傍観者の独り言・戯言

団塊世代の手前勝手な放言
ブログ「傍観者の独り言」の続編

加計事案:国家戦略特区制度を悪用したワル連中(雑感)

2017-07-13 10:41:03 | 独り言


閉会中審査での前川喜平・前事務次官の証言を視聴し、加計学園事案は文科省VS内閣府・官邸の論争模様であるが、国家戦略特区制度を悪用した印象を持ちますね。
守旧勢力で硬直化社会には構造改革・規制緩和は不可避であり、政治主導の規制緩和・国家戦略特区は一理あるが、問題は能吏が権限者の意向を斟酌し悪用に協働し、特定者に便宜を働くことです。
閉会中審査で、参考人招致された前川・前次官が長時間にわたり諸々の質問に理路整然の答弁は、心象が良く、加計事案は前川前次官の話に信憑性がありましたね。

加計事案は、能吏が上位権限者の意を汲んで便宜を図り公明・公平性が欠けてたどうかの疑惑で、背景・経緯を傍観すると、加計学園が教育分野での事業拡大も少子化で限界になり、新規分野に国際性、獣医学部を模索中に、産業獣医不足で苦悩した自治体トップが、獣医不足解消に難渋時、加計学園を紹介され相思相愛の関係になり、少子化や基幹地場産業停滞の今治市は地方活性策の一環に、愛媛県と連携しながら獣医学部の誘致を本格的になる。

閉会中審査に参考人として招致された愛媛県今治市への獣医学部誘致を進めた加戸守行・前愛媛県知事(現:今治商工会議所の特別顧問)は、旧文部省OBで、愛媛県知事を1999年から2010年まで3期12年務め、任期中に鳥インフルエンザやBSE(牛海綿状脳症)といった感染症対策に獣医不足を痛感し、獣医学部の誘致をライフワークにしている。
加戸守行前知事は、何年も獣医学部誘致を申請しても門前払いで、岩盤規制を実感し、”「岩盤規制に国家戦略特区が穴を開け、『ゆがめられた行政が正された』というのが正しい」“と反論し、“「遥かに多い獣医学の教官をつくって、感染症対策なり、あるいはライフサイエンスなり、あるいは動物実験による創薬の研究なりと、幅ひろい学問をやるスタッフを揃えようと思っても、それをブレーキをかける」”というのは、私には理解できないと反論していましたね。
 素直に聞くと、既得権者・守旧勢力が獣医学部新設を認めず獣医学部は旧態堅持の岩盤規制と一理ある論調ですが、加計学園事案で問われているのは、加計学園提案が石破4条件をクリアしておらず、加計学園だけを国家戦略特区に認定の疑いであり、傍観者に言わせれば、獣医分野を司る農林省を説得させられなかったしか思えず、老人の跋扈ですね。

構造改革・規制緩和は、社会の新陳代謝に必要不可欠で賛同しますが、他方で、政策の継続性も必要性があり、相反力関係であり、多大なエネルギーを要する社会構造であり、正攻法で正論で構造改革・規制緩和は容認できるが、問題は最高権限者が学友・腹心の友に邪道(抜け道)を画策するのが許容できないのです。
 よって、加戸守行・前愛媛県知事の意見は、獣医学部の新設云々であれば一理あるが、実現の方策には賛同できないですね。

また、加計学園の獣医学部の新設提案が石破4条件に合致か否かについて、農林省から需要予測無く、前川前事務次官は条件合致せず「行政がゆがめられた」の発言に、元大蔵官僚の髙橋 洋一教授は現代ビジネスに頻繁に【挙証責任】を持ち出し文科省の負け戦と主張していましたが、郷原信郎弁護士がHUFFPOSTに記事『加計問題での"防衛線"「挙証責任」「議論終了」論の崩壊』 (2017.07.10)で、高橋洋一氏とテレビ討論で論破したと言っており、山本幸三・地方創生担当相の『議論終了・勝負あり』を批判していますね。

高橋洋一氏に同調の長谷川幸洋氏も『加計問題で分かった やっぱり文科省には「解体的改革」が必要だ  天下り先を守るための「抵抗」ならば』(2017.06.30)で、文科省を悪人扱いですね。
マアー、高橋洋一氏も長谷川幸洋氏も生活があり、政権寄りの論調せざるを得ないのでしょうね。

当方は、加計事案が胡散臭いと思うのは、岩盤規制の是非云々より、岩盤規制打破に忖度社会を悪用し、学友を腹心の友と言わせ安倍総理大臣を利用したと推察でき、安倍総理も上手に便宜を図り大臣、能吏に忖度させたと推察できることです。
安倍総理は、国家戦略特区制度の活用に、アベノミクス提案を自負する山本幸三議員を地域創生・規制改革担当相に、獣医行政の農林大臣にポスト小泉に安倍晋三の圧勝に貢献した山本有二議員を任命し、能吏に悪知恵を出させたと思われることです。
加計学園も協働し、獣医学部の認可権限を司る文科省対策に、文科省OBの豊田三郎氏は理事を短期間就任しており、木曽功氏は系列校の千葉科学大学学長に就任し内閣官房参与も務めており加計疑惑は、知恵者が忖度社会のスキームを悪用したと思いますね。

見苦しい答弁の文部省現役官僚の豊田豊高等教育局長の姿を接すると、現役は辛い立場で、しがらみが無く将来不安ない前川喜平・前事務次官の意見に信憑性がありますね。

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