Neverending Cult

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LOSTAGE「In Dreams」全曲レビューその3「窓」

2017-08-05 | LOSTAGE「In Dreams」全曲レビュー











はじまりを見過ごしていた
いつからか見慣れた景色の中へ











ある意味この季節・・・
特に風通しの良い午後に聴いたらいかにも気持ち良さそうな曲です
だけど、個人的には上記に挙げさせてもらったフレーズがやたら印象に残ってしまった。

人間は、「はじまり」を見逃しがちな生き物だと思う
「その内やろう。」と決めてたらいつの間にかチャンスを失ってしまい
一旦興味を失くした何かに今更になって惜しむ気持ちや悔しい思いが沸いたり、
その時々では気付かなかった色々に時間が経ってからいちいち気付いてショックを受けてしまうおバカさんなのだ
自分もこれまでの人生でどれだけの数の「はじまり」を見逃して来たんだろう・・・とふと考えると空しい限りである

不意に俯瞰して見て閉口してしまうような現実が心身を痛めつけるように存在しているのは、
やっぱり自分が「今」に繋がる「はじまり」をことごとく見逃して来た罰のようなものなんです
自分自身気付けてすらいなかった沢山の「はじまり」たち、
それを思う度に悲しい気分にもなりますが、
その一方でこの曲はこんなことも歌っています。



ところで僕らの約束の時間にはまだ間に合うだろうか?


気付けてすらいなかったはじまりに、
見失ってしまった自分自身。
だけど、
その一方でまだ「間に合う」って信じていたい
「何とかなる」って思い込みたい自分がいるのもまた事実です
この曲では「はじまりを見過ごしていた」と歌われていますけど、
でも逆に考えればそういう自分や悔しい気持ちに気付けただけでもある種の「成長」ではあるんですよね
まだ、手遅れじゃないって信じたい。何かになれるって信じたい。頑張れば報われるって信じたい。
暑苦しさはない曲ですが、その代わりに「横顔が夢を語る」とさり気ない希望が歌われている大切な一曲です
今はまだ見失ってる状態かもしれない、「はじまり」を見過ごしたのかもしれない、だけど、これからは――――――。
自覚して歩き出す“夢”に似た何かをくれる、爽やかでありながら情熱溢れる楽曲です。
何気に日々の倦怠感が歌われている生々しさもまた好みの曲ですね。
こういう足掻くようなテーマ性がやはり似合うバンドです。


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