旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

河内にも旨い酒 交野の森に大門酒造を訪ねる 片町線を完乗!

2017-08-11 | 呑み鉄放浪記

 夏の空に碧色の甍が映えている大阪城です。それにしても外国人旅行客が多いですね。ファミリーかカップルは欧米豪の方、旗持ちツアーは中国語圏の方、傾向ははっきりしていますね。どうか日本を観て、食べて、遊びつくしてください。

 

尼崎から京橋を結ぶ東西線は1997年に開通した新しい路線だそうだ。東西線を介して福知山線(宝塚線)から片町線(学研都市線)を繋ぐアーバンネットワークを形成している。木津まで直通する快速電車は暫く東海道線に並走したのち地下に潜って行く。

 

大阪城北詰駅は藤田美術館の敷地にぽっかり口を開けていた。東西線開通までは地上に片町駅があって片町線の起点であった。ここから大阪城をめざすと京橋口から登城することになる。 

京橋口は大阪城観光の裏口にあたり閑散としている。ランナーしか見かけない。でも、内濠と極楽橋、切り立つ石垣、聳える天守閣の風景は城郭の美しさを味わうにはBESTなルートだと思う。

極楽橋を渡ると山里門、そう豊臣秀頼公と淀殿が自刃したと山里丸にあたる。千利休の茶室があった閑静な風情を湛えた一角だ。 

 片町駅が廃止となってから、京橋駅が片町線の終点であり、東西線の起点になっている。周辺にはまだ9時台というのに串焼き店やら立呑み処が早くも暖簾を下げて誘ってくる。がここは我慢して片町線の木津行き快速電車に乗車する。 

 

2つめの放出(はなてん)で途中下車、ここから関西本線の久宝寺(きゅうほうじ)まで連絡する おおさか東線を潰しておく。おおさか東線は2008年に開通した新しい路線、再来年には新大阪まで延伸されるそうだ。

最新設備の高架複線の線路に国鉄時代の国電車両が走る、なんともアンバランスな風景ではある。放出に戻って、三度、木津行き快速電車に乗車する。びっしりと建て込んだ住宅街から、ちらほら田圃が見えてくると河内磐船に停車する。ここでも途中下車なのだ。 

 駅から徒歩7~8分、交野の森に「利休梅」の大門酒造を訪ねる。特にショップはないのだけれど、ずかずかと事務所を訪ねると、利き酒の歓待を受ける。なかでも季節限定の  "FRESH 純米吟醸 生酒" と "青山緑水 純米大吟醸 生酒" が旨い、和食はもちろん、フレンチやイタリアンでもマリアージュしそうだ。土産にクール便で送ろう。

 四度の木津行き快速電車に乗車する。片町線は生駒山地の北辺を舐めるように走る。打って変わった里山風景を眺めながら、仕込んできた "純米吟醸 利休梅" を愉しむ。こちらは華やかな香りの辛口の酒だ。

純米吟醸を飲み終わらないうちに、快速電車は木津に終着する。木津駅では関西本線、奈良線、片町線が三つ又に分岐している。1番ホームの北端に0キロポストを見つけた。片町線と奈良線共通のものらしい。7両編成の快速電車は慌ただしく大阪方面へ折り返して行った。モーターの焼けつく匂いだけをプラットフォームに残して。

   東西線 尼崎~京橋 12.5km  
   片町線 京橋~木津 44.8km
おおさか東線 放出~久宝寺  9.2km 完乗 

 

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