ワンダースター★航星記

旅風景から日常の日々の印象的なショットと想いを切り取ったフォトエッセイ集です。旅することは人生をコンセプトにしています。

司馬遼太郎  ~「菜の花忌」2.12に寄せて

2017-02-12 10:41:14 | 大阪の催事・イベント
司馬遼太郎 ~「菜の花忌」2.12に寄せて

             

 いつも、急行列車で通り過ぎる駅、東大阪市の近鉄「八戸の里(やえのさと)駅」。
 (「戸」を「え」と読むのは、全く正しい読み方だ。)
 ここから、徒歩約8分のところに「司馬遼太郎記念館」がある。

             

 終生、菜の花を愛した司馬遼太郎にちなんで、彼が没した2月12日を「菜の花忌」と称する。 この日が近づくと郷土の偉人を偲んで、街の至る所が菜の花で飾られ、自宅横の「司馬遼太郎記念館」では記念講演が催される。

             

             

 受付を通ると瀟洒な自宅と手入れの行き届いた庭園があり、菜の花はじめ、たくさんの季節の花に包まれている。

             

             

             

 庭園には歌碑があり、その奥に安藤忠雄氏設計という、ゆるくカーブを描くモダンな建物ー「記念館」がみえる。             

             

              

 エントランスに続く長いアプローチにも菜の花が飾られている。 

             

 エントランスからロビーを抜け、展示室に入ると、高さ11m、壁面いっぱいの書棚に圧倒される。
 「大書架」と呼ばれ、約6万冊といわれる、蔵書世界を想像してもらう空間である。

             
                               (HPより拝借)

 記念館は司馬作品との対話、自分との対話を通じて、何かを感じ取ってもらうことを設立趣旨としているそうだ。

             

             

     人間にとって、その人生は作品である。(司馬遼太郎)         

            
 国民的作家と云われる司馬遼太郎には誰もが一度は遭遇したであろう。
 私も多感な頃、ご多分に洩れず、「竜馬がゆく」を皮切りに数々の司馬作品に夢中になった。
 彼の歴史小説は史実に基づいているとはいえ、創作であるから、すべてを鵜飲みにはできないが、人生観を含めて、大きな影響を受けたことだけは間違いない。

              

              

              

 その中でも、印象深い「菜の花の沖」は彼の命日名「菜の花忌」の所以ともなった物語で、もう一度、読み直して、高田屋嘉兵衛と再会したいと思った。

              

               

 自宅の書斎の前では菜の花が満開であった。

              

              

 司馬遼太郎は今でも空の彼方から、大好きだった菜の花を見つめている。
そして、世に棲む日々を懐かしんでいるに違いない。
 そんな気がした。

 2月12日は「菜の花忌」。

              


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