なぞの旅人スーのブログ

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東栄町布川地区 花祭り

2017-03-05 23:18:07 | 日記

 花祭りシーズン最後を飾るのが、この地区である。雨が降る年が多いけど、今年は天気が良かった。たこ焼き、焼き鳥の露店の人に挨拶しながら前を通り過ぎ、会所で奉納をした。なんとか残ったみかんを奉納した。いつも通り、見物人が多かった。会場にいた地区の人に挨拶をし、中にいる人にも挨拶しに行った。


 花太夫による「撥の舞」が始まった。


 「御神楽」。榊を持って舞に参加する女性の見物客が早速いた。


 若者による「市の舞」。


 「地固め」に入り、舞庭も盛り上がってきた。僕も「てほへ」と言ったり、歌ぐらを唱えたりした。


 「花の舞」。舞子が体を揺らしながら舞うが、せいと衆も体を揺らしながら「と~りゃほ~れ と~りゃほ」と囃す。


 写真を撮らなかった「山見鬼」の後の「三ツ舞(やち)」。やち駒を色々な風に持ち、後ろに下がったりして、深い舞である。所作に合わせて、この舞でしか用いない「さ~ん屋さ~んや」、「もどりな も~どりな」という囃子声がある。
 ここで「(榊鬼の)子鬼をやれ」という声が掛かった。しかも、他もスカウトせよという。でも大丈夫、スカウトアンテナが働いた(笑) すぐに2人確保できた。まずは神部屋の手前の部屋で装束を着け、呼ばれて神部屋へ。着ける面を選べというので、まあまあ大きいものを選んだ。枕と呼ばれるクッションが必要とのことで、締めてもらった。面を拝んでから顔に合わせ、締めてもらった。いざ出ようとしたら緩かったので、もっと締めてもらってから舞庭に出た。視界がほとんどなく、方向感覚も麻痺していて、神部屋からの出口が分からなく、「みかん屋、面白いな」って言われてしまった(汗)
 下粟代では体調が優れなかった他で、だらしない舞をしてしまった。頑張って舞わねばと思った。枕、、面が頭を強く締め、痛かった。でも、なんかそれがあってか、やる気が保てた。「榊鬼」でお伴しながら問答を聴けるのがありがたい。親鬼様が戻られた後、子鬼も舞ってから1匹ずつ戻っていく。神部屋で面を外してもらうと、「なかなか良かったよ」と言ってもらえた。子鬼をやってもらった2人からは「貴重な体験ができました」という声が。地区外の人が子鬼をやる花祭りのシステムは珍しいね。
 ちょっと車の中で仮眠して再び会場に戻ったら、もう「湯ばやし」が始まっていた。なんか、今年はバケツで水を投入し、上黒川並みに湯、水が撒かれたなあ(笑)


 「茂吉鬼」。おかめさんが登場し、朝の爽やかな笑いを誘った。


 親鬼様が現れた。NHKがロケに来ていて、「蜂の巣」を落とすタイミングを訊かれた。ずっとカメラを担いでいると疲れるからという。花祭りは長時間のお祭りだから、テレビのカメラマンは大変だよなあ。おそらく今週の平日夕方のニュースで放送するという。放送を録画し、自分が映っていないか楽しみである。そして、竃に片足を掛け、フェイントをかました後に、「蜂の巣」を落とした。中に入っていた祓い銭を拾おうと、落ちたところに人が群がる。




 「獅子」。やんちゃな獅子で、太夫さんにちょっかいかけたりしていた(笑)


 五穀豊穣、子孫繁栄を祈る「かまけわざ」。


 「健康に育ちます様に」?と獅子に噛んでもらうちびっこ。泣いてしまう子もいるけど。東栄町のマスコット「オニスター」の被り物、可愛くていいね。


 神々にお帰りいただく「鎮め」。鄙びた感じで吹かれる笛の音が味わい深い。


 片付けを手伝ったけど、勝手を知らないことまで手を出してしまった(汗) 次からは普段手伝っている事だけやろう。
  おおよその片付けが終わってから、布川の特徴である、一本箸でお粥を頂戴した。


 これにて地区の人達に挨拶し、帰路に就いた。小休憩の後、地区の人達は残りの片付けをする。来シーズンを楽しみに、日々頑張ろう。


 

 


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