
先週木曜日だったと思うんだけど(こう書くと、ブログの更新をサボり気味なのがよく分かる)、ニューオーリンズ市内のフレンチ・クォーターで発生した殺人事件がワシントンでも報じられていた。ニューオーリンズ市内での殺人事件は別に珍しいものではないけれど、先週木曜日に全国ニュースで報じられた事件では(実際は今月3日に発生していた)、28歳の男が一緒に暮らしていた彼女を殺害し、その体をバラバラにして、さらに自宅アパートで料理しようとしていたらしい。警察が事件現場に踏み込んだ時には、被害者女性の手足はオーブンに入れられ、頭部は鍋で煮込まれていたらしい。この事件、僕の友人が住む家から僅かに1ブロックのところで発生していて、友人の婚約者は近所のスーパーで犯人の男性(のちに自殺)を見かけていたらしい。犯人が死亡したため、動機が何だったのか分からないまま事件の捜査は終了しそうなんだけど、本当に何だったのだろう?さてさて、今日は民主党のバラック・オバマ上院議員が2008年の大統領選挙に出馬する可能性を示唆したというニュースを。2004年に上院議員に初選出されたオバマ議員は、45歳という実年齢よりもかなり若く見えるんだけど(前からずっと思ってたんだけど、サッカーのフランス代表選手ダビド・トレゼゲに本当に似ている)、その若々しいイメージやバックグラウンド、そして政策能力などに魅力を感じる人は少なくない。
民主党のバラック・オバマ上院議員は22日、NBCテレビの報道番組に出演し、2008年の大統領選挙に出馬する可能性を示唆した。イリノイ州選出のオバマ議員は2004年の選挙で初選出された際に「6年間の任期を全うするつもりだ」と語っていたが、「当時と今では考えも異なるのです」と番組内で心境を明かしたオバマ議員は、11月7日に予定されている中間選挙後に大統領選挙出馬に関するなんらかの発表を行う可能性を示唆している。「この数ヶ月間、各方面からいろいろな意見をいただき、(出馬の)可能性について考えているのも事実です。ただ、今は11月7日の中間選挙だけに集中したいので、(大統領選挙出馬に関して)それほど深くは考えていません」。オバマ議員はそうコメントしている。現在45歳のオバマ議員は現在唯一の黒人上院議員であり、初当選した2004年の選挙では対立候補を大差で破り、全米の注目を集めた。同年の民主党大会では新人議員としては異例の基調演説まで行っている。
今月初め、民主党の次期大統領候補者として呼び名の高かったマーク・ワーナー元バージニア州知事が大統領選へは出馬しないと正式に発表したため、この数週間でオバマ議員の大統領候補者としての株は急騰している。最近発売されたタイム誌はオバマ議員の顔写真を表紙に使い、「バラック・オバマが大統領になりうる理由」という見出しまで付けるほどだった。オバマ議員への注目が集まる一方で、全国レベルでの政治活動経験に乏しい同議員が2008年の大統領選挙に出馬するのは早すぎるのではという声も少なくない。しかし、オバマ議員は22日に出演した報道番組内でこういった懸念を一蹴している。「実際に大統領に選ばれる前に、大統領としての仕事に準備ができている人などいるでしょうか?私はアメリカ国民の判断を信じています」。オバマ議員はそう語っている。
ケニアからの留学生としてハワイ大学で学んでいたイスラム教徒の父と、同じ大学に通っていたカンザス州ウィチタ出身の白人の母親との間に生まれたオバマ議員は、高校卒業後にハワイからアメリカ本土に移り、ニューヨークのコロンビア大学で政治学を学んでいる。ミドルネームはフセインというイスラム教徒風の名前だが、プロテスタント信者である(両親はオバマ議員が2歳の時に離婚し、母方の祖父母によって育てられた)。ハーバード大学ロースクールを卒業後、弁護士として法律事務所に勤務していたオバマ議員は、1997年から2004年までイリノイ州議会上院議員を務めていた。オバマ上院議員と同じく民主党から大統領選挙に出馬する可能性が濃厚なヒラリー・クリントン上院議員(ニューヨーク州)は22日、来月7日の選挙で対抗馬となる共和党のジョン・スペンサー候補とディベートを行ったが、「7日の選挙に当選すれば、きちんと6年の任期を全うするのか」との問いに、はっきりとした答えを出す事はなかった。
先週金曜日にクリント・イーストウッド監督の最新作「父親達の星条旗」を見に行ってきた。硫黄島での戦いは以前に何度か記録フィルムを見たり、歴史本を読んだりはしていたので、少しは知っていたつもりだったんだけど、硫黄島からアメリカに戻った兵士らがプロパガンダに利用されていく様子を描いた今作は凄く新鮮に思えた。イーストウッド監督といえば、今からちょうど20年前になる1986年に「ハートブレイク・リッジ」という海兵隊のグレナダ侵攻を描いた好戦映画を監督しているんだけど、今回の映画は同一人物が監督したとは思えないほどで、監督の戦争に対する考えや生死感が20年間で大きく変化したのかなとも感じた(映画自体はジェイムズ・ブレイドリー氏が2000年に発表した本がベースとなっている)。今までのイーストウッド監督の作品では、「バード」、「パーフェクト・ワールド」、「ミスティック・リバー」、そして「ミリオンダラー・ベイビー」が僕のお気に入りだったんだけど、この「父親達の星条旗」は間違いなく5つ目の作品としてカウントできると思う。
写真:民主党から2008年の大統領選挙に出馬する可能性が高まってきたバラック・オバマ上院議員 (AFP通信より)
民主党のバラック・オバマ上院議員は22日、NBCテレビの報道番組に出演し、2008年の大統領選挙に出馬する可能性を示唆した。イリノイ州選出のオバマ議員は2004年の選挙で初選出された際に「6年間の任期を全うするつもりだ」と語っていたが、「当時と今では考えも異なるのです」と番組内で心境を明かしたオバマ議員は、11月7日に予定されている中間選挙後に大統領選挙出馬に関するなんらかの発表を行う可能性を示唆している。「この数ヶ月間、各方面からいろいろな意見をいただき、(出馬の)可能性について考えているのも事実です。ただ、今は11月7日の中間選挙だけに集中したいので、(大統領選挙出馬に関して)それほど深くは考えていません」。オバマ議員はそうコメントしている。現在45歳のオバマ議員は現在唯一の黒人上院議員であり、初当選した2004年の選挙では対立候補を大差で破り、全米の注目を集めた。同年の民主党大会では新人議員としては異例の基調演説まで行っている。
今月初め、民主党の次期大統領候補者として呼び名の高かったマーク・ワーナー元バージニア州知事が大統領選へは出馬しないと正式に発表したため、この数週間でオバマ議員の大統領候補者としての株は急騰している。最近発売されたタイム誌はオバマ議員の顔写真を表紙に使い、「バラック・オバマが大統領になりうる理由」という見出しまで付けるほどだった。オバマ議員への注目が集まる一方で、全国レベルでの政治活動経験に乏しい同議員が2008年の大統領選挙に出馬するのは早すぎるのではという声も少なくない。しかし、オバマ議員は22日に出演した報道番組内でこういった懸念を一蹴している。「実際に大統領に選ばれる前に、大統領としての仕事に準備ができている人などいるでしょうか?私はアメリカ国民の判断を信じています」。オバマ議員はそう語っている。
ケニアからの留学生としてハワイ大学で学んでいたイスラム教徒の父と、同じ大学に通っていたカンザス州ウィチタ出身の白人の母親との間に生まれたオバマ議員は、高校卒業後にハワイからアメリカ本土に移り、ニューヨークのコロンビア大学で政治学を学んでいる。ミドルネームはフセインというイスラム教徒風の名前だが、プロテスタント信者である(両親はオバマ議員が2歳の時に離婚し、母方の祖父母によって育てられた)。ハーバード大学ロースクールを卒業後、弁護士として法律事務所に勤務していたオバマ議員は、1997年から2004年までイリノイ州議会上院議員を務めていた。オバマ上院議員と同じく民主党から大統領選挙に出馬する可能性が濃厚なヒラリー・クリントン上院議員(ニューヨーク州)は22日、来月7日の選挙で対抗馬となる共和党のジョン・スペンサー候補とディベートを行ったが、「7日の選挙に当選すれば、きちんと6年の任期を全うするのか」との問いに、はっきりとした答えを出す事はなかった。
先週金曜日にクリント・イーストウッド監督の最新作「父親達の星条旗」を見に行ってきた。硫黄島での戦いは以前に何度か記録フィルムを見たり、歴史本を読んだりはしていたので、少しは知っていたつもりだったんだけど、硫黄島からアメリカに戻った兵士らがプロパガンダに利用されていく様子を描いた今作は凄く新鮮に思えた。イーストウッド監督といえば、今からちょうど20年前になる1986年に「ハートブレイク・リッジ」という海兵隊のグレナダ侵攻を描いた好戦映画を監督しているんだけど、今回の映画は同一人物が監督したとは思えないほどで、監督の戦争に対する考えや生死感が20年間で大きく変化したのかなとも感じた(映画自体はジェイムズ・ブレイドリー氏が2000年に発表した本がベースとなっている)。今までのイーストウッド監督の作品では、「バード」、「パーフェクト・ワールド」、「ミスティック・リバー」、そして「ミリオンダラー・ベイビー」が僕のお気に入りだったんだけど、この「父親達の星条旗」は間違いなく5つ目の作品としてカウントできると思う。
写真:民主党から2008年の大統領選挙に出馬する可能性が高まってきたバラック・オバマ上院議員 (AFP通信より)










