夫と死別した元乙女のブログ

突然の末期がんの宣告、なんの心の整理もつかぬ間に夫は旅立った 最後に着ていたシャツの汗の重み、痛みと無念を忘れない

引っ張られません

2017-05-17 12:02:59 | 死別
婦人科のがん検診に行きました。
結果は問題なくホッとした。
しかし昨年よりだいぶ体重が減ったので
医師が何かありましたか?と言うので
夫の話をした。
それは大変だったわね、と言ってはくれた。
しかしその後「引っ張られないようにね」
と。
これはどういう意味なんだろう?
良く取れば、検診を受けてあなた自身の
身体に気をつけ、旦那さんのところに
早く行くような病気にならないようにね
だと思う。

しかし引っ張られる という言い方が気になる。
医師だからたくさんの患者さんをみているはず。
引っ張られるように病気になる人も多いのだろうか?
配偶者との死別は一番ストレス度が高いそうだ。
死別の苦しみから自分も体調を壊すことは
あるだろう。ない人なんていないでしょう。
中には本当に後を追うように病気になってしまう人もいることだろう。

亡くなった人のそばへ早く行きたい、
連れてってほしいという気持ちもわかる。
医師はそういう患者さんをたくさんみて、
「引っ張られる」と言ったのだろうか?

しかし、私は引っ張られるわけにはいかないんだ。
できるものなら亡き夫に会いたい、向こうの世界に行きたいと思う気持ちはあるのは
正直な気持ち。

でも、違う。
夫は私を引っ張るはずは絶対ないことは確信している。
夫がもし向こうでどんなにさみしくても、
私を引っ張って連れて行こうとすることは
絶対にない。

夫がやりたかったこと、やれなかったこと、突然人生を絶たれた苦しみや無念、
それを私や子供がかわりにやって
夫のぶんまで生きる、夫のかわりにやる
彼はそう望んでいるはず。
だから早くこっちにおいでと引っ張ることはないんです。

医師がどういう意味でそう言ったのか、
確かめることはできないけど、
少し気になる言い方だった。

どんなに悲しくても辛くても
私、引っ張られたりしません!
子供を一人前にし、親を見送らなきゃいけない。
私はこっちで生きるんです。
夫が一番そう願っているんです。




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