のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

両腕が無くても感謝で生きる人

2017年07月06日 22時30分32秒 | うたごえ

結婚ゆび輪はいらないといった 朝 顔を洗うとき 私の顔を きずつけないように

体を持ち上げるとき 私が痛くないように 結婚ゆび輪は いらないといった

私の手元には 星野富弘さんの描いた絵と それに添えた言葉が沢山ある

 

 

始めて行ったとき 一つ一つの言葉を読んで 私は何故か涙を流れるのを感じていた

星野富弘さん 群馬県の中学教師で 体操の模範演技に失敗して 頭から落ち両腕を失い歩くことも出来ない

哀しみのどん底を救ってくれたのは 母の存在である

 

今までは 当たり前のように普通の生活をしていたのに 突然 身体の自由も失い両腕も無い

そんな彼を必死に支えた母に 生きる気持ちを与え やがて字を書いて見たいと思うようになる

口に筆を咥えさせてもらい 何時間もかけて最初に書いた字が 富弘美術館の入り口に有った

 

以後 草花も描くようになり 母への感謝 自然への感謝も言葉にして添えた

どの作品もとても障がい者とは思えない素敵な絵と 心を打つ言葉ばかりである

一枚の絵の前に立ち 私は表現する言葉も無いほど 感動と押し寄せる感情に溢れていた

 

 

添乗員になっても 何度も富弘美術館に行き 都度 感動を覚え 絵ハガキになった彼の作品を買った

4年前には うたごえバスで案内した 写真を見たら元気だった妹の姿があり 涙が溢れてきた

一緒に歌ったなぁ 歩いたあの道 富弘美術館の前に妹が立って居る・・・・・

 

 

今日 てんがらもんラジオの録画を見て 入院をしていたお馴染みの向井ガイドさんの元気な声を聴いた

相変わらずの明るさで 15日間の入院生活を語る そんな時に彼女が思い描いたのが阿蘇の大野勝彦さんだ

自分はたった15日間の入院も苦痛だったが 永い年月 寝たきりの方も居るのだ

 

風の丘阿蘇大野勝彦美術館

 

そして普通に戻ってきたが 阿蘇の大野勝彦さんは 星野富弘さんのように事故で両腕を失った

母の目前での事故 母は少なくとも自分が何とかできれば もっと救えたかも知れないと泣き続けた

その母を見て 彼は3日後には 包帯だらけの腕部分に筆を付けて貰い 言葉を書いたのである

 

4時間 必死になって ご心配をおかけしました 私はまだやり残すことがいっぱいある 

今まで普通がどんなものか気が付かなかったが そんなことに気づかせて頂いて有難う

こんなことを悲嘆のそこにあって 私なら嘆くばかりで 前向きにはなれない

 

彼は やはり画を描いたり 好きな釣りもしたり 車の運転まで義手でするようになった

本も出したり 阿蘇の高原に 風の丘美術館まで建て 障害者に勇気と感動も与えた

熊本地震で周辺道路も絶たれたりしたが 4月にはリニューアルオープンを果たしたそうである

 

 

向井さんが入院して改めて お二人の心の清らかさと強さを感じたという

まさか 星野富弘さんの話しが出るとは思わなかった

そして その富弘美術館が 九州にもあるという 私は当然 知らなかった

 

群馬県のみどり市と この九州の芦北町 は本来は無縁の話である

ところが熊本県の県立美術館と知事の縁で 交渉をして 富弘さんの方で快諾されたそうである

私たちには 感動だけでなく こういう生き方があるのだと 改めて思い知らされた今日でもあった

 

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3 コメント

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のびたさんの思い出の中に生きる人 (chidori )
2017-07-06 23:50:41
妹さん、お母様、のびたさんは、いつも一緒に過ごしている肉親がいる。

星野さんもまた、大きなウエイトを占めてのびたさんを

激励し続けた存在ですね。

向井さんの話も運びにも、彼女の魅力の一端を感じます。

話術でも、頭の良さだけでもない・・人間としてのやさし

さや温かさや、懐の広さも。そしてのびたさんの報告にも共通のものを感じた次第です。

ありがとうっございました。
こんばんは (kao)
2017-07-07 03:44:21
暑くて中途覚醒してしまいました。
のびたさん痛む指でお疲れ様・・・。
星野富弘さん私も大好きです。・
今回詩の勉強するにもこのかたの
本をかりてきました、。
なんどみても涙があふれてきます。;
素晴らしい才能と不断の努力ですね。
私もこうありたいと思いますが
修行不足故ダメかも・・??
向井さんの (屋根裏人のワイコマです)
2017-07-07 10:36:05
やはり、旅の観光情報を期待してましたが
今回は 思わぬ 観光情報 流石はベテラン
ガイドだけあって、寝ていても勉強していましたね
それぞれの障害を持つ二人の芸術家に焦点を
そして自分の入院体験と・・その芸術性のPR
今度南阿蘇村に行ったら・・立ち寄ってみよう

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