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日本の北朝鮮政策にも影響か?フォード氏が対北朝鮮政策の決定に相当な影響力を発揮するものと予想される。

2017-02-01 | アメリカの対応
対北朝鮮強硬派、ホワイトハウスに合流…国務副長官にもタカ派人物の起用が有力

登録 : 2017.01.27 03:29 修正 : 2017.01.27 07:18



ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)アジア担当上級補佐官に指名されたマット・ポティガー氏(43)=資料写真//ハンギョレ新聞社
 ドナルド・トランプ政権に対北朝鮮強硬派が合流すると共に、タカ派性向の対外政策専門家の起用も取りざたされている。

 ワシントンポストは25日(現地時間)、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)の不拡散・核担当補佐官として、クリストファー・フォード氏が合流したと報じた。フォード氏はブッシュ政権時代にネオコン(新保守主義者)で対北朝鮮強硬派だった国務省のジョン・ボルトン国務次官(軍備管理・国際安保担当)の下で検証・順守局副次官補として勤務した。その後、上院外交委員会、銀行委員会、歳出委員会で首席諮問委員として活動した。

 フォード氏は、北朝鮮の核兵器プログラムなどにかなり精通しているが、北朝鮮との核交渉については懐疑的な見方を示している強硬派として知られている。北朝鮮の核・ミサイルプログラム関連政策は国家安保会議アジア地域担当と不拡散担当補佐官が互いに調整する。現在、アジア担当上級補佐官に指名されたマット・ポティンガ-氏は、北朝鮮問題については素人と言われる。このような点を考慮すれば“ボルトン人脈”に分類できるフォード氏が対北朝鮮政策の決定に相当な影響力を発揮するものと予想される。

 これとともに、国務省のナンバー2である副長官の席にも、対北朝鮮強硬派の名前が取りざたされている。ワシントンポストはエリオット・エイブラムス元国務次官補とポーラ・ドブリアンスキー元国務次官の2人が国務省副長官の座をめぐって競合中だと報じた。ブッシュ政権の特別補佐官を歴任したエイブラムス氏は一時「ネオコンの最後の希望」と呼ばれたタカ派性向の人物として知られている。ドブリアンスキー氏も、ブッシュ政権で国務省の民主・国際問題担当次官を経た。実務経験のないレックス・ティラーソン国務長官候補者に代わって、副長官がかなりの役割を果たすものと見られる。

ワシントン/イ・ヨンイン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)