Sleeping Sound with Swinging Sounds

Diary of a Japanese graduate student.

テスト近づく、でも映画見る

2005-04-29 10:06:34 | イギリス生活
 
 バーミンガム大学メインの建物、アストン・ウェブ・ビルディング


 春休みが終わり、いよいよテスト期間開始です。今日は午後からSocial Divisions
(階級、ジェンダー、エスニシティ)の講義がありました。5月終盤のテストに向けた、
最後のまとめ授業です。毎日朝の6時とかに寝てるので、2時からの授業だったのに
遅刻しそうになってしまいました。そろそろ生活を改めないとなー。

 講義では先生が1時間ずっと「良い答案の書き方」について話してくれました。
「一問に時間をかけすぎるな」とか、「こういう答案が高得点」とか、まあけっこう
当たり前のことを言っていたのですが、その学生へのサポート精神に感心させられました。

 テスト時間は日本の大学の2倍、3時間です。時間が長いし、1年間で習ったことを
まんべんなく聞かれるので、確かに「良い答案を書くスキル」は大切です。
Social Divisionsは2年生の授業で、みんなこれが初めて受けるテストという
わけでも無いのでしょうが、それでも熱心にノートを取っている姿が印象的でした。

  こちらの授業を受けて一番驚いたことは、講義中に寝る学生が1人もいないことです。
俺にとって日本では、お昼休み後の講義はいつもお昼寝の時間だったので、
こっちに来てから午後の授業で自分だけ眠ってしまわないようにするのには、
かなり苦労しました。

 あと1年生の時から各授業に毎週ゼミがついてたり、学生1人ずつに専用チューターが
付いていて、勉強のことを相談できたりと、イギリスの大学は研究と教育のバランスがよく
取れてるなあと感じました。

 図書館で2時間ほど勉強した後、無性に映画が見たくなったので、寮の近くの映画館へ
行きました。10個くらい上映していたのですが、Bullet Boy(銃と少年?)という作品を
見ることにしました。

 前に来た時に予告編で興味を持った作品だったのですが、ロンドンのイーストエンドを
舞台に、黒人の兄弟を主人公にした銃犯罪ドラマでした。イギリスにおける
黒人コミュニティのリアルな描写がとても良かったです。こういうエスニック・
マイノリティを題材にしたイギリス映画は貴重じゃないかなと思いました。
でも独特の英語アクセントが難しくて、話の展開を追うのがやっとでしたので、
できれば字幕つきでもう一度見たいところです。日本でも上映されないかな。

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