時には、旅の日常

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西伊豆~南伊豆 美景・美食と温泉の旅-16~南伊豆での充実朝食

2017-09-13 22:43:35 | 中部/日本
 心地良い眠りから覚めた、この旅の最終日である3日目の朝…朝風呂を浴びてサッパリとしてから、宿の朝食をいただきます。

 <<西伊豆~南伊豆 美景・美食と温泉の旅-15>

 隠れ家的な一軒宿の温泉宿での、前夜の素晴らしい夕食で、朝食への期待も膨らましながら食堂へ。
 待っていたのは、期待に違わない、南伊豆の地物が揃った、素晴らしき朝の食卓!
 これからの1日への、気力体力の双方を十分に養ってくれた、美味を極めた朝食でした♪

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 宿泊した、「山湯の宿 花梨」の1階の部屋は、硝子戸を開けると、小さな池のある石庭風の趣向。
 水のある眺めは、心も潤してくれますね。

 池には2匹の魚が、のどかな朝のひと時を過ごしていました。



 とっても仲睦まじげであった、2匹の魚クン達。
 つがい、なのかな?

 池の水の中で、気ままにノンビリ、気の向くままに泳ぎ回っていました。
 それぞれが気ままに泳いでいると思えば、次の瞬間には、戯れあって一緒に泳いだり…と、見ていて自然と微笑ましくなる魚クン達でした^^

 この後の朝食時に、宿のご主人に子の魚クン達のことを伺ってみると、以前はもっとたくさんのお仲間と一緒に池にいた、とのこと。
 他のお仲間は、何とカワセミの餌食となってしまって(T_T)、この2匹は、ここまで成長した最後の生き残りなのだそうです!
 穏やかそうな見てくれとは裏腹に、逃げ場のない過酷な環境を生き抜いてきた猛者だったとは…どうか彼らがこの先も、平穏に生を全うすることができますように!!
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 …さて、朝食の時間となり、食堂へ。
 思わず頬もほころぶ、充実の品々が、食卓を飾っていました!
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 殊に、中央にデンと置かれたマアジの干物と、その右のカニのお味噌汁の存在感に、目を見張ります(^г^)
 海藻の小鉢も、美味しそう…♪

 温泉はもちろんのこと、食事もまたハイレベルな、花梨さんの素晴らしいおもてなしです。



 絶品!であった、マアジの干物。
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 給仕しながら、色々とお話をしてくださるご主人曰く、ご自身で釣り上げたマアジなのだそうです!
 ここまで大きなアジには、そうそうお目に掛かれそうにありません。
 それ程に、堂々とした、立派なアジでした。

 その大きさと共に、良く締まって弾力にとんだ身の美味しさも、特筆モノ!!
 ボリュームたっぷりに、その旨みを心ゆくまで噛み締めることができる、朝一番の幸せな気分に包まれながら、極上マアジを味わっていました♪



 お椀から飛び出さんばかりの豪快さも素敵な、カニのお味噌汁。
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 食欲をいたく刺激させられた、鮮やかな紅がとても印象に残りました。
 ホジホジしながらいただく身と、汁に染み出た出汁の美味しさとを、同時に堪能。

 カニの身が大きいので、このお椀も、心もち大きめのような感じ。
 このカニ汁とマアジの干物とで、シッカリとお腹が満たされました!



 ヒジキ等の、海藻の小鉢2つ。

 干物と汁物とのバランスを考えられた、程良いボリューム^^
 お腹に優しい味付けで、無理なくこの日の活動の栄養源となってくれそうですw

 海産物好きには、堪えられない美味しさとボリュームとで大満足であった、花梨さんの朝食でした。




 そしてもう1つ、これまた立派な温泉玉子。
 殻を割ると、滑らかな半熟の中身が、ツルンと出てきました。

 もちろん、花梨さんの敷地から豊富に湧き出している温泉で茹でた、温泉玉子です!
 黄身の大きさも素晴らしく、おかわり自由のご飯が進むw

 すっかり満腹となって、美味しく完食した、花梨さんの朝食でした。
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 朝食後、チェックアウト。
 出発の間際に、花梨さんで湧く温泉の源泉を、見せていただきました。

 濛々と上がる湯気に、変色した基礎の部分…正にここから温泉が湧いている…といった実感が、呼び覚まされます♪
 ここまで間近に、源泉の施設を見たのは、初めてかもしれません。



 ご主人が、源泉から湧きたてのお湯を、見せてくださいました。
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 ご主人が栓を開くと、湯気と共にお湯がもの凄い勢いで、迸り出てきました!
 この豊富な湯量を宿の浴用としてふんだんにかけ流している他、近隣の宿へも、この温泉を供給しているとのことです。

 自分の敷地から、こんなにも豊かな温泉が湧きだしているとは、何とも羨ましい限りですね。



 ひとしきり源泉を見学させていただいてから、レンタカーの相棒を借りた三島へ向け、いよいよ花梨さんを出発します。

 山影にひっそりと佇む一軒宿である、花梨さん。
 ゆったりと寛ぐことができる、隠れ家的な環境で、温泉と食事の極上なもてなしに浴する、とても素敵な時間を過ごすことのできた一夜でした。
 リピーターのお客さんが多いというのも、頷けます。

 私も、是非また再訪したいと、名残を惜しみながら、花梨さんを発ちました。

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