40代の歩き方

見たこと聞いたことを徒然なるままに

ポスト第一主義

2017-04-25 01:08:02 | 日記


既存の政党が失墜する代わりに、

自国第一主義を掲げるポピュリストが各国で台頭している。

既存の政党は、

保守政党もリベラル政党も経済政策ではどちらもグローバル化を支持し、

その恩恵にあずかれない人々(没落する中産階級)を放置してきた。

株価が良くても生活の改善を実感できない人々は、

やがてポピュリストにのせられて移民・難民を攻撃し、

またナショナリズム(第一主義)を批判しイスラムを擁護する左派的な知識人を攻撃する。

本来はグローバル化で最も恩恵を受けてきた特権階級を攻撃すべき、

適切な再配分政策とタックスヘイブンの規制を実施するべきなのだけど、

トランプを見てわかるとおり、ウォール街にはメスを入れない。

メキシコ国境に壁を作り、朝鮮やシリアで緊張を高め、国民の目を外部へと向けさせる。

その間に、規制緩和(小さな政府)と公共事業(大きな政府)という本来同時には行わない政策を

まさにアベノミクスを踏襲するかのように、実施した先には、やがて経済が行き詰り、

先の世界大戦と同じ構造が待っている。



結局のところ何も信じられなくなった不確定な世界で

拠り所を失った人々を民族主義がその大きな口を開けて待っている。

互いを憎しみ合わせることでしか、

隣にいる人間と連帯できなくなっている、

すっかり脆弱になってしまった社会を

いかに再生させるかがいま世界に与えられた大きな課題なのでしょう。










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