のびたとブレイク

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姉も癌 予防と知識 身守ろう

2017年10月20日 10時01分41秒 | うたごえ

今月はがん征圧月間 各地で啓発の催しが開催される

鹿児島では がん征圧県民大会があり 健康と予防などシンポジゥムも幾つかあり一般公開だ

各テーマは私でも興味があり 近ければ参加したいと思った

 

 

 

この中のテーマ 私は 「地域で暮らす人々と ロボットとの共生」 が聴きたい

今の世の中は 医療分野でもロボットが手術もする時代だ

家庭にあっても ICロボットがどんな質問にも応え 求める指示もこなしてくれるのだ

 

他にも 「幼少児期から思春期・若年成人期における生活習慣のも直しと健康増進」

「受精時・胚芽期・胎生期・幼児期の環境因子から成人後の健康や 次世代の健康を考える」

「脱タバコ社会実現をめざしタバコ対策の再構築を」

「これからの いのちと健康と生活をまもる」 各シンポジゥム あなたはどれを聴きたいですか

 

 

 

 

昨日の 『てんがらもんラジオ』 では毎月恒例の 看護師でもある児島淳子さんが登場した

これらの がん征圧月間の催しや 「ヘルスプロモーション」 について触れられた

聞きなれない言葉であり またネットで検索する

 

 

健康については 誰しもが関心を持ち その対策を実施しているだろう

関心を持ちつつも 何も予防もせずに 日々を過ごす方も多いように思う

自分だけで健康を保ち維持していくことは 強い意志も必要である

 

これを社会として 公衆衛生の立場で守って行くのが ヘルスプロモーションである

地域の環境や意識高揚のための対策や啓蒙などと併せ 全体の健康を護って行くことだ

日本国憲法でも 全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する とある

 

ただ こうして社会が健康のための対策や予防の啓蒙などを施しても 最後は自分である

予防注射 がん検診 など報せも来るが 受診率は100%では無い

生きるための水がそこにある 飲むか飲まないかは個人 強制的には飲ませることは出来ない

 

 

私の姉は昭和41年 40歳の若さで末期の胃がんで嫁ぎ先の岡山で亡くなった

病院へ訪れた時は末期がん 腹部は開いただけで閉じられた 手術の方法が無いのだ

その時から6か月の余命であった 

 

 

およそ今から50年前 当時の末期がんの症状は悲惨だった

激痛が襲う 悲鳴を上げる 付き添っている母は夜中でもナースコールをしなければにならない

痛みを緩和するには モルヒネしかない この注射については医師から同意を求められた

 

痛みは緩和するが 骨などが脆くなる 何かのきっかけで体の内部で骨折もありいのちを削る

母としては 少しでも長く生きて居て欲しい だがモルヒネ投与はいのちを縮めるのだ

この選択ほど哀しいものはない 早く激痛から解放させてあげたいとの心の葛藤でもある

 

 

11月の岡山 姉は意識朦朧としている中で スイカが食べたいと言ったそうだ

この時期 その時代はスイカは売られていない 母は必死になって市内を探し回った

ようやく見つけて病院に辿り着き スイカの汁を口に含ませた 数時間後姉は旅立った

 

 

残された子どもたちは甥と3人の姪である

その甥はまだ小学校4年生 その下に姪が3人だ 義兄は健在だったが大変な日々だったろう

しかし 子どもたちは成長して逞しく 自分の行く道を選んだ

 

長男の甥は神戸の大学で大学院へ そして がん研究所で学び アメリカでも癌センターへ留学

やがて医学博士となり 遺伝子の研究に没頭して 時には大学の客員教授になる

私は遺伝子なんて良く分からない 彼は言った いつかノーベル賞を取るかも知れない

 

冗談かと思ったが まさしく山中教授によって IPS細胞が発見され実用化がされ始めた

多くのがんや難病に役立ち いつかは癌は制圧されていくだろう

因みに姪たちは 看護師となり 一人は婦長まで体験していた

 

 

こうして母ががんで亡くなったことは哀しいけれど 子どもたちはその苦しみを見て心も成長した

癌は早期発見で助かるケースも増えてきた そのための予防と意識向上は私たちにある

機会があれば 進んで受診もしよう 知識を得る機会があれば 積極的に行きましょう

 

てんがらもんラジオ視聴して下さい

http://www.ustream.tv/recorded/109068144

 

 

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