夫と死別した元乙女のブログ

突然の末期がんの宣告、なんの心の整理もつかぬ間に夫は旅立った 最後に着ていたシャツの汗の重み、痛みと無念を忘れない

静かなゴールデンウィーク

2017-05-05 16:06:03 | 死別
子供が小学生くらいまでは、GWはどこかに出かけていた。実家に帰って、その帰りに水族館に行ったり、
広い公園に行ってお弁当を食べ子供と夫でサッカーをしたり、子供が自転車の練習をしたり、
泊まりがけで旅行に行くこともあった。
いつからか、GWは家族それぞれしたいことをするようになった。
子供は友達と遊んで、夫は昔からの友人たちとハイキングに行き、私はひたすら
家で一人でゴロゴロしているのが好きだった。
主婦にとって、連休はちょっとしたストレスだ。ずっと旅行だったらそれは楽で楽しいけど、
5日も6日も学校も仕事も休みで家族が一日中家にいると、三度の食事の準備が
非常に面倒だったりする。
私にはそうだった。
連休中、それぞれが勝手に過ごしても、
何日間かはその状態があるわけで、私は
GWがあまり好きではなかった。
それを察した夫はデパ地下でお弁当を買ってきてくれたり、ピザをとろうと言ってくれたりずいぶん気を使ってくれた。
たぶんそんなGWが7〜8年続いていたと思う。
今年は夫のいないはじめてのGW。

少し車で出かけると世間は大変な人混みだった。
観光地の近くは横断歩道を渡る人の切れ目がなく、渋滞し、駐車場はどこも満車。
やっぱりカップル、グループ、家族連れが
ほとんど。
もちろんおひとりさまもいるだろう。
私はおひとりさま大好き派だから、それも良いと思う。

しかし、もう二度と、夫と二人で
もしくは子供と3人で、こうやって
GWの人混みを歩くことはできないんだと
思ったら胸が痛かった。
行く気ならいつでも行ける とも思っていた。
でもある日突然、それは叶わぬ夢になってしまうこともあるんだ。


去年の今頃、夫は親しい友人たちとバーベキューをしたそうだ。
確かお土産も買ってきてくれた。
その日の夫の楽しそうな様子の写真を
友人の方が送ってくれた。
たぶんその時、身体の奥に病は潜んでいた。本人もドクターも誰もわからなかっけど。
ここしばらくスマホの待ち受け画面をその夫の写真にしている。
楽しい時間だったと思う。笑った夫の写真を見るとホッとする。
夫にとって最後のGWを一緒に楽しく過ごしてくれた、友人の方々に感謝している。

パートナーや大事な人を亡くした人には
ちょっと辛いGWかもしれないですね。

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