日本医歯薬専門学校 歯科衛生士学科Ⅰ部(昼間部)

働きながら学ぶ、日本医歯薬専門学校。最新の情報をお届けします!歯科衛生士になれる学校のブログです。

動物の歯を見てみよう!! Part2“カバ”編

2010-11-25 14:03:00 | Weblog
こんにちは、歯科衛生士学科の西山です

天高く馬肥ゆる秋…
食欲の秋です!!

午年で食べることが大好きな私は、毎日のようにあれこれといただいて
すっかり体重増?!
飼い主に似て、我が家の愛犬(ウェルシュ・コーギーの女の子です♪)も
バクバクとスゴイ勢いでご飯を食べています。

さて、そんな食欲の秋、実は食べることと
口腔(専門用語で『口』のことを言います)とは
とても密接な関係があるんですよ。

そして、この口腔の健康を守るのが、私たち歯科衛生士の大切な仕事です。

今回は普段はあまり見ることのない、色々な動物たちの口の中をご紹介
してみたいと思います

Part1ではイルカの歯について紹介しました

■ 大きな体のカバの口のなかって?




 大きな体のカバですが、彼らは気の優しい草食動物です。
 草を主食にする動物というと、草原で過ごす馬や牛を思い出しますが、
 カバは一日の大半を水の中で過ごしていますので、食べ物の草も水辺に
 生えている水草や、水中の苔が中心です。
 (動物園にいるカバは他にも果物や干草を食べています)
 立派な牙も見えますが、さてどんな歯が生えているのでしょうか?


 実は、彼らの歯の多くは表からは見えにくい奥のほうにあります。
 手前ににょきっと生えている歯は、水底に生えている草をシャベルのように
 使って、こそぎ取る役割をしているのだそうです。


 

 咬んだりすりつぶしたりする働きはほとんどなく、両脇の牙も食べることとは
 ほとんど関係していないそうです。
 他にも、舌を上あごにこすりつけて食べ物をすりつぶして飲み込みやすく
 しています。

 (なので、舌の上が少し緑色になっているのに気付きましたか?)

 同じ動物でも、私たち人間の歯並びや歯の形とはだいぶ違いますね~
 このカバは、1年に一度、虫歯予防イベントの『歯みがきモデル』として
 大活躍しているそうですよ。

 


 さて、次はどんな動物をご紹介しようかな

お楽しみに~

日本医歯薬専門学校 歯科衛生士学科では
これから歯科衛生士を目指す方のための
オープンキャンパス(体験授業)などを実施しています

12月5日のオープンキャンパスでは
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歯科衛生士の知識!「ゴミ」=「医療廃棄物」

2010-11-16 15:17:22 | Weblog
皆さん、こんにちは


さて、今回は歯科医療現場の「ゴミ」のお話しをしたいと思います。
医療現場では一般の家庭からでるゴミとは違った
特別なゴミがでます
「特別なゴミ」
これは感染の可能性がある注射針や血液などがついた「医療廃棄物」です。

歯科医療現場では麻酔などで注射をすることがありますよね。
この注射針の取り扱い方を安易にしてしまうと「事故」の元となってしまいます!

もし、普通の「燃えないゴミ」に出してしまったら
ゴミ収集をする方の指に刺さってしまうかも知れません。
血液から感染する病気を持っている患者さんだったら…

なので!

ゴミの出し方が特別のなのです。

医療廃棄物である注射針は、使用後すぐに専用の針捨てボックスに廃棄します。
医療廃棄物は、感染性のものと非感染性のものに分別して廃棄しなければいけません。

感染性廃棄物とは、
「人の健康または生活環境に被害が生じるおそれのある廃棄物」のことです。
患者さんに使用した器具は、血液や体液などが付着している可能性もあり、
感染源にもなるので取り扱いには十分注意が必要です。


歯科医院での感染性廃棄物は処置後のガーゼや綿花、グローブ、注射針、メスなど。
非感染性廃棄物は、マスクやエプロン、ガラスやプラスチック類などです。

下記の3色のマークはバイオハザードマークといい、
「感染性廃棄物」であることを識別するために環境省が推奨しています。
廃棄物の性状に応じて色が分かれています


赤色は血液など液状のもの
橙色は血液の付着した綿花など固形状のもの
黄色は注射針やメスなど鋭利なもの
に分別されます。


感染の可能性のある物は廃棄の方法だけでなく
取り扱い方もとっても重要です

注射針にキャップをするときに自分の指に刺してしまって針刺し事故が起こることもあります。
歯科領域における針刺し事故には、注射針以外に先端の鋭利な器具で起こる事故も含まれます。

例えば、歯石を除去するときや器具の受け渡しの最中、
器具の片付けのときにも起こる可能性があるのです

イシヤクの歯科衛生士学科では様々なケースの感染を予防するための知識を、
「感染予防学」の授業で学び、
歯科医療器具の取り扱い方は「歯科診療補助」の授業で
器具の受け渡しや外科器具の取り扱い
も学びます!

しっかりと学ぶことで安全に業務を行えるようになるんですよ


そして、日々の生活でも廃棄物の分別を徹底しています!
実習室内では医療ゴミの分別


校内の各階には3種のゴミ箱を設置しています

ゴミの分別は基本ですね。

皆さんもゴミの分別の癖をつけるためにも、
何よりも環境のために、日ごろから
ゴミ分別をしましょうね。
  
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歯科衛生士学科3年★就職グループ模擬面接会

2010-11-10 09:13:55 | Weblog
みなさん

こんにちは

イシヤク歯科衛生士学科担当の木下です

今年もあとヶ月で終わりますね
イシヤクの歯科衛生士学科3年生は、
国家試験の勉強と同時に就職活動もがんばっています

3年生になると就職講座という授業があるんですよ!!
履歴書の正しい書き方や身だしなみ、面接の練習をするんです

歯科衛生士の求人は現在、他の職業より多くの求人が有り、
世間では就職に困らない「職業」といわれています。
実際、イシヤクでも本当にたくさんの求人をいただきます

しかし、

イシヤクで歯科衛生士学科も就職講座や模擬面接など
就職サポートをしっかりやるには意味があるのです!


それは、希望する歯科医院に就職する力を付けること!
歯科の専門知識や技術がどんなに身についていても、
就職面接で自分をしっかりアピールできなければ、
採用にいたらないこともあるのが事実!

こういった残念な結果にならないように
ひとり一人に合わせた就職サポートを充実させているのです。

そこで!先日、
日ごろの就職対策の練習の成果を確認するために
イシヤクのグループ校のキャリアセンターの先生による
グループ模擬面接会を行いました
面接指導のプロです!

学生たちは、本番同様に
身だしなみも整え、履歴書も提出し、面接を受けます。



面接会場に入る前はドキドキ・・・
落ち着かない生徒や緊張している学生



さあ面接開始です!!



こちらに緊張が伝わってきます



志望動機や自己PRはもちろん想定内ですが、
思わぬ質問がたくさん出て言葉に詰まってしまう学生も・・・



この模擬面接では面接終了後、
先生から直接良かったところや直しが必要なところを指導いただきます。


面接終了後は笑顔もでてきました



実際の面接を体験してみて、
自分に足りないところがハッキリとみえた学生が多かったんではないでしょうか

初めから完璧にはいきませんよね
何度も繰り返すことで「面接力」が付くのです


面接官の先生からいただいた指導の言葉を胸に本番もがんばれ

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2年生のスケーリング実習【歯科衛生士学科】

2010-11-05 13:12:15 | Weblog
先日、イシヤクの歯科衛生士学科1部2年生は
全員、無事に戴帽式を終えました。

今までの実習では看護帽を着用でしたがナースキャップになりました。

看護帽を着用している学生↓


戴帽式とは歯科衛生士をめざすものとしての
責任の重さを自覚するための儀式です。
この儀式を終え、初めて歯科医院の臨床実習をはじめることができるのです。

そして、歯科衛生士学科1部2年生は3Qから臨床実習がスタートしました

皆、それぞれの歯科医院に実習に行って緊張しながらも頑張っているようです。

学生たちは自分の成長に気付いて事もおおいのですが…
実習でも周りを見ながら自ら仕事を見つけて
積極的に実習に取り組んでいたり、歯科医院の臨床実習で
良い刺激を受けてきて成長してきています。

仕事を円滑に進めて行くには、共同動作や周りへの配慮、気遣いが必要です。
授業で学んだ内容を実践することによって身についてくるもの何ですよね。

さて、
今回は歯科衛生士科1部2年生の実習をお伝えします

3Qからは授業でもスケーリング実習(歯石取り)の相互実習がスタートしました。
今までの模型とは違い、人で行うのは唾液や舌、頬が邪魔をします。
また、人それぞれ色々な歯の並びがあり苦戦しています。



一人の患者様に対して30分~1時間の時間を使って行きます。

これからは集中力と技術を鍛えて患者実習に臨んで行く学生たち。

実習の見学もできるので学校見学に来てください。
お待ちしています。

歯科衛生士の熊谷でした


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大学病院見学実習~歯科衛生士学科3年生~

2010-11-01 16:19:32 | Weblog
皆さん。こんにちは!! 

菊池です☆

今回のブログでは
日本医歯薬専門学校 歯科衛生士学科3年生
日本歯科大学での見学実習
の様子をお届けいたします

大学病院では多くの歯科の専門科があります。

技工室、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、
インプラントセンター、摂食嚥下機能訓練etcを見学しました。

中でもとても興味深かったのは、口腔外科!
今回の見学実習では手術見学も行いました。

『顎変形症』の手術でした。

ここで・・・
顎変形症の説明をします
顎変形症とは顎(ガク)が変形してしまっている状態のこと!
例えば、下顎が上顎よりだいぶ前に出てしまっている状態のことなどを指します。
矯正治療を伴うものです。
一般的に矯正治療は保険のきかない治療ですが、
『顎変形症』と診断されると保険適用になります。
(それでもかなりの負担額になると思いますが・・・)


一般的な歯科医院との違いは様々なところで感じることができます。
毎日多くの手術が行われ、施設の広さ、スタッフの多さも…。


そして、その後は師長さんから大学付属病院の説明を受け、
次に大学付属病院で働いている歯科衛生士さんから講義を受講しました。

内容は『日本歯周病学会認定歯科衛生士』についてでした。




写真はそのときの風景を撮影しました。

パワーポイントを使って、丁寧に教えてくださいました。
認定歯科衛生士を取るには色々な制約があり、
そのために必要なことは何か説明してくださいました。

なかなか見ることの出来ないものや
聞く事の出来ないものを実際に体験できて
学生さんにとってはとても良い体験が出来た1日だったと思います。

色々な体験を経て、
歯科衛生士になった時に、働く現場で役立ててもらえたいいなぁと思う1日でした!

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