40代の歩き方

見たこと聞いたことを徒然なるままに

隠蔽

2017-03-15 22:47:28 | 日記


昨年7月首都ジュバ(南スーダン)の戦闘状況を記した日報を破棄したと説明していた10月、

安倍政権は新任務(駆けつけ警護と宿営地の共同防衛)を付与した自衛隊の派遣を推し進めていました。

しかし、その派遣後、破棄は誤りであり、日報は発見されました。

その保管場所は「統合幕僚監部」でしたが、

今回の報道が指摘していることは、陸上自衛隊が一貫してデータを保有していたこと、

そして、その「消去」が指示されていたという本当におそろしい内容です。

その部分を以下に抜粋しておきます。


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「「日報」 陸自が電子データを一貫して保管 “消去”指示か」NHK 2017年3月15日

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170315/k10010912591000.html


ところが、実際には、陸上自衛隊が日報の電子データを一貫して保管していたことが複数の防衛省幹部への取材でわかりました。それによりますと、陸上自衛隊に電子データがあることがわかったのはことし1月中旬で、部隊を指揮する司令部の複数のコンピューターに保管されていました。このことは、陸上自衛隊の上層部に報告され、いったんは公表に向けた準備が進められたということです。この時の方針は、陸上自衛隊で日報のデータが見つかったことを認めた上で、隠す意図はなく今後公表するという内容だったということです。

しかし、その後、これまでの説明と矛盾するため外部には公表しないという判断になり、さらに、先月になってデータを消去するよう、指示が出されたと幹部は証言しています。


防衛省幹部の1人はNHKの取材に対し、「日報の電子データは陸上自衛隊の司令部もダウンロードし、保存していました。しかし、『いまさら出せない』となり、公表しないことになった経緯があります。いま現在、司令部のデータは消去されたと聞いています」と証言しています。

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なぜ、陸上自衛隊がこうした隠蔽に加担するのでしょうか。

推測できる理由のひとつは予算です。

安倍政権の下で防衛費が増額していますが、

日本の領土防衛を名目に海上自衛隊・航空自衛隊の予算が拡充するなか、

陸上自衛隊だけがその時流に乗れていない状況が生まれています。

こうした点から日本の領海の外側でも米軍との軍事協力を推進したい

安倍政権の側から求められる実績作りが制服組のなかから協力者を生みだしたのではないか。

つまり、「隠蔽」劇の背景に

派遣ありきの政治的意思とともに古典的な組織防衛の論理があるように思います。











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