ムルティンに乗って

ドカティのムルティストラーダに乗って体験した素敵な想い出を
綴っていきます。

納車!

2004年05月16日 | My Multin
2004年4月24日(土)

ワクワク、そして目をショボショボさせながら(いつもそうなんだけど、納車の前日は気持ちが高ぶって良く寝れない…)お店に行くと、真紅のムルティンが春の陽光を浴びて光り輝いていた。

一週間前、ムルティンにアエラのバックステップとカーボンリアフェンダーを付けて999Sと等価交換する契約を交わしたのだ。もちろん、999Sに付けていたSTMのスリッパークラッチとクラッチピストン、スパイボールも移してもらう条件で。
ムルティンの第一印象は「妙なバイクだなー」だったけど、試乗して気になり雑誌などで眺めていると次第にその独特なスタイリングが実は結構999Sに似ているところが多く、「さすがテルブランチ、いいなあー」に変わって行った。それに、これで僕は現行テルブランチ3部作(SS、999、ムルティストラーダ)全てを制覇することになった。これは、テルブランチのデザインフリークである僕にとって、この上ない喜びでもある。

一通りの説明と記念撮影の後、ヨッと跨ると車高が高くデカイ車体に一瞬たじろぐ(999Sをチーターとすると、ムルティンはキリンだな…)。

なんだか寂しそうに佇む999Sに「短い間だったけど、ありがとう」って別れを告げると、思わず涙が出そうになった…。
後ろ髪を引かれる思いで、僕はムルティンのアクセルを開けた。

992ccデュアルスパークエンジンは、前に乗っていたSS1000DSで既に折り紙つき。街中を流しながら「やっぱ、自分には空冷のこのエンジンがピッタリだー」って再確認した。
交差点などの右左折は、アップライトなポジションでとても楽。
慣れが必要なのは、信号などで停止した時の足つきの悪さ(車高が高いうえに、ステップが丁度足を下ろす位置にあり、前後どちらかにずらさなければいけない!)と停車時のデカイ車体の取り回し。あと、ハンドルが左右に張り出している分、すり抜けはかなり慎重になる。
だけど、そんな弱点などほとんど気にならないほど乗ってて楽しいバイクだよ、ムルティンは。
コイツとはどこまでも走って行けそうだ。
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ムルティンとの出会い

2004年05月09日 | My Multin
最初にムルティンに出会ったのは、2003年4月に東京ビッグサイトで開催された第30回東京モーターサイクルショーだった。ドカティブースの一番前列でコンパニオンのお姉さんに付き添われ、紅い車体を誇らしげに誇示していた。
だけど、僕の頭の中は当時乗っていたSS1000DSと999Sが独占しており、ムルティンを受け入れる余裕など無かった。

月日は流れ2004年の初め。
そこには、満を持して購入した999Sで、望むべくして得たはずの最強のスピードの世界に疲れと恐怖を感じ、バイクに次第に乗らなくなっている自分がいた。

高校以来乗っていなかったバイクに再び跨ったのはどうしてか?
五感を研ぎ澄ませ、バランスで乗りこなすことで、年々沈静化していく肉体に再び熱き血潮を感じたいと思ったから。それに、四季移ろう景色を見、風を感じながら走り、その先々で美味しいものを味わう。これ以上の贅沢はないと思ったから。
この二つを叶えるために、もう少し自分に合った優しいバイクはないものだろうか?
いろんなバイクを試乗して回った。モトグッチ、トライアンフ、BMW…etc。

そして、出会った。
それがドカティのムルティストラーダ。
最初は全く念頭に無かったバイクだった。
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