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駐韓米軍:今年龍山基地の主要な移転が完了  龍山駐屯から64年ぶりに終止符   

2017-07-11 | 新韓国の民主的変化

9千億円さらに費やし「遅れての移転」…米8軍、11日から平沢へ

登録 : 2017.07.11 00:07 修正 : 2017.07.11 08:56 

米軍基地移転、失われた10年

米8軍司令部、11日に平沢で入居式 
来月までに移転完了する計画 
今年龍山基地の主要な移転が完了 
龍山駐屯から64年ぶりに終止符 
 
当初2008年完了を計画したが  
戦時作戦権返還の無期限延期の代わりに 
連合軍司令部を残し、移転協定を無力化 
事業費用は7兆ウォンから16兆ウォンにふくらみ 
文大統領、3年前に「再批准しなければならない」

 

 ソウル市龍山(ヨンサン)の米8軍司令部が、来月までに京畿道平沢(ピョンテク)のキャンプ・ハンフリーへの移転を完了する計画であることが確認された。龍山基地の大規模な部隊移動は今年末までに予定されており、在韓米軍自体を意味してきた米8軍が龍山から撤退するのは駐屯から64年たって初めてだ。

 

 しかし、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時に協定を結んだ「基地移転事業」は、保守政権を経て10年ほど遅れ、費用も16兆ウォン台(約1兆5800億円、一番最近の推計・2010年基準)にふくらみ、ぼろぼろになった。本格的な争点にならざるを得ないと思われる。朴槿恵(パク・クネ)政府が既存の約束を覆し、2014年龍山基地に韓米連合司令部を残すことにした決定は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が議員時代に強く批判してもいる。

 

米軍基地移転が当初計画から何度も遅れ後退して、費用も16兆ウォン台に増えた(2010年計算)。米8軍は来月、残りの主要部隊は今年末に移転を完了する方針のソウル龍山基地の風景=イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社

 在韓米軍の関係者は9日、ハンギョレに「龍山基地の8軍・在韓米軍司令部などが7月初めから順次移転する計画」とし、「小規模基地移転が進められてきたが、龍山基地の主要な移転は今年末、京畿道北部の2師団の移転は来年完了するだろう」と明らかにした。8軍司令部の入居式(リボンカッティング)は11日、平沢基地で開かれる。米軍側は引っ越しのリハーサルも行った。「8軍が4~6週以内に到着すれば、平沢基地の規模が1200人増加」するなど、今後龍山基地と2師団の兵力・家族など1万2千人が移転していく計画という。

 

 韓米両国は2002~2004年、龍山基地移転協定を結び、国内に散らばった40の米軍基地を平沢と大邱(テグ)を中心に統廃合させることにした。これに根拠を置いた「在韓米軍基地移転事業」は、当初は2008年が完了時点だった。最初は両国の合意による米軍最大規模の海外駐屯地建設事業として、同盟の新しい試験台と評価されてきた。

 

しかし、龍山基地移転の趣旨は大きく毀損された状態だ。韓米連合司令部などの条件つき残留施設がますます増えてきたためだ。大使館職員宿舎、防護施設などまで残り、しばらくは基地本体の25%以上(一部推定を含む)が残ることになりそうだ。

 

 韓米連合司令部は龍山基地移転協定上、在韓米軍・在韓連軍司令部と共に一番先に平沢基地に移転(2006年末)することになっていた。「ソウル都心の米軍施設を迅速かつ完全に韓国国民に返還しなければならないという願望を反映させたもの」(2004年未来韓米同盟政策構想会議)だった。しかし、朴槿恵政府は2014年10月、米国に要請し戦時作戦権返還を無期限延期した代わりに、米軍の要求どおり韓米連合司令部は龍山基地、2師団の火力旅団は東豆川(トンドゥチョン)基地に残すことを決定した。現在まで協定改正や国務会議の審議もなく、違憲の可能性が提起されている。

 

 事業初期7兆ウォン(約7000億円)台だった基地移転事業費は16兆ウォンを超えた。韓国8.9兆ウォン、米国7.1兆ウォンと国防部は言うものの、実は全体の94%(15兆ウォン)前後が韓国の負担だ。これも2010年の推計であり「再推計中」と明らかにした2017年、事業費はどう変わるか分からない。

 

 米軍が龍山基地移転を事実上終えようとしている今年下半期が「基地移転の正常化」を議論するほとんど最後のチャンスだという指摘が出ている。少なくとも連合司令部が残留するのかどうか、またその規模などをめぐり、協定改定などを通じて明確にしなければならないということだ。

 

 2014年の国政監査で、文在寅大統領(当時、新政治民主連合議員)は「南北間の国防費は15倍、経済力の差は40倍を超えているのに、戦時作戦権の返還ができないというのは話にならない。東豆川・龍山に米軍がさらに残留するようになり発生する法的・行政的・財政的問題を説明し、(協定の)国会批准を再び受けなければならない」とし、「恥ずかしくないのか」と問い詰めた。当時国防部(ハン・ミング国防長官)は「恥ずかしいとは思わない」と答えた。

 

イム・インテク、イム・ジソン、チョ・イルジュン、チェ・ヒョンジュン、スティーブン・ブローウィック記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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