日本会議唐津支部 事務局ブログ

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【中学歴史教科書8社を比べる】266 ⒅ 日朝関係(戦後)の描き方 61 <ⅵ 現在の課題:在日朝鮮人 :ある永住韓国人のブログから見えること -10->

2017年08月09日 | 中学歴史教科書比較資料(2)h28

ⅱ 現在の「差別」の実態を調べる -17-  ⅱ-2 在留韓国・朝鮮人はどう思っているのか? 

ⅱ-2-2 ある在留韓国人(特別永住者:3世/関西学院大学社会学部教授のブログから見えること -10- ~以下の記事はすべて、<「金明秀の公式ブログ」:Whoso is not expressly included>の内容に基づいている。※引用は「青字」で示す~ 

 

<2> 金氏のブログからみる「在留韓国・朝鮮人差別」 -4-

■地域の「在日コリアン」と日本人との関係について -2/2-

・前回265の結論…少なくとも金氏周辺では、「現在ではもう在日コリアン差別は(ほぼ?)ない。」ということになる。

 

・「民族的マイノリティは何重にも蓄積的に排除される傾向にある。「身分証明書を持っていない人は、社会福祉事業から排除され、選挙権を得ることもできず、合法的に結婚することもできない」(ルーマン)という具合だ。その結果、低い階層に据え置かれたり、スラムを形成して劣悪な住環境に置かれたりすることが少なくない。貧困は犯罪の温床となり、それがまた差別を正当化する根拠として用いられる

 ところが、在日コリアンの場合、解放直後から日本人と同等の教育を達成してきた。教育達成が出身階層に依存することを考えると、これは世界的にも異例の成功例である。言うまでもなく、在日コリアンが日本人以上に努力をしてきた成果だ。

 ただし、さすがに解放直後の貧困状況では、朝鮮学校がなければ、日本人と同等の教育を達成することはむずかしかったであろう。朝鮮学校があったおかげで、在日コリアンは社会的に転落せずにすみ、それが結果として、在日コリアンの犯罪率を押し下げ、日本社会の統合性維持というマクロなメリットに大きく貢献したのである。」

~上記:リスク社会における新たな運動課題としての《朝鮮学校無償化除外》問題より~

 

※1 「成功」の原因

 確かに、帰化しないまま外国人が成功しているのは「世界的にも異例」だろう。しかし、その原因が「在日コリアンが日本人以上に努力をしてきた」からだけなのか?

 一般的に、不法入国した外国人が、 《外国人のまま異国で生きていく 》 のは、世界中どこでも大変なことで、《その国の人以上に努力をしなければやっていけない》だろうと思う。 

  (※なのに、なぜ帰化しないのか、あるいはなぜ帰国しないのかという問題は複雑なので追究しない。ここでの調査目的は、《現在の差別の有無・状況について調べる》 ことなので。)

 

 しかし、世界でもっとも”共生的”でユニークな日本人の国で、助けてもらっていることがあるはず。すぐ思いつくだけでも、

① 日本人よりも認定が甘いケースがあるとも言われる、生活保護や(※法の対象は「日本国民」と規定されている)、

② パチンコ経営の優遇 (※パチンコは実質的に「民間賭博行為」であり、それは日本では許されていない。韓国ではその賭博性により禁止されている。 なお、全パチンコ業界の年間総売上今でも約20円!・・・なんと、日本国内の銀行業界の総売り上げと同じ!)

などがあり、そのほかにもさまざまな優遇措置があると言われている。(※戦前の35年間ほどは併合により「日本人」だったから) → <参照 ウィキペデア:在日特権

 

 だから、金氏は、「同朋の努力」だけではなく、日本(人)に助けられていること隠さず書くべきだ。

 (※「世界的に異例」なのは、「終戦直後の不法入国朝鮮人」に対する日本政府(日本人)の優遇・支援なのではないだろうか。GHQおよび1952年以後の米国政府による指示があったのだろうが、70年間も優遇しつづけるのは異例だろう。)

 

※2 「世界的にも異例の成功例」

 成功しているのだから、現在の状況は、《差別行為が(ほとんど)ない》、あるいは、《差別行為があっても、在日コリアンが(日本人以上に)豊かに生きていくのに大きな影響があるような差別ではない》 ということはまちがいないようだ。

 (※上記文に「差別がない」とは書いていないことに留意・・・日本人にも韓国人にも「差別心」はたっぷりあることはあきらか。世論調査をみるかぎりでは、今はかなりの人々が、お互いに嫌っている、あるいは、嫌がっている、ようだから。

 → 差別心を持つ人は、《差別行為はしないで公平に接する人格高潔な人々》と、《差別心のままに差別行為をするおろかな人々》に分かれる。日本人にはけっこう前者タイプの人がいると感じているがどう思いますか? 在日コリアンはどうなのでしょう?

 ついでに言うと、残念ながら、《まったく差別心のない、仏様のような人》には、これまで出会ったことがありません(聖人君子タイプは戦前まで?)。 ただし、在日コリアンへの差別心がないと思える(=差別的言動をしない)人には、かなり出会った気がする。ただし、他人の内心は覗けないので実はよくわからないというのが本当のところ。
 在日コリアンの日本人への差別心はどうなのだろう? )

 

 

・「たしかに、在日コリアンがこの国の厄介者だという信念は、まことに馬鹿げたものである。世界の民族状況を知れば、在日コリアンはむしろ「モデル・マイノリティ」と呼べる理想的な隣人であることがわかるはずだ。とはいえ、いかにナンセンスであろうとも、実際にそういう誤解と偏見が流布してしまっているなら、それを払しょくするために合理的な努力をせざるをえまい。

 もう一つは、朝連解散以降、在日コリアンは、実際に日本社会において「リスク」とみなされないように努力してきたという歴史だ。前述した通り、在日コリアンは、差別と不平等にあえぎながら、それを克服して日本人と相同の社会的地位を形成してきた

 世界中の国家が民族的マイノリティにそれを望んで膨大な予算を支出しているというのに、在日コリアンは日本政府からそのための補助など受けることなく、独力で不利益を跳ね返してきたのだ。この地で立派に市民生活を営んできたということ自体、いくらでも誇ってよい民族集団の歴史なのである。

 問題は、在日コリアンがこの国で果たしてきた貢献について、日本政府はそれを正当に評価する視点を伝統的に持たないし、また、在日コリアンの側もそれを訴える運動戦略を採ってこなかったということだ。

 「人権」「平等」が分配の正義として通用した時代なら、「在外公民」として理不尽を訴えるだけで一定の改善は得られたであろう。だが、現代はリスク社会である。たとえ、根拠のない、偏見交じりの不安であろうとも、それを解消しないかぎり、理不尽な扱いも解消することはない。民族運動にもイノベーションが必要な時代である。そろそろ、在日コリアンはリスクなどではなくメリットであり続けたのだという事実を、自覚的に広く共有する戦略へと転換するべきであろう。」

 

※ ここまで書かれると、絶句…かな? 

一般的に、ある国で、(その半数ほどの数十万人が密入国して入り込んだ)外国人(全体)が、帰化しない「外国人」のままで、《絶対多数の国民から、昔から今まで、「差別と不平等」扱いをされ続けている》という状況で、つまり、常に不利益な扱いをされ続けているにもかかわらず、その国民と「相同」になれる可能性がある、と思いますか? 
・・・「人権先進国」の米国やヨーロッパでさえ、ありえないこと。

 在日コリアンにおいてその《非常にまれな例外》が起きていることは、《伝統的日本人は全体として、世界でもまれな ”温厚で、寛容な民族”だ》 ということを示しているということだ。

 ”異国の地において、努力してここまで来た”というのはよくわかるし、また、(1970年代までは)「厳しい差別」行為を受けてきたとの主張を否定はしない。

 しかし、全体としてみれば、《不法入国者として強制送還されず、しかも、「特別永住者」として他の外国人集団よりもはるかに優遇・支援されてきた》 事実を冷静に見返せば、「恩をあだで返す」ようなことを言うと、”ばちが当たる”と思うが…

 

●在留北朝鮮人はまちがいなく大きなリスクだ。

●在留韓国人

 本国では、韓国人とメディアが ”日本攻撃”や”日本人差別” に忙しいようだ。 
 とても残念だが、 「東日本大震災」が起きたとき、”ばんざい”して喜んだ韓国人がたくさんいたことを、多くの日本人は忘れることはないだろう。 民主党政権の時に、「天皇は土下座してあやまれ」と言った韓国大統領がいたことも。

 韓国政府や韓国人の多くが、今や、多くの日本人にとっては、かなりのリスクになっているのはまちがいない。 

 かつて、”日韓蜜月”と言われたことがあったような気がするが、記憶違い?

 

 「特別永住」韓国人の状況は、(今や「仮想敵国」にでもなったかのような) 本国在住韓国人とは、まったくといっていいほどちがうことは理解している。(※今や、韓国語が話せない「韓国人」がたくさんいる!)

 しかし、そうまでなっているのに、なぜ日本国籍を取って日本人にならないのか、あるいは、(差別されていると主張しているに)なぜ祖国へ帰らないのか、日本人の私にはかなり不思議に思える。(※毎年1万人ほどが日本国に帰化しているが、そのほかの40数万人の「永住」韓国人のこと)
 ・ 《先祖発祥の地は外国にある》 という人々は、世界中にたくさんいるので、なんら例外的なことではないのに?
 ・外国人なのにいつまでも日本にいて、いつまでも、「我々は差別されており、理不尽だ」と言い続けるのはとても不思議な現象。すぐ帰国できるのに。

 こんな現象をみると、《日本にいたほうが楽だから》、《日本に資産があるから》、《帰国したら生計がむずかしいから》、《帰国したら徴兵されるから》、《本国の方が差別がひどいから》 、《韓国語が話せないから》、など、いろいろな理由があるのだろうと想像する。

 

 しかし、戦後70数年、そろそろどちらかを選ばざるをえないときではないでしょうか? 

 このような厳しい世界情勢になってくると、実態を隠したまま、日本人の”寛容”をいつまでもあてにするのは在留韓国・朝鮮人にとってリスクが大きいような気がしますが…。それに、韓国が日本の「敵性国」から「敵国」になる未来さえ見え始めたのですからね。

 

 さて、ここまでは知らず知らず《「密入国1・2代目の在日コリアン》を想定していた。しかし、今や、3~4代目ぐらいまでいて、その「韓国人」たちは、”韓国語が使えない” のが普通だときく。2代目でも珍しくないらしい。

 この状況はとても不自然・・・世界中どの国ででも、その国の言葉しかつかえない「外国人」はできるだけその国の国籍を得ようとするだろう。「先祖発祥の本国」に帰っても生活できないのだから。

 ということは、在日コリアンのなかでも、1代目と、2代目以降では、かなり考えはちがっているはず… ということで、

~金氏の見解についての検討はここで終わり、次は、《金氏の見解についての、在留同朋からの意見》を調べてみる

<全リンク⇒ <「⒅ 日朝関係(戦後)の描き方」の後半 248249250251252253254255256257258259260261262263264265266・ 

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