ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。

相棒Eleven 第19話(最終回)

2013-03-21 09:23:15 | 相棒シリーズ
相棒シーズン11、最終回は「酒壺の蛇」。

シーズン11最後を飾るのは、特命係らしい事件のように思えました。角田課長の同期である恩地課長の死。毒キノコによる中毒死だと思われたものの、妻からは女性に電話をしていたことや、帰りが遅かったという事実が明らかに。通話記録をたどると、炭素繊維を扱う会社に電話をしていたため、そこへ乗り込む右京とカイト。その事件の裏には、東国の大使館員であり工作員である人物の存在が・・・

恩地課長の死は中毒死。炭素繊維を扱う会社の課長は遺書を書いての自殺。いずれも事件性が感じられなかったため、普通の捜査ではそのまま処理されてしまったことでしょう。そこで自由に捜査をできる特命係が中心となって動くことに。
久々に大河内監察官も出てきて、会話だけですが神戸くんも参加。角田課長もただ「暇か?」とたずねるだけではなく、同期である恩地課長の中毒死を不審に思い、捜査に協力。誰よりも事件の解決を願っていたように思えます。伊丹さんも面識は無かったものの「最後まで警察官として死んだ人」と犯人逮捕の報告に葬式に参列。何とも渋いセリフを言ってくれるものです。岩月も特命からの調査依頼に関して伊丹に尋ねたり、調査結果報告時に隣に伊丹がいるなど、かなりの信頼っぷり。一体映画でこの2人に何があるのか、非常に気になります。


そんな事件の内容は、工作員・王勇による外為法違反。しかしその工作員の彼女である君原は、右京さんたちがいくら彼氏が工作員であると告げても信じようとせず、ただ彼の指示に従うのみ。難しい事は何一つ考えず、ただ愛の快楽におぼれた君原。そんな彼女の目を覚まさせたのは王からの手紙でした。
王が悦子を通して君原に送った手紙には、自分は難しい事を考えてはいけない国にいること。君原は様々なことを考え、調べる手段がいくらでもある世界にいること、何も考えず愛の快楽に溺れた君原をずっと嫌いだったことが書かれていました。

右京さんの言うように、本来は送らなくても良い手紙。それでも送った意味はなんだったのでしょうね。「恋文のよう」と言われていましたが、恋文ではなく、君原を哀れに思ったから送ったのかなと感じました。工作員で君原を利用したとはいえ、君原が何も考えずにただただ愛を求めていることに呆れかえってしまっていたのではないかと。予想外に上手くいきすぎたのかもしれません。
考えることができるのに、何も考えずに愛だけを求める。自由ではない王からしてみれば、腹立たしかったことでしょう。しかし王が悦子に接近した際、てっきり誘拐されるのかと思いましたが、そんなことをすれば自分が工作員だとばらしてしまうようなものですしね。大きな動きは取れなかったのでしょう。


恩地課長を殺害した君原は逮捕できたものの、王は結局逃亡を許してしまうことに。右京さんの最後の手も、峯秋がカイトから聞き出してしまい失敗。峯秋は工作員の交換を行い、アメリカのCIAとの繋がりを手に入れることができたと・・・最近出て来ないと思ったら、最後の最後にやってくれました。

そんな峯秋が話すのは「酒壺の蛇」。ケチで自分の事しか考えない人間には、壺の中身が蛇に見え、純粋な人間には酒に見えるというもの。
心の持ちようで、壺の中身は蛇にも酒にも見える。息子であるカイト、峯秋にとっては蛇でも、右京さんにとっては酒。君原にとってただ愛に溺れることが酒でも、王にとっては蛇。

峯秋は右京さんがカイトを選んだことをメガネ違いではないかと告げていましたが、右京さんはカイトは峯秋が一生かかっても手に入れることが出来ないものをもっているとのこと。そのことは峯秋自身も理解しているようで。
今回の失態でカイトは警察官を続けても良いのか迷うことに。しかし悦子から、自分よりも他人の幸せを願うことができる人間だと評されたカイト。彼は何かの繋がりを得るためよりも、誰かの無念を晴らし、事件を解決する道を選んでいました。

これまで父親を毛嫌いしていたものの、どこかでこだわり過ぎていたと反省するカイト。こだわりを捨てると「本当にすいませんでした!」と謝罪。その姿を見て、メガネ違いでは無かったと確信する右京さん。明るく自由なのが特命係。これからは親との関係からも自由になり、こだわりを無くしてより成長していって欲しいですね。
その夜は「花の里」にて特命係誕生の話が語られることに。確か小野田官房長絡みでしたっけ。「2人だけの特命係」というフレーズは懐かしいですね。まぁ見たのは最近なのですが(苦笑。


さてシーズン11も終わり。新たな相棒・甲斐亨は、最初は不慣れで振り回されることも多かったですが、回を重ねるごとに成長し、特命係に慣れているように感じました。それでも最終回では父親へのこだわりから失態を犯すことに。次のシーズンでは、精神的にもより成長したカイトを見れることでしょう。

今回のシーズンも楽しませてもらいました。今月の映画や次も楽しみですね。とりあえず中園さんがいなくならなくて良かったです(汗。
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2 コメント

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どうもです (アパッチ@元帥)
2013-03-25 21:19:56
次長の腹黒さにあの刑事部長から閉口してしまいましたね!
課長も同期が理不尽な扱いを受けて相当悔しかっただろうと思います。
シーズン12のカイトがどう活躍するか楽しみです。
アパッチ@元帥さんへ (アル)
2013-03-26 12:23:15
こんにちは。

〉次長の腹黒さにあの刑事部長から閉口してしまいましたね!
次長はもはや警察官と呼んでいいのか迷う存在でしたね。唯一、右京さんが自分だけ会計を済ませたシーンではスッとしました。

〉課長も同期が理不尽な扱いを受けて相当悔しかっただろうと思います。
角田課長の熱い部分も見ることができましたね。警察官tとして生きたという証明が出来て何よりでした。

〉シーズン12のカイトがどう活躍するか楽しみです。
個人的には峯秋にどう接するか楽しみです。カイトにはあの素直なまま成長してもらいたいです。

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