niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

4月28日 權ノ神岳

2013年04月29日 | 權ノ神岳
晴天予報のゴールデンウィーク初日。
菅名岳からの川内山塊の山岳展望を調べているうちに、もっと近くから眺めたいと思うようになり、
權ノ神岳が気になりだした。そうなるともう行かずにいられない。
期待したほどの快晴ではなく、家から見える粟が岳山頂にも雲がかかっているが、次第に晴れてくるだろうと8号線を飛ばす。
南区の桃の花も期待したが、曇りのせいか、以前見た時より鮮やかではない。まだ早いのか?
上高柳から車を進め、07:30松平橋。橋の手前に数台の車が路駐している。この橋は渡れないのかと、橋の手前のスペースに駐車し身支度していると軽トラックが橋を渡って行った。なんだ通れるんだと先に進む。
すぐに広いスペースがあり、1台駐車しているので、その隣に駐車。
08:00歩き始める。鈴とラジオで熊対策。
08:09すぐに青木ノ滝との分岐を右へ。デブリが道をふさいでいる場所がある。踏み痕はない。きょう誰も登っていない、ということはないだろう。下に車はたくさんあったし。少し不安になる。
道の両サイドに蕗の薹が沢山。すでに薹がたっているのもあるが、葉の開いていない食べ頃のものまで色々。もう、今シーズンの蕗の薹は終わりだと思っていたので先ほどの不安なぞどこかへ。
08:21次の分岐。右は登山口、左は橋立と書いてある。橋立で宝蔵山と權ノ神岳への道が分岐するのだ。が、ネットで、橋立と書いてあるから左に行ったら間違いで引き返したという記述を見ていたので、なるほどこれかと右へ行く。
ラジオはムッシュかまやつ。ボビー・コールドウェルのSpecial to meとか、ジョニ・ミッチェルのアメリアなどが大音量で流れていく。
他に登山者がいたら怒られるかな、と思うような音量。それくらい熊が怖い。
08:56高柳・小乙分岐。
09:24雪が多くなり、軽アイゼンを付ける。橋立まで直線距離で500mくらいの位置。雪が多くなり、やはり踏み痕はない。きょうはまだ誰も登ってないのだ。この辺りの道は迷うところはないから大丈夫だが、この先は?
09:38橋立。 08:21の分岐を左に行くとどこに通じているのだろう?分岐を右に。イワウチワが多く咲く夏道を登ると、權ノ神と粟ヶ岳が迫る。ただ山頂付近は雲の中。晴れてくれぇ。

宝蔵山、白山を背後に長坂尾根を行く。

橋立以降、時々夏道は現れるが、トレースなしの雪上歩きで、とにかく雪庇を踏み抜くことがないよう、出来るだけ右端を辿る。
どんなに広い場所でも、とにかく右端。ただ、下山時に、もっと余裕があることがわかるのだが。




12:00權ノ神岳山頂着。誰もいない静かな山頂。
途中でも気づいたが、山中の案内はすべて権ノ神と書いてある。
読みやすいが、やはり權ノ神のほうが違和感がない。


山頂からの眺め。

粟殿


一本岳の迫力


以下白山から右へ。カシミールと見比べないと山座同定は無理でした。



























12:45 頭上の雲がすっきりと取れることはなく、下山開始。
下りになって長坂尾根を見下ろせるようになると、まるでスキー場のような広い斜面が広がっていることがわかる。登りは雪庇を心配して右端ばかり辿ってきた。よく見ると、崩れる心配のない(ような)広大な斜面。気ままに歩いていると、登りの自分の足跡もわからなくなる。
油断は禁物だ。








14:00 橋立
下りのラジオはいつもの山下達郎。
大抵福山雅治が登場するまでには車に戻っている。
橋立過ぎると、自分のものではない下り方向の新しい足跡に気づく。宝蔵山から来たのだろう。
15:30 駐車場
帰路、加茂市街を走っていると川の上にたくさんの鯉のぼりが。ゴールデンウィークなんだと実感する。

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花冷えの黒岩夫婦桜

2013年04月22日 | 
きょうこそは、菅名岳と思っていた日曜日。前日から雨となり、山沿いは雪の予報も。
雨に濡れながらの登山はご遠慮。
ただ、小山田の彼岸桜は見頃を迎えているので、これだけ見にゆこう。
登らないので時間もあるから、先に阿賀町の黒岩の夫婦桜も見に行こうと49号線を走る。
安田を過ぎた頃から、雨にみぞれが混じるようになり、阿賀の里辺りからは雪になった。
楊川改良の新設なったトンネルの手前で右折。またすぐに右折すると、左手見上げる位置に目指す夫婦桜。
ただ、そこから上る農道の坂が急で、シャーベット状になりそうな勢いで降る雪にビビり、慌ただしくシャッターを押す。






















49号線を引き返し、馬下橋から小山田へ。
小山田彼岸桜樹林帯。ここの駐車場から菅名岳に登り、鳴沢峰、花見山を辿り、最後に桜を愛でる予定だったが、
桜だけになってしまった。
駐車場に着くと、すでに5、6台の車。樹林帯でこの方々に出会わなかった。皆さんは菅名岳に登ったんだろうか?
すでに熊に出会う季節だろうと、傘に鈴をつけて、樹林帯へ。












昼に帰宅。
午後になると雨があがる。
3時ごろ、家の前の道路も乾いてきた。このまま家にいてもしょうがない。
角田山の妙光寺ルートをやってしまおう。
402号線を飛ばし、宮前口から。
妙光寺から登らないのは、単に登り口がわからないから。
347m三角点手前で右折し、281mピーク(城山)を目指す。踏み痕はあるが、やはり藪がちである。
281mピークはもうちょっと海の眺めがいいかと思っていたが、期待したほどではなかった。
ただ足元にフキと思われる葉が沢山。てことは雪解けの頃ここに来ると、蕗の薹が沢山採れるのかな?
しばらく下ると竹藪出現。猛烈な竹藪に前進を阻まれた1月の嫌な思い出が蘇る。
が、心配したほどではなく、それで油断したのか、踏み痕を見失なう。
まあ尾根を外さず、下ればほどなく妙光寺のはず。
右下のほうから沢音が聞こえてくる。しばらく下るとロープが張られているのをみてルートにもどったことがわかった。
沢を見下ろすところまでくると、前方に妙光寺のお墓が見えた。また踏み痕を見失う。どうやら沢の右岸に踏み痕があるようだ。
ここで沢に降りた。あまり登りには使いたくない場所だ。御坊沢というらしい。
面白味のあるルートじゃないが、雪解けの頃、また来てみようと思う。
以前拝借した地図を見ると、この周辺には、まだコノイリ沢をつめてゆくルートや347mピークから湯之腰に通じるルート、大沢コースなどが記されている。妙光寺もそうだが、これらマイナーなコースはこれからの季節は大変なんだろうな。
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4月14日 予定変更しカタクリ咲く角田山へ

2013年04月16日 | 角田山・弥彦山
久々の晴天の日曜日。菅名岳から鳴沢峰を辿る予定で小山田彼岸桜樹林帯入口の駐車場まで来たが、急用ができ新潟市にとんぼ返り。
思ったより早く仕事が終り、その足で角田山へ向かった。
まだ登ったことのない、あるいは登ったけど、ほとんど記憶にないコースを片付けてしまおうと、浦浜から登り、五ケ峠に下り、車で小浜に移動し、観音堂まで行き、灯台コースを降りた。









携帯の万歩計で2万歩ちょっと。
小浜コースから頂上に着く直前で足が攣りそうになったが、なんとか持ちこたえた。(情けない。以前、山頂小屋でお見かけした角田の主と思しき御老人は1日に5コース辿ったそうな)
これで、角田山の主だったコースは大体登ったことになるか?

緑色のラインが辿ったコース。(線の太い、細いは関係なし)。緑の点線は妙光寺からのコース。藪が酷くなる前にここも登ってしまおうか。
(因みに、古い地図なので、上堰潟公園は載ってないし、シーサイドラインが有料になってる)





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