旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

ああ長崎 思案橋ブルース 長崎電気軌道を完乗

2017-05-31 | 呑み鉄放浪記 番外編

「行こか戻ろか」と思案橋、今では欄干の跡を残すのみだ。この時点で22:00。
結構時間がかかった路面電車の乗りつぶし旅なのだ。

長崎港の大パノラマを見下ろす南山手の丘にはグラバー邸、花々に囲まれた異国情緒あふれる観光名所だ。

旧三菱重工造船所第2ドックハウスのベランダからの長崎港、稲佐山の景観は圧巻なのです。

 

大浦天主堂から坂の住宅街を抜けると石橋電停、5系統の蛍茶屋行き電車に乗車して築町電停までが大浦支線だ。

 

築町電停は鎖国時代の約200年間、日本で唯一西洋に向けて開かれていた窓「出島」東側にあたる。

 

思案橋方面から4系統の蛍茶屋行き電車がやって来る。西浜町電停から終点の蛍茶屋電停までが蛍茶屋支線になる。

 

途中、電車は “おすわさん” と親しまれる諏訪神社前を右手にカーブして、R34を東へと向きを変える。諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」、豪華絢爛・異国情緒たっぷりなこの祭りは、日本三大まつりに数えらている。

諏訪神社前電停から3つ先、蛍茶屋電停は2、3、4、5系統の起終点。もう日が暮れていく。 

 

長崎駅前電停に戻って公会堂前電停までの2区間を3系統の電車に乗る。桜町支線だ。日本初のアーチ式石橋として有名な眼鏡橋、川面に映った影が双円を描き「メガネ」に見えるのが名前の由来だ。

 

最後に赤迫電停から正覚寺下行きに乗車する。1系統が走る路線が最長の本線だ。途中、浦上天主堂、平和公園など見どころを通るのだけど、この時間なのでPASS。 

 

電車にガタゴト揺られること30分、本線は正覚寺下電停に終着、目的の思案橋横丁はひとつ手前の電停だ。運転手は慌ただしく反対側の運転台に移動して、電車は早々に折り返して行った。 

 

思案橋横丁の「立ち呑みたたんば」、威勢のいい声に迎えられる。10人も立てばいっぱいのカウンター、先客は奥へ奥へと詰めて新しい客のためにスペースを空けるのが “お作法” の様だ。

 

長崎まで来るとラインナップは焼酎が中心、地酒は冷蔵庫に冷やしたワンカップでいただく。平戸は福田酒造さんの「福鶴」を1杯目、2杯目は今里酒造さんの「六十餘洲」、こちらは波佐見の酒ですね。午前中の肥前浜から飲み続けの1日、ほっとひと息、思案橋横丁で〆の1杯なのだ。 

長崎電気軌道 大浦支線 石橋~築町 1.2km
      蛍茶屋支線 西浜町~蛍茶屋 2.2km
       桜町支線 長崎駅前~公会堂前 0.9km
         本線 赤迫~正覚寺下 7.3km 完乗

 

『鉄道』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 肥前浜で祐徳稲荷詣でと酒蔵... | トップ | 舞鶴城と曳山酒呑童子 唐津... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。