日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

朴槿恵政権の退陣を求めて「全琫準闘争団」やキャンドル集会などの国民行動にも参加した。

2017-07-12 | 新韓国の民主的変化

“肥沃な土壌に民族が育つ”/

朝鮮学校に対する差別反対、南朝鮮の農民代表団が来日

千葉初中の児童、生徒、教員らと記念撮影

朝鮮学校に対する差別問題解決に取り組む南朝鮮の支援団体である「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」(以下、「ウリハッキョ市民の会」)、全国農民会総連合(全農)、全国女性農民会総連合(全女農)などのメンバーで構成された訪問団「朝鮮学校差別反対!高校無償化適用要求!金曜行動参加団」が来日(6月29日~7月2日)した。

歴史を変えるために

昨年10月末に訪問団の一員として来日した全農や全女農の代表たちは帰国後、朝鮮学校を応援するために地方組織との連携を図り、各地の代表らで今回の訪問団を構成した。

メンバーは自由主義経済に抗い、民主化と統一運動に力を尽くしてきた農民たち。朴槿恵政権の退陣を求めて「全琫準闘争団」やキャンドル集会などの国民行動にも参加した。

訪問団14人のうち、ほとんどが初来日。朝鮮学校に対するある程度の認識はあったものの、現実とのギャップは大きかった。

千葉初中では金有燮校長や教員たちとの座談会で民族教育について知ると同時に、日本政府と行政の差別によって学校が置かれている危機的状況に言葉を失う。JR通学定期券割引率差別に反対し、千葉県のオモニ会が運動の先頭に立ったのが1987年。30年が経った今日も、4月に行政が決定した同校の地域交流事業への補助金凍結のような差別政策が朝鮮学校を締め付けている。

そんな中でも伸び伸びと学び、天真爛漫な姿で小公演を披露してくれた児童、生徒たち。

共に「我らの願い(우리의 소원)」「また会いましょう(다시 만납시다)」を歌った農民たちの目には涙があふれた。

翌日には東京中高を訪問。慎吉雄校長との懇談を通じて、改めて1、2世同胞たちの血の滲む努力や共和国の配慮によって紡がれてきた朝鮮学校の歴史を深く認識した。

オモニたちとの座談会では子どもを立派な朝鮮人に育てようとする信念に胸を打たれ、祖国訪問を控えて胸を弾ませながら小公演の練習に励んでいる高級部3年生たちの姿に大きな拍手を送った。

「民族心を育む同胞たちと生命を育む農民たち。純粋な気持ちには重なる部分がある」(「ウリハッキョ市民の会」のソン・ミフィ代表)。だからこそ農民たちの胸には波のように感情が押し寄せた。

文科省での要請活動では思いの丈を語った

文科省へ向かい、担当者に手渡した要請文には切実な思いが綴られていた。

「果樹園の世話をする農夫は、ある樹には真心を込めて手入れをするが、ある樹には肥しも与えず、害虫もほったらかしにするような差別はしません」。

それぞれの思いを述べた参加者のうち、ある男性は語気を強めながら語った。

「私の父は1944年、日本に強制的に徴用され苦労した一人だが、現在も異国の地で植民地の痛みに苦しんでいる人々がいることに怒りを禁じえない。日本政府は人間の尊厳や常識に則って在日同胞に対する差別を無くしてほしい」

一行は朝大生たちが毎週、文科省前で行っている「金曜行動」に参加。朝大生、朝高生、保護者、日本の有志らと共にシュプレヒコールを叫び、激励のメッセージを送った。

「もどかしい反面、あなたたちの堂々とした姿が誇らしい。南の1700万のキャンドルが政権を代えたように、絶えまない闘いが歴史を変える。朝鮮学校に対する日本政府の不平等を南朝鮮社会に伝え、人々の声を十が百、百が千、千が万と拡散させられるように、立ち止まらずに行動を起こしたい。共に勝利への道を突き進んでいこう」

最後に、南朝鮮の保守政権下で9年間斉唱が禁止されていた「あなたのための行進曲(님을 위한 행진곡)」を声高らかに歌った。

「孤独な思いはさせない」

東京・青山霊園にある「解放運動無名戦士の墓」の前で誓いを立てた

訪問団は来日期間中に金剛山歌劇団の公演を鑑賞。芸術性の高さだけでなく、民族芸術を通じて統一に寄与しようとする団員たちの気概に感動を覚えていた。

また1日には、東京・青山霊園の一角にある「解放運動無名戦士の墓」を訪れた。墓には4.24教育闘争時、日本の警官に銃殺された金太一少年、闘争の首謀者として投獄され、仮釈放後に他界した朴柱範先生が合祀されている。訪問団は黙祷を捧げ、追悼詩を朗読した。

4.24教育闘争について解説を行った在日朝鮮人歴史研究所の呉亨鎮顧問は、幼少期の体験談を語りながら、「来年4.24教育闘争70周年を迎える。しかし在日朝鮮人の民族教育に対する弾圧はいまだに続いている」と述べ、「国内外を問わず、民族の血が通い志を同じくする者同士で知恵と力を合わせて高校無償化適用など民族教育の権利を勝ち取っていこう」と力強く呼びかけた。胸を打たれたメンバーたちは涙を流しながら墓前で誓いの歌を歌った。

「私たちの活動を呼び水にして、在日同胞たちが民族性を育んでいく肥沃な土壌をもたらさなくてはいけない」(50代女性)、「朝鮮学校では、南で希薄になりつつある言語や文化、統一に対する思い、すなわち民族の核心を肌で感じた。何度も学校を訪問する過程で交流を深め共に困難を乗り越えていきたい」(50代男性)、「朝鮮学校に対する差別に加担してきた南政府を恥ずかしく思う。子どもたちに孤独な思いはさせたくない。諸問題の根本的な原因は朝鮮半島の分断にある。一日でも早く統一を実現させたい」(50代男性)

団長を務めた全農のチェ・サンウン副議長は、引き続き広範な農民団体に呼びかけを行い、様々な形で民族教育をサポートしていきたいと語った。

(李永徳)

 

ジャンル:
きいて!きいて!
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 駐韓米軍:今年龍山基地の主... | トップ | – 朝鮮が弾道ロケット試射を... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

新韓国の民主的変化」カテゴリの最新記事