夫と死別した元乙女のブログ

突然の末期がんの宣告、なんの心の整理もつかぬ間に夫は旅立った 最後に着ていたシャツの汗の重み、痛みと無念を忘れない

手元供養

2017-07-29 13:47:58 | 死別
夫が亡くなり、火葬場でお骨を拾う時、係の方に手元供養用にお骨を
小さな瓶に入れて持っていても良いかと聞きました。
その時は遺骨リングを作ろと思っていました。瓶に入るくらいのほんの一握りならかまいませんとのことで、
大事に持って帰りました。
いずれ大きな骨つぼに納めたものは
お墓に行ってしまう。
しかしどうしてもそれ以外にいつも
身近に夫を感じたくて、手元供養用の
小さな骨つぼを買いました。
それも4つ。中に納めたのはほんの少しずつで、納棺の時切った髪の毛もいれました。
祭壇とリビングと階段の途中と私の寝室に写真と一緒においてあります。
ただただ私の気持ちが落ち着く為だけで、夫はどう思っているのかはわかりません。米粒ほどのお骨を入れた納骨ペンダントと指輪も作りました。

ある人の本によればお骨に亡くなった方の魂が宿っているわけではない、
骨はただのカルシウム だそうです。
そうなのかもしれません。
しかし身体がなくなってしまった夫の
唯一の「形」として残ったのは
お骨や遺髪しかないのです。

小さな骨つぼを両手で握りしめたまま
何度泣きながら布団に入ったか。
突然くるどうにもならない悲しみ、
ペンダントとリングを毎日のように
ぎゅっと握る。
映画館に行く時、夫が好きな場所に行く時、写真とともにいつもそれらを
バッグに忍ばせました。
今、手元供養用のものがたくさんあります。
私と同じように愛する人といつも一緒にいたい、身近に感じたい、
お墓は遠いからすぐ近くに
そう思う方も大勢いるのでしょう。

昨日、お仏壇に置くお位牌とは別に
コンパクトタイプの小さな位牌も一緒
頼みました。
泊まり掛けで出かけるとき(ほとんどないだろうけど)もしも私が入院なんてことになった時、
コンパクトな位牌なら病院にも持っていけるなと考えました。

お仏壇屋さんで持ち運びができる
小さな箱形のお仏壇を見ました。
聞いたら、入院や施設に入る方が
買われるそうです。
何だかとてもその気持ちがわかるんですよね。

確かにお骨はただの骨かもしれません。お位牌があるからと言っても
亡き人と会うチケットにはならないでしょう。
それでも私の心が穏やかになる。
夫の存在を感じさせ、
私の心をあたためてくれる。
そしてあなたのことをずっとずっとずっとずっと忘れない
その気持ちをより強くしてくれる。
安心してね、私は大丈夫だよ
そう伝える窓口です。

http://www.ikotuakuse.com/ringtoppage001.html
遺骨アクセサリー
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6 コメント

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Unknown (小路)
2017-07-30 01:33:51
初めまして 小路と申します。
いつもブログを拝見させて頂いてます。

お気持ち 凄く分かります。
私は遺髪はありません。遺髪のことを知ったのも ブログでです。
とても残念で なりません。
あったら 同じように 肌身離さずだと思います。
気がついていたら 絶対に遺していたと思います。
遺骨のこと、私もそこには夫がいないと聞きました。
ですが、夫の体の一部で、夫の骨なので 傍に置きたい、身に付けたい気持ちは 普通だと私は思います。そこに夫が居なくても、夫の骨なので…
私のところは まだ遺骨があります。
多分 まだまだ置いとくつもりです。
Unknown (ちい)
2017-07-30 10:13:03
こんにちは

私も小さな骨壷に入れて手元供養してます。
更にペンダントに入れていつも一緒に行動してます。小さな位牌も作りました。
旦那の実家は商売をしてて、弟が後を継いでますが、旦那は長男だったので義理親が◯◯家の長男だから…を何度も繰り返し。
旦那の実家の方で葬儀などをしたので、私達が住んでる所で残せる形にしたかったんです。
ある日、携帯カバーを見てたら髪が残ってたので、すぐに骨壷とペンダントの中にも入れました。
私が死ぬまで手元に置いて私と一緒にお墓に入れてもらいます。
はじめまして、こんな時間に失礼します (壱)
2017-07-31 02:38:56
今月で1年、なんとか生きてこられました
無駄なこと沢山の1年だったような感じで
充実感は0に等しかったです。
私の喪った人は癌宣告からほんとに早くて
後悔ばかりの懺悔の日々を未だに味わってしまってます。
人前では大丈夫なふりがちゃんと出来るようになり
思い出話をしても泣かずに話ができるようになりました。
一年前の今ごろは
私も逝きたいと本気で念じながら
人前では泣くのを堪えていたり、
一人になったら
どこでも勝手に涙が溢れてしまって
まともな生活がままならないものでした。
今になっておもうこと、
どうでもない話が出来ないのが
ほんとに淋しいし
他の誰でもない主人に
話したかったんだなぁーっと。
友人や親キョウダイではないのです。
あの人がほんとうにいてほしかったって。
近くにお骨がないので
手元に置いて一心同体になれるのは
羨ましいです。
もっと早くに知りたかったです☆
読んでいて
涙久々に流れました。
たった一年前の、悲しみでさえいとおしくて泣いてしまいました。
嬉し泣きでも悲しみでもなく
あまりにも愛しくて、、涙しながら読んでいます。
これ以上悲しい不幸もなければ
主人のいない幸せもないので

丁度いい、適度な人生でありますように。。

主人にいつか出逢う日まで


いきなり日記のように長々と失礼しました。
Re:小路さんへ (元乙女)
2017-07-31 14:31:50
はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。
そうですね、ただの骨なんですけれど、
形として残ったものなので、私も肌身離さず持っており、それで安心できる気がします。

私は夫が最後に飲んだお茶のペットボトルや使っていたティッシュの箱も捨てられずとってあります。
何でもなければゴミになるはずの物まで愛おしく思えますね。

お骨は小路さんが納得できるまで、お側に置かれたら良いのではないでしょうか?どうぞ旦那さまとたくさんお話しなさってくださいね。私もそうしたいと思っています。
Re:ちいさんへ (元乙女)
2017-07-31 14:39:41
こんにちは。
身近に同じ経験者ご全くいないので
わからなかったのですが、
やはり遺骨をずっと持っていたい気持ちはみなさん同じですね。
ご長男だったり、お墓の場所によっては
思う通りにならないこともありますね。
手元供養という言葉も夫をなくして初めて知りました。

私もペンダントやミニ骨壺は私が死んだら一緒に入れてほしいとエンディングノートに書いておこうと思っています。
Re:壱さんへ (元乙女)
2017-07-31 14:58:43
はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。
お辛いですね‥‥。
私の夫は10月で一年、やはり癌とはっきり宣告された1週間後に旅立ちました。
私も今だに自分を責める日が続いています。
しかし壱さんと同じく外ではすっかり元気なふりがうまくできるようになってしまいました。

手元供養はご遺骨やご遺髪でなくても、
故人さま愛用の衣類の切れ端やボタンを納めたり、
靴紐とか時計などが入る少し大きめのものも売られいるようです。ペンダント型の小さなお位牌はネット等でも作ってもらえるようです。

壱さんのおっしゃる通り、これ以上の不幸はない 私もそう思います。
いつか必ず向こうで夫にあいたいと思います。
それまでたくさん泣く日があると思いますが、それで良いと思います。
悲しい時は泣いてしまいましょう。

メッセージありがとうございました。

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