旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

水戸岡鋭治デザイン電車に乗って!富士急行線を完乗

2015-06-15 | 呑み鉄放浪記 番外編

 「呑み鉄」番外編は、河口湖から大月まで富士急行線に乗る。看板電車はJR九州の「ななつ星」で有名な水戸岡鋭治氏デザインの「富士山登山電車」、さび朱色塗装は開業時のものだそうだ。レトロモダン調の展望車両で富士山を愛でながら地酒を楽しもう。

6月の河口湖畔はラベンダーやハーブが色付き始める頃だが、花を見に行く間もなく湖畔近くの「甲斐の開運」井出醸造店で、車中酒に吟醸と純米を仕込む。

 

快速・富士登山電車が始発となる河口湖駅は標高857m。キップ売場、土産物店、カフェ、レンタサイクル店、どこもかしこも訪日外国人観光客でいっぱい。なるほどゴールデンルートたる所以だ。

 

富士急行線はふたつめの駅で進行方向を変える、その名も富士山駅。2011年に富士吉田駅から名称を変えている。

富士山に向かって20分、大汗をかきながらメインストリートを登っていくと、北口本宮冨士浅間神社に辿り着く。美しい女神・木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)と、彦火瓊瓊杵尊(ひこほのににぎのみこと)の夫婦神を祭神としている。富士の噴火を鎮めるために建立されたのが始まりとされる由緒ある神社で、富士登山の吉田口登山道の起点にもなっている。

溶岩流や火山灰からなる痩せた土壌は稲作に適さず、雑穀類を栽培してきた生活は、富士吉田のうどん文化の基盤となり、今では“吉田のうどん”は名物だ。うどん店舗マップの60店の中から「研考連」を訪ねる。まずはきゃらぶきを肴に冷たいビールを呷って、オリジナルメニューの“揚げ出しうどん”をいただく、これなかなかいける。

 

富士急行線に戻って旅の続き。青富士車輌のクロスシートをバーにしてスクリューキャップを切る。“甲斐の開運・富士の湧水仕込・吟醸”、フルーティーな1本だ。

この路線、26kmの延長で500mの標高差を上り下りする。かなりの勾配で大月へと向かう電車は抑速しながらのんびり下っていく。適度なやさしい揺れと、アテンダントの観光案内が心地よく、大月までは50分の旅を終える頃にはほろ酔いだ。

富士急行線 河口湖~大月 26.6km 完乗

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