画像が傾いているわけではなく、インディ500の舞台であるインディアナポリス スピードウエイのバンク部分の建設中だ。スチームエンジンらしきロードローラーが示すように、開場前の1909年以前のことだと思われる。
画像はtp://cp.toyota.jp/ms_inside_blog/2009/07/-nascar-indy.htmlより転載。
スタート/フィニッシュラインに煉瓦が残されているのは有名な話だが、1930年代初めからレースが高速化されるにつれ事故も多くなり、路面は段階的に改修され1960年に完全にアスファルト舗装された。詳しくはwikipedia和訳
最初の500マイルレースは8万人の観客を集め1911年に始まったが、その後は2回の大戦で中断されたり、特に第2次大戦後は住宅開発にされかかるほどの危機があったようだ。
そうした危機のほかには、スピードアップされるほどに大きな事故が発生したことで、観客を巻き込むような大事故は社会問題になってしまう。現在の神経質なほどに安全にこだわるのはそうした危機を乗り越えた賜物だろう。
クラッシュシーン集はあまり気持の良いものではないが、多重事故でもない限り400km/hで壁にヒットしたぐらいでは大丈夫。