が
絶えないのです。


特に、多くの人々の上に立つ人、更には子供たちを教育する立場の人達の

自分達が置かれている社会的な意味を理解できず、単に、自分の生活の為の
欲望を満たすための財テクの場所と成っているのが問題です。

これは、その地位を維持する能力ではなく、人としての教育がいかにいい加減で

子供が大人になるまでに何を身に付けるかが、教育者すらわかっていないで
ただ、自分のノルマを果たし、自分の生活の為に働いているに過ぎないのです。

人は生まれた時は、人間として一つの生き物としてこの世に放たれます。

成長するにあたって、様々な知識を得ると共に、生きて行く為の術を学びます。
この時、自分を生かす術を学んでも、人を生かす術を身に付けない事が
多くの問題を生む下地と成ってしまうのです。

子供の間で常に起こるイジメの問題、社会に出ても差別の問題は無くならず、

その手段として教育レベルや社会的な地位が利用されます。
人より上であると認められれば我儘が出来、人の事を考えなくても良いとする
幼い頃に最初に学ぶべきことを見失った結果が頭をもたげます。

少しでも地位が上がれば、我儘が出来ると言う社会は、人の心を醜くしても

人々に幸せは呼びません。
外見的な価値で育てられた国民は、外見で簡単に騙され、自分達がいかに
便利で扱いやすい奴隷と成っている事に気が付きません。

いや、その様に教育したり、メディアを使って洗脳すれば良いと

考えているのかもしれませんが、一国のリーダーだけでなく、この国の
あらゆる地域でリーダーを務める人たちの不正と我欲が止まる事を知りません。

万物の命と自分の命と関わり合いを感じて、更には、自分の周囲の人々との

心のやり取りを最優先して来た日本人の歴史が、いつの間にか、我儘で
欲望に満ちた周囲を顧みない人種に変わって来たのは、けって、日本人が
心から欲したものでは無かったはずです。

便利で豊かな生活をすれば幸せになると思って、国中の自然を破壊し、

人々と争い自分の欲望を叶える事に専念した事が、本当に自分達の
心に安らぎと幸せを生んだのか、もう一度、自問自答すべき時期なのでは
と思えます。

人間だけに都合の良い、偽物の自然に溢れた大都会の生活は、人間にとって

本当に幸せなのでしょうか。
絶え間ない欲望の為に、働き続ける事で、幸せになれたのでしょうか。
身の回りの、欲望の成果を取り去った時、一体、何が残っているのでしょうか。
日本人にとって一番大切な物、それは、各自の心の幸せで在り、自分を包む
人々と環境の安らぎと豊かさであったはずです。

戦争ならずとも、常に人と戦う事で勝利は得ても、その事で人を悲しませたり

憎しみを生んでいては、いずれ、自分の存在すら否定されてしまいます。
一人の人間として、更には生き物として自らの五感をもって、自分の身の回りを
感じる事が大切で有り、自分が人とは違っていて、その存在価値は、人や
環境によって決められることを知る事が大切と思われます。

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