秘密保護法許すな！

　「もうジッといてられなくて『（東京・日比谷野外音楽堂で２１日開かれた）ＳＴＯＰ！秘密保護法大集会』に行ってきたの！」
堰を切ったように話し始めた女性。「もう怖くて怖くて。なにが秘密!?わからへんのに逮捕？絶対あかんと思ったら、東京に行かないと！と思ったの！」と。

　いよいよ山場を迎えている『秘密保護法』。自公は明日にでも採決を狙っています。
　
　『秘密保護法』の矛先は、公務員だけではなく、すべての国民に向けられています。　
○政府が持つ膨大な情報の中から、政府が「特定秘密」を指定し、「秘密を漏らす人」「秘密を知ろうとした人」などを厳罰にするというものです。その矛先は公務員だけでなく、すべての国民に向けられています。
○何が秘密かも秘密。原発事故が心配だ”と、写真を撮ってブログにのせたとします。すると、ある日突然、警察がやってきて逮捕になり　　かねません。国民のあらゆる自由な活動が圧殺されます。
○「情報公開」を求めると犯罪です。
○「秘密を漏らす人」「秘密を知ろうとした人」だけでなく、「共謀」した人、「教唆」―そそのかした人、「扇動」―あおった人も処罰　　の対象とされます。
○「秘密保護法」違反で逮捕されたらどうなるでしょうか。裁判の過程でも「特定秘密」は開示されません。弁護士はどう弁護したらいいかわかりません。ひとたび「被告人」とされたら、自らを防護する手段が存在しない。何によって裁かれているかもわからないまま、重罪にされます。

聞けば聞くほど怖いです。「秘密が秘密」「秘密を知ろうとする人、秘密を漏らす人も処罰の対象」「裁判過程でも特定秘密は開示されず、何で裁かれているのかわからいまま重罪」。とんでもない法案です。

　学校体験学習で福井県にいった息子が「お母さん原発ってなんで止まらへんの？」と聞きました。ネットで調べブログに載せたら逮捕されるの？
　修学旅行でヒロシマにいった娘が「お母さん、戦争はやめてほしい。どうすればいいのかな？」と聞いて、戦争について調べたら逮捕？
　前述の女性が「ジッとしてられなくて」と集会にいくのも処罰の対象？

　膨大な情報を持つ政府にいつも監視される・・・。自由にモノを言うこともできなくなる。こんなことを黙って許してはいけません。「海外で戦争する国づくり」憲法を変えたいけれど変えれない。だからといって「安全保障のためなら秘密」なんて言って、国民の目と耳、口をふさぎ知る権利、表現の自由を犯すなんて絶対に許してはいけません。

　いま、報道関係者、弁護士、俳優さんをはじめ多くのみなさんが「危険だ」と警鐘を鳴らしています。
採決を急がず、徹底審議の中で廃案へ！国民の大きな声！世論で、国会を包囲したいです。


７区後援会総会に行きました