四国の霊験に預ろうと江戸に設けられた写し霊場・江戸御府内八十八ヶ所は、東京の23区内にすべてあります。その中78番札所が上野の摩尼山宝光寺成就院です。骨伝導ととに弘法大師の霊験を体感するため、東上野へと向かいました。
上野駅東側の東上野には、百観音成就院もあるため、摩尼山宝光寺成就院は下谷田中成就院と呼ばれています。もともと本所弥勒寺の末寺です。
江戸御府内八十八ヶ所は、宝暦5年(1755)頃に多聞院に墓のある正等和尚(1703-1774)が開創したと伝えられる霊場です。関東八十八ヵ所が「平成の大師の道」というように、現代の弘法大師霊場として開かれました。江戸の時代でも、当時の「現代」に大師の偉大な霊力を身近にする「道」が創られてきたのでしょう。
都会の寺院らしく境内は狭く、周囲も上野界隈らしい低いビルが多くあります。弘法大師堂の隣にはお馴染みのスタイルの弘法大師像があります。山門は現代風になっているため、境内の様子が想像できない感じですが、中に入ると、都会の中で思わず発見した癒しの霊場のような気分になります。
骨伝導を使ってご詠歌でも‥‥
そんな気持ちに自然となれる寺院です。
耳をふさがない骨伝導は、難聴の方だけでなく健聴者にも最適なツールです。都会の交通事情は厳しく、聴覚を失われた状態(健聴者でもヘッドホンで音楽を聴いていた状況も含む)は、巡礼や遍路には適しません。
耳をふさがないことに都会の巡礼旅の安全性があります。
しかし、
骨伝導なら何でも良いというわけにはいきません。米軍で採用された特許技術の骨伝導こそが、信頼に裏付けられた遍路旅に安全性をもたらせてくれます。しかも骨伝導により、弘法大師霊場の「気」を聴くことにつながるかもしれません。
⇒ 特許技術の骨伝導
もっとも都会的な弘法大師霊場に少しでも骨伝導とともに触れたなら、それだけで霊験あらたかなものになるようです。
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