心と神経の哲学/あるいは/脳と精神の哲学

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カッシーラーの『実体概念と関数概念』を買った

2017-05-17 19:23:46 | 日記

ドイツの哲学者エルンスト・カッシーラーの『実体概念と関数概念』をアマゾンで買った。

みすず書房から新装版が先月出版され、店頭で見たら装丁が良くなっていたので、アマゾンを使って買ったのである。

この本、実は20年くらい前から興味を持っており、いつか買おうと思っていた。

しかし、みすず書房の前の版の装丁はあまりに無味乾燥で、無視していたのだ。

それが今回のではカッシーラーの横顔の白黒写真が大きく出ている。

それを店頭で見て、さらに数分間立ち読みし、これは買おうと思ったのだ。

ドイツでは珍しい数学・物理学系の科学哲学の専攻者としてのカッシーラーの思想はきめ細かく深い。

とにかく、実体概念と関数(関係、機能Funktion)概念の関係は存在論的思索の貴重な糧となるであろう。

この本では時間・空間の問題も扱われており、今後の私の存在論の展開に強い影響を与えると思う。

観点は違うが、ホワイトヘッドやアレクサンダーと類似の問題系を扱っているようで、その点も興味深い。

とにかく、西洋近代の自然科学の認識論的基礎に関するカッシーラーの論考が天下一品なのは間違いない。

 

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