傍観者の独り言・戯言

団塊世代の手前勝手な放言
ブログ「傍観者の独り言」の続編

看護師・介護福祉士・保育士など資格過程、基礎を共通化(雑感)

2016-05-30 10:15:29 | 雑感

29日、朝日新聞の記事『資格課程、基礎を共通化 看護師・保育士など人材確保へ』で、厚生労働省は、看護師・介護福祉士・保育士など資格過程、基礎を共通化し人材確保を狙うと報道。
老母を在宅介護中で、訪問医療・看護・介護・入浴サービスをお世話になっており、介護ヘルパーには看護の素養を必要とし、訪問看護師は介護の実務が必要であり、人材確保策というよりは、在宅介護の質向上に寄与すると思いますね。

朝日新聞の記事『資格課程、基礎を共通化 看護師・保育士など人材確保へ』を転載すると、

“「厚生労働省は、看護師や介護福祉士、保育士などの医療・福祉系人材の養成課程の一部を共通化する方針を固めた。2021年度ごろの移行を目指し、制度設計の検討に着手。
別の資格を短期間で得て、職種の選択肢を広げられるようにすることで、人材の確保を狙う。

国、人材確保狙う

 医療・福祉系の国家資格は現在、別々の養成課程が組ま れている。一部を共通化して「基礎課程」とし、その後に資格ごとの専門課程を経て国家資格を取る仕組みに改める方針。介護福祉士や保育士は勤続年数を重ねても賃金が上がりにくく人材不足や離職者を生む一因になっている。基礎課程の新設は、介護職員から看護師に転職するといった機会を広げる狙いがある。
 例えば、現行制度では養成施設に2年通うなどの条件がある介護福祉士が新たに看護師の資格を取ろうとすると、改めて最低でも3年間、看護専門学校などに通わなければならない。新設する基礎課程は重複して履修する必要がなく、その分短い期間で看護師になることができるようになる。
 15年度賃金構造基本統計調査から推計した全産業の平均年収は20代前半から50代前半で約2倍になるが、ホームヘルパーや福祉施設の介護職員は約1・2倍止まり。介護福祉士の資格がある人の4割程度は介護現場で働いていない。
 30年には医療・福祉系の人材が今よりさらに200万人ほど必要とされる。人材を有効活用するため、介護、保育、障害福祉などを一つの施設で提供する仕組みづくりも始まっている。厚労省の担当者は「養成課程の一部共通化が人材不足解消につながれば」としている
。」“

と報道。

認知症の老母(95歳)は、特養内での転倒事故で拒食になり、病院に入院し経管栄養を施すことになり、ベットで寝たきりの入院1年半後、最後を実家で看取ろうと在宅介護を検討し、入院した病院の在宅介護支援センター(ケアマネジャー)が窓口となり、病院の訪問医療・訪問看護サービスに地元の訪問介護センター、大手の訪問入浴サービスによる体制でスタートし、平穏に2年経過しております。
特に、訪問介護については、年末年始も通常サービスで、老母も馴染み感謝しております。

最近、老母の訪問ヘルパー・リーダーより介護の守備範囲を広めたく看護師の資格を取るために退職すると挨拶があり、その向上心には感心しました。
定期来訪するケアマネジャーに、本件を話題にすると、ケアマネジャーは「是非、看護師を目指すべきです」と賛同し、“「多分、准看護師の専門学校に入学するのでしょう。現在、准看護師の専門学校の入学には、30代、40代の女性が多く、病院(老母が入院した)でも実習生を受け入れています」”と語っていました。
介護と看護の現場での守備範囲は、相互に神経質になっていると聞くが、老母の場合には、そのような空気がなく意識したことがありませんね。

他方で、看護師と准看護師の二重構造問題があるらしいですね。
朝日新聞の4月28日の(ザ・コラム)『「戦後の遺物」 准看護師を知っていますか』で、戦後の遺物として看護師と准看護師の二重構造問題を提起しています。

(ザ・コラム)では、

“「・・・・・・・・・・・
95年9月14日、朝日新聞の社説は「『准』看護婦の養成をやめよ」と主張した。「看護婦とまったく同じ仕事をさせられるのに給与は安い」からだ。
 厚生省が設置した「准看護婦問題調査検討会」は、翌年末「21世紀初頭の早い段階を目途に、看護婦養成制度の統合に努めることを提言」したが、統合されぬままだ。
 いま、東京を挟む2県で、百八十度違う取り組みが起きている。神奈川県は12年に准看護師の養成をやめると決めたが、埼玉県では今春、新たな養成校が開校した。 上田清司埼玉県知事は「人口当たりの医師も看護師も残念ながら全国最下位。今後の高齢化に備えるには数の充足が欠かせない」と訴えるのに対し、ジャーナリスト時代から准看護師の養成停止を訴えてきた黒岩祐治神奈川県知事は「准看護師は終戦直後の遺物。在宅医療などに対応するには看護師の高度化が不可避。今、養成校を新設するなど、『びっくりポン』だ」と話す。
 どちらの知事も問題解決に懸命で、その努力をあげつらうつもりはない。しかし、命の守り手である看護師は、全国同一の基準や態勢であるべきで、都道府県で違いがあるのは国政の怠慢の結果ではないか。
 そうだ。安倍晋三首相は「同一労働同一賃金」を言っている。ならば、戦後の遺物、看護師の二重構造の解消を勧めたい。
」“

と記していますね。

准看護師不要論が強い様相ですが、当方は、30代で2人子育て中の介護ヘルパーが、介護の質を高めるために退職し看護師を目指す話、准看護師の専門学校には、30代、40代の女性が多い話を聞くと、生活の為との理由もあると思うが、介護、看護の質の向上の観点から短絡的に「戦後の遺物」と断定するのは拙速の感ですね。

当方は、認知症の寝たきり老母(要介護5)の在宅介護し思うことは、日参するヘルパーは看護の領域は一切手を出しませんが、顔色・気分・会話などで俗に言われるバイタルサインで体調を計っており、何か変調があれば訪問看護に連絡しており、ヘルパーが看護の素養をもつことは良いことと思いますね。


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