にれファーム日記

横浜市青葉区寺家ふるさと村にオープンした「にれファーム」(仮称)の記録です。
さてさて、うまくいくのやら……。

ひと刈りいこうぜ!(その2)

2008年10月25日 | 田んぼのこと
稲刈りの後は、稲を束にしてワラでしばります。
(これは大人の仕事となりました)
大人が作業している間、子どもたちはドロの中や田んぼのまわりで虫とりをしていました。



刈り取った後の田んぼに、竹で物干し竿みたいなものをつくり、束ねた稲を干していきます。
途中、稲の重みで竹が折れるハプニングがありました・・・(汗)。
子どもたちも稲を運ぶのを手伝ってくれました。



こうして天日で稲を干した後、お米となるまでにはまだいくつもの行程があります。
お米になってみんなに届くまで、もうしばらくの辛抱です。
いったいどれだけの収穫になるのでしょうか?
とっても楽しみです。

子どもたちには稲穂をおみやげとして持って帰ってもらいました。

リュックサックの中には、トカゲやバッタ、そして目も当てられないほどにドロだらけになった洋服たちがつめこまれました。

お母さんゴメンなさい(笑)。

ひと刈りいこうぜ!(その1)

2008年10月25日 | 田んぼのこと
子どもたちと一緒に稲刈りに行きました。
前日に大雨が降り、稲はなぎ倒され、田んぼはビチョビチョとなっていました。



覚悟はしていましたが、田植えとほとんど変わらないドロんこ状態で稲刈りスタート。
子どもたちも稲刈り鎌(刃がノコギリ状になっている)を持って、稲を刈っていきました。

 

足元が悪かったために、かなりの体力&時間を消耗しました。
約1時間でようやく1枚すべて刈れました(田植えの2倍の時間)。

時間がかかったもう一つの原因は、めずらしい生き物たち。



トカゲ(カナヘビ)やザリガニ、カマキリ、バッタ、ヤゴなどなど、見つかるごとに歓声があがり、作業が中断することもしばしば・・・。
いつしか、稲刈りよりも虫とりに熱中する子どもたちが増えはじめ、気がつけば大人ばかりが最後の仕上げをしていました(笑)。

まぁ、それもこれもいい収穫です。(つづく)

稲刈りの下見

2008年10月09日 | 田んぼのこと
稲刈りを10月25日(土)に行なう予定なので、田んぼの様子を見てきました。



他の田んぼは黄金色に輝き、稲刈りが始まっているところもありますが、うちの田んぼはご覧のようにまだ青々としています。
たぶん、まだ田んぼの水を抜いて乾かしていないことが原因だと思います(水がちゃんと抜けるかはちょっと心配です・・・)。
それでも、しっかり稲穂はたれており、それなりの収穫が見込めそうでホッとしました。

よく見ると、あちこちにイナゴがいました。
子どもたちがキャーキャー言いながら、虫捕りを楽しむ姿を想像しながら、
静かな田んぼの中でニヤニヤしてました。(ちょっと怪しかったかも。笑)


FOOD ACTION NIPPON 食料自給率1%アップ運動

2008年10月08日 | つぶやき
農林水産省が中心となって、日本の食料自給率をアップさせる運動がスタートしました。興味ある人はぜひアクセスしてみてください。

FOOD ACTION NIPPON 食料自給率1%アップ運動


問題だなと思うのは、このホームページで紹介されている動画でも言われていますが、日本の食料自給率が落ちた原因を「ライフスタイルの変化」としていることです。この分析について、個人的には非常に違和感を感じています。

「オマエが悪い!」と言われると、そんな気もしますが、「ちょっと待てよ?本当にオレが悪いのか?」と考える必要もあると思います。

このホームページでは、食料自給率をアップさせるために「ライフスタイルを変えていこう!」と提起していますが、その前に政府がやるべきことをやってから言ってもらいたいなと思います。(汚染米について述べたブログを参照してください)

事故米(汚染米)について思う

2008年09月16日 | つぶやき
「三笠フーズ」による事故米(汚染米)の不正転売が大きな問題になっています。
一部は病院や高齢者施設、保育園の給食にまで使われていたのですから、他人事ではありません。

今回の問題の背景として、政府が「義務米」として外国のコメを何十万トンも輸入している問題があります(ミニマム・アクセス)。今回の汚染米は、「義務米」として輸入されたコメでした。政府はこの輸入をWTO農業協定による「義務」だと主張しているようですが、「そんな義務はない」というのが大方の意見です。

国内的にはコメの生産を規制する「減反政策」を取りながら、安全性が疑問視されている海外のコメを大量に輸入するという政策は、まったくもって矛盾していると思います。

今回の事故は、単なる企業倫理の問題だけでなく、私たちの主食である「コメ」の安全や生産をどうしていくのか?ということを考えさせる問題でもあると思います。

※参考資料※
ミニマム・アクセス

そろそろ夏野菜もラストスパートです

2008年09月11日 | 畑のこと
トウモロコシ、トマト、ミニトマトの収穫が終わりました。
ナス、ピーマン、カボチャは雑草に埋もれてしまいました。
かろうじて、キュウリとオクラは少しずつですが収穫が続いています。


キュウリの収穫は宝探しのようです。


オクラは一部巨大化してしまいました。
大きいものは20センチくらいにまでなっていました。
家に持ち帰って食べましたが、しっかり茹でればやわらかくなっておいしかったです。

枯葉剤パート2

2008年09月10日 | 畑のこと
隣の土地に除草剤がまかれました。
確認しているだけでも今回で2度目です。



隣の土地といっても、地続きの場所なので、雨や風の影響でこっちの畑に影響がないとは言えません。
しかも、ご丁寧にこちらの畑のまわりまで、除草剤をまいてくれました。

「雑草だらけ」というのが、それほど恥ずかしいことに見えるのかどうかわかりませんが、目の前には保育園があり、小さな子どもたちが毎日出入りしているので、そうした影響も考えてほしいなと思います。

ボクは都会育ちですが、田舎は大好きで夏休みなどよく行きました。
おじいちゃんから、「今日は畑に農薬まいたから近寄らんように」と注意されたことがありますが、今となってはその意味がよくわかります。

「環境にやさしい」とか「地球にやさしい」という前に、「人にやさしい」ということを大切にしたいと思う今日この頃です。

ブランド野菜

2008年09月10日 | つぶやき
江戸時代から「ブランド野菜」があったとは!
しかも「品川カブ」「大井ニンジン」「戸越タケノコ」「大崎カボチャ」など、自分たちが住んでいる町に「ブランド野菜」があったとは知りませんでした。

残念なことに、そのほとんどはすたれてしまいましたが、復活させようという動きもあるようです。

毎日新聞の記事より

「にれファーム」でも江戸野菜に挑戦してみようかな~。

参考:江戸時代の品川の農産物

お宝探し!

2008年07月12日 | 畑のこと
ちょっと油断しているスキに畑は雑草だらけ。
草刈りに来ましたが、ちょっとした宝探しです。

(問題)次の写真の中に、ある野菜が隠れています。何でしょう?


(答え)正解はナスです!

田んぼの草取りパート3

2008年07月12日 | 田んぼのこと
3回目の田んぼの草取りです。
この日は高校生に助っ人を頼みました。



前にも書いたとおり、田んぼの水漏れ問題はここでも一目瞭然でした。通常の水田とはあきらかに違って、まるで「泥田」と言えるくらい水が少ないのです。水がヒタヒタになっていないと、雑草が生えやすいとのことですが、初期除草を徹底したのおかげもあって、今回はちゃんとコントロールされています。

重労働だったのが、田んぼのまわりの竹やぶをノコギリを使って刈っていく作業です。「チェーンソーを使えばいいのに?」と思いますが、なぜかすべて手作業で勧めていきました。理由はわかりません・・・・・・。
田んぼが山の中なので、竹が伸びてしまうと日陰になってしまいます。しかも水路にも葉や枝などがつまっていきます。

高校生のみなさん、ホントにお疲れ様でした・・・・・・。