夫と死別した元乙女のブログ

突然の末期がんの宣告、なんの心の整理もつかぬ間に夫は旅立った 最後に着ていたシャツの汗の重み、痛みと無念を忘れない

水晶灰

2017-06-17 16:04:55 | 死別



お仏壇屋さんをいくつかまわった。
なんとなくこんな感じがいいな
というお仏壇屋は決まった。
ただもういくつかお店をまわり
色々見てから決めようと思います。

あるお店で香炉に入れる灰のかわりに
灰ではなく水晶とかアメジストを
置いているのを見ました。
見たとたんに、とても心惹かれて
水晶のさざれを買いました。
灰はそれこそ灰色で祭壇も粉っぽく
なる。
水晶は場を清めてくれてるというし
キラキラした透明さは綺麗で
祭壇も明るくなったように思う。
ネットで色々調べたら水晶以外にも
いわゆる貴石と呼ばれる石のさざれ(細かくしたもの)がたくさん売られてました。
夫は碧い色が好きだったから
ラピスラズリのさざれを買って水晶と混ぜました。
たぶん夫は気に入ってくれそう。



先日、ふだんはほとんど見ない時間に
なにげなくEテレをつけたら、
今日の健康という番組で、夫の病気の
ことを特集していた。
ステージ1から4まで、手術ができる境界は
どこか、とか 手術ができない場合の治療法の種類とか、
日本肝胆膵外科学会があってHPを見たら
その病気に対応できる 高度技能専門医の
リストがあることもはじめて知った。

夫ががんを宣告され、すでに末期で治療法はなく緩和ケアのみ、ホスピスを紹介します としか医師から言われなかった時、
私も夫もそんなに簡単に納得できるか!
あきらめるもんか!と思っていた。
翌日、私はお世話になっているかかりつけの医師に相談に行った。
すぐにセカンドオピニオンも申し込んだ。
結局セカンドオピニオンの予約日は夫の葬儀の日と重なった。
本当に私は夫に何もしてあげられなかった。
食べられない麻央さんの為に海老蔵さんが
スープを作っているとブログで読んで
私は打ちのめされた。
私は何もできなかったから。

Eテレの番組では手術が出来ない場合の
抗がん剤や化学療法の説明があった。
しかしその治療さえできない人に対しての
説明はやはりなかった。

あの日から今も私は自分を責めています。
医師が何もできないと言ったように
私は夫に何もできなかった。

でも普段はまず見ない時間にこのチャンネルを偶然選び
夫の病気は、ガンの王様と呼ばれるような
難しいもので、命を落とす人がとても多いとあらためて知った。
病気は誰のせいでもない いつまでも自分を責めてちゃだめだよ
夫からのメッセージかもしれない。

それでも何かできなかったの?
たぶん私は永遠に思うのかな。
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2 コメント

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Unknown (yukken)
2017-06-18 11:10:46
水晶とってもステキですよね。
私も色々見て探して、仏具もクリスタルガラスで揃えたので灰もクリスタルビーズでキラキラしてるものを選びました。
たまには水晶と取り替えたりするのもいいなぁと思ってます。
今の仏壇はホントおしゃれなものも多く家具屋さんでインテリアを選ぶ感覚ですよね。
だけどまさか自分がこんなに早く主人の仏壇を用意しなければいけなくなった事、未だ受け入れ難いです。
だからか日々仏壇に向き合う事が苦手で…どうすれば主人の為になるのか考えてしまいます。
ただ子供にはいつまでも忘れてほしくないので毎日習慣にさせているんです。
私は目を背けているというのに勝手ですよね。
今日は父の日だから子供とお供えを買いに行ってきます。
Re:yukkenさんへ (元乙女)
2017-06-21 00:02:28
こんばんは。本当に今は様々なお仏壇があるんですね。しかし私もyukkenさん同様、なぜ私が夫のお墓を建て、夫のお仏壇を用意するのかまだ気持ちの整理がつきません。祭壇には夫の写真を色々置いているので、それに向かって話しかけてはいますが。でもいくら喋りかけても
返事の声は聞こえないのですよね。
息子ははじめて父のいない「父の日」を過ごしました。私の父は健在ですので
息子の気持ちは理解しきれなかっただろうと思います。我が家では毎日が「父の日」、毎日お父さんを想おうねと息子に話しました。

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