夢うつつに マンションの隣の家のドアが閉まる音を聞いた 結構大きな音である
と すると この時間は朝8時30分で有る お勤めの女性が出勤する時間が決まっているのだ
ああ 花子とアンの放送は見逃してしまった そして のそのそと起きる
昨晩は確か11時頃に眠くて寝てしまった 思えばトイレは一度起きたが9時間眠っていたのか
こうして寝ている時間に 今度は起きなくて そのままあの世へ行っても良いかなと一寸思った
いやいや待てよ 今週も 今月も来月も 来年3月まで月に15日は予定が入っているのだ
ここでまだあの世とやらへは迎えが来ても行けないのだ
まだまだ元気で 多少若さを偽装しながら 笑顔と元気を送り届けなくてはならない
待っている人が大勢居るってことは 私は恵まれた人生を歩いているのだ
今日は敬老の日 お祝いはしても される気分になれないのが実感である
それでも このマンションの自治会は 律儀にお祝いをしてくれるのだ
70歳になった時から 自治会の役員が お赤飯を持って各家を廻る
自治会費 年間1200円しか収めていないのに 近所の伊勢屋さんの 立派なお赤飯である
のびたさぁん～ お赤飯を持ってきましたよ～ 自治会の女性がドアの向こうで声をかける
売り込み業者なら滅多にドアも開けないし 開けてもチェーン越しで有る
自治会の それも祝いを持ってきたならば ドアを開けてお礼を言わねばならない
ところで この女性たち 廊下で渡せばよいものを ドアをいっぱい開けて中をのぞき見るのである
そして 結構きれいにしているわねぇ とのたまうのだ あまり見せたくない我が家の状況だ
幸い 見えないところでは 所狭しと積み上げたり雑然としている ゴミ屋敷のタマゴくらいである
女性たちは どうも他人の家の中は 興味があるらしい
年に一度は バスツアーを企画実施も私に依頼するので 顔見知りではある
まあ こうして 高齢者の顔を年に一度でも 自治会の役員が確認してお祝いするのも良い事だ
少なくとも 生存確認はできるから これは続けて貰いたいと願う
遅い朝食を終わってブログを書いたら もう昼時になる 今日は昼抜きで夕食となるだろう
最後までお読みくださいまして有難うございました m（_ _）m
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