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花粉によるアレルギーの原因となるメカニズム

2015-08-11 07:04:19 | 免疫
Study uncovers mechanism responsible for pollen-induced allergies

July 22, 2015

http://www.sciencedaily.com/releases/2015/07/150722115630.htm

通常のマウスをブタクサ花粉ragweed pollenの抽出物に曝露させると、気道へ好中球を引き寄せるケモカインの合成が促進された

研究者は次に、遺伝子操作によりケモカイン産生を引き起こす遺伝子を欠損させたマウスでブタクサ花粉への反応をテストした

その結果、このマウスはブタクサ花粉に曝露してもケモカインのレベルが増加せず、好中球やアレルギー感作も増幅されなかった

この遺伝子操作マウスにブタクサとともに好中球を繰り返し投与すると、アレルギーの感作は回復した


「今回のデータは、気道で花粉の存在に反応を強制されると体は好中球を呼び寄せ、気道に持続的な酸化ストレスの状態を誘導することを示唆する。この種の細胞ストレスはどんな原因からでもアレルギー性喘息を悪化させうる」
University of Texas Medical Branch at Galveston/UTMBのKoa Hosokiは言う

「これまで、花粉曝露後の好中球リクルートは非特異的なイベントだと考えられていた」


http://dx.doi.org/10.1165/rcmb.2015-0044OC
Pollen-induced Innate Recruitment of Neutrophils Facilitates Induction of Allergic Sensitization and Airway Inflammation.

 花粉─TLR4→CXCL→CXCR4→好中球→アレルギー感作
 


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腸内の微生物の攻撃で活性化されたタイプ3の細胞は、直接タイプ2細胞に作用してその活動を阻害し、その結果タイプ2はアレルギー性の免疫応答ができなくなる
 

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