雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬の鈴(りん)13歳と風愛(ふあ)7歳の楽しい毎日を575で綴ります。

動物の 介在教育 参加して

2016-11-22 16:27:11 | 優良家庭犬&セラピードッグ
本日、千葉市で初めて「動物愛護教育・介在教育」の授業が行われました。


それに鈴とママもいってきました。

そのため更新が遅くなっちゃいました。



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写真は、近所の泉谷公園で撮影したショットです。



一週間ぶりに行ってみると、すでに紅葉がめっちゃ見ごろで

思わず鈴ちゃんの紅葉ショットを撮っちゃいました。



昨年の紅葉のシーズンまでは、風ちゃんも歩くことができて


この広場で歩かせて、紅葉観賞した時のことがよみがえってきました。



今年は、ちょっとさみしいけれど、鈴とだけの泉谷公園での紅葉観賞ですね。







さて、今日は朝から地震があったり、雨が降っていたりで
いろいろ心配なこともあったのですが

無事に第一回目となる千葉市とJAHAとの共同開催となる
「動物愛護教育・介在教育」の授業が

千葉市内のある小学校で行われました。



千葉市からは、動物保護指導センターのスタッフがいらっしゃって

動物を保護する仕事の内容

保護犬や猫の譲渡な話

命の大切さや、飼った動物を捨てないでほしいという内容

飼う前には、きちんとその動物のことを調べてちゃんと一生育てられるかよく考えて決める大切さなどが伝えられました。







その後、常に褒めるしつけ(陽性強化)でトレーニングされた

ワンちゃんたちが飼い主であるボランティアさんと登場。


自己紹介、犬種紹介をして

「犬との正しいふれあい方」の実演に入りました。


今回は18頭のワンちゃんが参加。

その中にママと鈴ちゃんもいました。


鈴は、小学校での活動は初めてなので「見学犬」というカタチで

直接児童とはふれあいはしないけれど、そのほかの項目はママといっしょにやりました。







実は、私は小学生の頃「犬が怖くて避ける」タイプだったんです。



それは、外飼いのワンコに飛びつかれて、その時着ていた体操服を噛みちぎられるという経験をしたからです。

そのほかにも、フリーの犬に追いかけられて走って逃げるという
恐い経験もしたし


結婚してからも、ゴミ置き場の近くに外につながれている犬がいて

毎回、ゴミ出しする私に対して吠えて

とても怖くて…。


いつしか犬嫌いになっていました。



それから40歳になるまで、犬に触れることはもちろん
散歩している人と犬を見かけたら、遠回りしたくなるほど
避ける生活をしていました。






そんな私を変えたのは、15年前に出会った生後約1カ月の風ちゃんでした。

モコモコした小さな物体が動いていて、犬に思えず
思わず抱っこしたのが最初でした。



それから犬のことを勉強しはじめて、
自分はなぜ「犬が怖かった」のか

自己分析をしました。


それは、犬に対する知識が少なく

犬が何を考えて、行動しているかわからず

予測ができない存在だったからだと気が付きました。


小学生だった私は、犬という動物の行動を理解できず

大声を出したり、急に走ったり・・・・。


動物介在教育では、まず3つの約束として

犬のそばで

●大声をあげない
●突然走らない
●突然さわらない

ということを教えます。


そんなことを知らなかった私は、それをやって

相手の犬も興奮して、飛びついて体操服に噛みつくという悲劇が起こったんです。




私は、風ちゃんを家族に迎える時にたくさんのことを考えました。

今は子犬でかわいいけれど、「飛びつく犬」「吠える犬」「かみつく犬」になったら、きっとこの犬を嫌いになってしまう。

そうなったら、この犬も私も、家族みんなが不幸になる。


だったら、どうする??


「そうだ! 飛びつかない、吠えない、かみつかない犬に育てたらいいんだ」

そう考えて、15年前に風ちゃんを引き取ることを決めました。



その時から「小学生に犬との正しいふれあい方」を教える教育があったらなーと考えるようになりました。

私の子供のころに、そんな教育を受けていたならば、
40歳になるまで犬に触れない生活には、ならなかったと思います。




そして、風ちゃんと大阪でアニマルセラピーのボランティアをするようになって、病院や老人ホームなどを訪ねるようになりました。


だけど、心のどころかで「いつかは小学生に教える活動をしたい」。

と思っていたのです。




もう風ちゃんはいないけれど

その「夢の一歩」に向かって、今日鈴ちゃんといっしょに進むことができました。


見学犬であるけれど、鈴ちゃんも100名以上の生徒さんの前に出て、ご挨拶したり、ママとアイコンタクトをしたり、体育館の中のクレートで静かに待機したり、とっても頑張ってくれました。




鈴ちゃんお疲れ様。




とってもおりこうさんでした。

大好きやで!!!





最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。

在りし日の風ちゃんショットです。



動物病院の待合室でのワンシーンですね。
パパが風ちゃんを抱っこする瞬間。

パパだと軽々でしたね。


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4 コメント

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Unknown (mamehana)
2016-11-22 17:39:02
小学生に動物介在教育を・・・ママさんの夢、思いへの第一歩ですね。
自分がされたくないことをしないわんこに育てる・・・そこまでの覚悟があっての風ちゃんとの暮らしだったのですね。
私は暮らしたいと思った時、そこまでの意識はなかったです。
もちろん暮らしだしてから勉強はしましたが、ママさんさすがです。f

鈴ちゃん、その場にいるということを頑張ってくれたんですね。
どんどん、鈴ちゃん、成長していますね。
ぽちっ×2
Unknown (クリムー)
2016-11-22 20:57:55
朝の地震、胸がギュッとなりました。無事を祈るばかりです。
風ちゃんママさんのお気持ち、わかります!
ウチは住宅街なので、夕方になると幼稚園・小学生、小さなお子様がたくさん遊んでいます。散歩中、大きな声を出して急に走って触ろうとしてくる子もたくさん居ます。可愛いと思ってくれるのは嬉しいのですが、ドキっとします。きちんと「触ってもいいですか?」と言ってくれると親御さんがきちんとしてるんだなぁと。もしもを考えて、ワンちゃんを悪くしたくないから「急に触らないでね。ゆっくり優しくしてね。ビックリするからね。」はっきり言うようにしています。
たくさん可愛がってもらうのも大事だけど、やっぱりウチの子を守らないと!
Unknown (茶チャママ)
2016-11-23 08:07:10
私も同感です
父が子供の頃から命の尊さを追いえる為に
スズメやツバメのヒナを育てさせたり
いろいろな生き物御面倒を見させてくれたのです
たくさんの子供たちを看取っていつも父に感謝しています
風爺さんの様態が悪く介護しながらゴンの社会性を身につけさせ
お猫様や家族の面倒
お隣から受けたパニック
正直ブログ訪問の時間が足りなくて
一昨日は気が付かなかったのですが昨日ゴンの散歩に外に出たらどこかで・・・・
鈴ちゃんと重なっていましたよ
お返事がめっちゃ遅くてすみません (風ママ)
2016-12-22 17:12:35
mamehanaさん
私は40歳になるまで、犬が怖くて苦手で避ける生活をしていましたから・・・。子供の時からちゃんとした知識があれば、もっと変わっていたかもと思います。


クリムーさん
犬の性質や特性をちゃんと伝えて、正しく触れ合えばお互いに仲良くできるようになれば、世界が広がりますよね。


茶チャママさん
命の尊さを伝えること、とても大事です。
そして心、感情があることもわかってもらいたい・・・。
そう思っています。

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