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菅首相と海江田の答弁が食い違う

2011-05-24 00:20:18 | ニュース
衆院東日本大震災復興特別委員会は23日午前、菅首相と関係閣僚が出席し、復興基本法案の実質審議に入った。
首相は、震災発生翌日の3月12日、東京電力の福島第一原発1号機への海水注入が中断された事に付いて、「注入する時も、止める時も、私どもに(東電から)直接報告は無かった。私を含めて(首相官邸の関係者が)注水を止めた事は全く無い」と述べ、同日午後7時過ぎから約20分間行われた海水注入を把握していなかったとして、自らの中断指示を否定した。

政府・東京電力統合対策室の発表で、首相の注入指示が同日午後7時55分とされている事に関連し、自民党の谷垣総裁が「首相官邸のホームページでは午後6時とされている」と質したのに対し、首相は「午後6時の指示は、海水注入に当たって必要な事を検討して欲しいと言うものだ」と釈明した。
菅首相は「注水自体、報告が無かった」と強調。
しかし、注水が中断した際、菅首相が「本格的な注水」を指示していた事を海江田経済産業大臣が明らかにしていた。

菅首相は「19時4分から20何分かの25分の間の海水注入に付いては、当時ですよ、私なり官房長官、副長官の所には報告は挙がっておりませんでしたので、当然ながら報告の挙がっていないものを止めろとか止めるなとか言う筈も有りません」と述べた。
しかし、海江田は今月2日の予算委員会で、注水を中断した際に菅首相が、本格的な注水を遣れと指示したと語っている訳だ。

海江田は「19時4分に、これは私どもの資料で御座いますが、いったん東京電力が福島第一原子力発電所の1号機の海水注入試験です。20分ぐらい(海水注入)試験を遣りましたけど、停止をしました。再度、重ねて総理からの本格的な注水を遣れと」と述べている。
これらを見れば、菅首相の答弁の整合性は取れない。

前にも書いたけど、嘘を一つ吐いたら、その嘘を隠す為に更に嘘を重ねて、その嘘を隠す為に更に嘘を吐かねばならない。
新たに吐いた嘘を隠す為に更に嘘を・・・と言う嘘のスパイラルに嵌まって行って、にっちもさっちも行かない状態になり、最後は嘘がバレてエラい事になる。

菅政権を見ていると、まさに嘘のスパイラルに嵌まっている様に見えるのだが、菅首相は思い付きで喋る癖が有るから、周りの人間は大変だわな(笑)。って、笑い事では無いけどね。
官邸のウェブサイトの該当箇所を政権に都合の良い様に訂正したり、原発関係の議事録を取っていないと言ってみたりと、菅政権を延命させる為に必死なのは判るが、余りにも姑息な遣り方で見苦しいとしか言い様が無いな。

こんな事ばかり遣っているから、民主党は素人集団と揶揄されるんだよ。
議事録の件にしても、政府の会議を遣っているのに、議事録を取らないってのは有り得ない訳で、中学校の生徒会でも議事録ぐらいは取るだろう(笑)。
言った言わないの「水掛け論」にならない為に、発言の証拠になる物として議事録が有る訳で、議事録が無いってのは余りにも幼稚だわな。

実は議事録は存在していて、都合の悪い事実が書いてあるから、議事録が無い事になっていると推測するのだが、中国漁船の時みたいに誰かがネットに公開しないかな。
あの時は「sengoku38」だったけど今回は「edano38」やら「kaieda38」とかさ、「hosono38」でも良いけど、あっ、娘の運動会の日に不倫して、女との移動に議員パスを使うから「hosono38」は駄目か。チャンチャン。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】