groove blog classic

競馬の話題を中心にしつつも、日常の出来事などを切り取り書いていきたいブログ

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2006-01-16 00:05:55 | other
NHKの大相撲中継にデーモン小暮閣下が13時~18時まで出演ということで、まだ三段目の取組の時間帯の13時から(競馬中継などで途中切り替えはしたものの)番組を見ることにした。

感想としては、これまでで今日ほど見ていて面白い大相撲の中継は無かった。画期的な大相撲中継といってもいい。よくスポーツ中継に芸能人・有名人がゲストととして出演することはあるが、閣下は相撲について造詣が深いというどころのレベルではなく、まさに好角家と称するに相応しいほどの相撲の話の引き出しを持ち合わせているので、そういった知識の面からも楽しませてもらった。

何より面白い話が続いていても制限時間が来たら土俵に切り替えるというのが、本当に相撲を尊重しているんだなというのは伝わった。あと、伝統に関する話(『形だけ伝えても意味がない、多少形を変えてもその精神を伝えることに意味がある』といった話)は一理あるなあと思った。

閣下の容姿やキャラクターの面で、ステレオタイプな批判もおそらくNHKに寄せられるかもしれないが、そういうのが予見されるであろうことを承知で閣下に公共放送の大相撲中継へ出演のオファーを出したNHKにも敬意を払いたい。

一般論としてスポーツ中継に呼ぶゲストの人選を間違えたら、番組が壊れかねないからその選択は難しいと思う。もう10年くらい前だろうか「スーパー競馬」でGI当日には芸能人のゲストを呼ぶ時期があったが、ひどいものだったのをうっすらと覚えている。

とはいえ、コミュニティ内の当事者ではないがその分野に対して造詣の深いという人は、“外部からの刺激”という面で、あってほしいもの。競馬の場合だとかつては故 寺山修司や大橋巨泉氏などがその役割を果たしていたのだろうが、今ならば誰だろう、いるだろうか?

逆に井崎脩五郎氏は、TBSの「噂の東京マガジン」で中吊りの評論をしていたり、NHKラジオの「疑問の館」に不定期で出演していたり、そしてフランス書院にコメントを寄せていたりと、競馬の域にとどまらずに広い分野で活躍していて、さすがと思う。

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