ネッタイムス・ブログ

戯れ言や与太話、何でも御座れ。

政治家は簡単に増税と言うな

2011-05-30 14:30:55 | ニュース
今回のエントリは増税の話を書く、一口に増税と言っても色々と有る訳で、最近ではタバコが増税した訳だ。
タバコの税金が上がっても、「私はタバコを吸わないから関係無い」とか思っている人も居るかも知れないが、税金を取り易い所から取ると言う安易な姿勢に怒りを覚えないと、タバコだけでは無くて他の物まで広がる可能性が有るな。と、想像力を働かせて欲しい。
政治家はタバコの増税をしたら、国民はどんな反応をするのか?。と、様子を窺っていて、反発が少なければ次の増税を実行し易いなと考えるだろうな。

定期的に増税を口にする政治家が居て、実際に増税をしたら、どう言う事になるのか判った上で言っているのか小一時間、問い詰めたくなる。
増税を声高に連呼する政治家と言えば、猿系のチンパンジーみたいな顔をしているが実際は犬、財務省の犬と言われている与謝野馨が思い浮かぶ。
与謝野は財務省の犬だけでは無く、原子力村の犬とも言われている事は与謝野馨、原発事故は神様の仕業でも書いた通り。
与謝野に限らず、自民党のハニガキこと谷垣総裁もそうなのだが、増税を口にする政治家は多いが、そいつらの中で増税イコール財政支出の削減を声高に叫んでいる政治家は居るだろうか?、答えはノーである。

増税は声高に叫ぶが、財政支出の圧縮や削減を同じ様に声高に叫ぶ奴は居ない。
勿論、例外の議員も居るだろうが、増税推進派議員は財政支出の削減、例えば「公務員制度改革」等に付いては知らんぷりだわな。
これでは「破れバケツに水注ぐ」様なもので、増税しても無駄な支出が多ければ意味が無いのである。
最近は、与謝野の顔を見る度にヅラと言うか、ワンタッチクリップでパチパチ留めている付け毛を吹き飛ばしたくなるだけでは無くて、与謝野の存在そのものを遥か彼方の銀河系まで飛ばしたくなるよ、ヨーダに習ったフォースを使ってね、本当に(笑)。って、笑い事では無いけどね。

菅首相は29日、6月下旬に纏める社会保障と税の一体改革案の中で、焦点の消費税率引き上げ幅や引き上げ時期を最終調整する為、政府と与党幹部による「コア(中核)メンバー会議」を設置する方針を固めた。
来週中に初会合を開き、4回程度の協議を経て6月中旬にも、2015年迄に現行税率を5%引き上げて10%にする案を決定する方向と言う。
増税の大義名分として、何時も社会福祉を出すのは、消費税を導入した竹下登を見ても判る通り。
しかし、実際に消費税を導入して社会福祉に使われているのか判らない。

社会福祉以外にも、東日本大震災や福島第一原発の被害等の復興には、長期に渡って巨額の費用が必要なのは明らかなのだが、先ず増税ありきと言う考えは如何なものか?。
安易な増税は国民意識や経済にとって、悪影響を与えるのは必至である。
福島第一原発事故に付いては、東京電力が損害賠償するのが基本である事は言うまでも無い。
東電は原発貴族と呼ばれ、今まで散々利益を享受していた訳で、原発事故は別ですよってのは虫が良すぎる話。
原発は万全の体制を取っているから安全だと言って来たのは、他でも無く東電自身なのだが、自分のケツは自分で拭け。

東電はよく想定外と言うのだが、想定範囲を狭くする事で、何事も想定外に出来る訳であり、そう言った意味では想定外とは便利な言葉だわな。
まぁ、あれだ。増税無しで財源確保の道筋としては、子供手当や高校無償化等のバラ撒き政策である民主党のマニフェストを白紙に戻す事が先決なのは言うまでも無い。
次に、無駄な国会議員と公務員の人員削減や給与削減(議員の場合は歳費削減)。
民主党のマニフェスト公務員人件費の20%削減は甘い、極端な話をすれば初年度は20%でも良いが、何年か後を目処に50%削減するべきだ。

それは極端過ぎると言う人も居るかも知れないが(まぁ、極端な例だけど)、それでやっと諸外国と同じレベルの給与になる。
一部例外として、自衛隊、海上保安庁、消防、警察には配慮が必要だろう。
公僕である筈の公務員が肥え太り、国民がどんどん痩せ細ると言う国の体質は異常だわな。では。

増税に付いては、マスコミの増税音頭と輸出戻し税財源不足になった原因を検証しろ等でも書いているので、読んでみて下され。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
役人の役人による役人のための増税 (ゴンザレス)
2011-12-11 09:17:32
ある外国人がこう言った。「日本は泥棒国家だ。」と。もうこの国は「民主主義」ではない国になってしまった。役人と政治家が結託して、反民主主義の国にしてしまったのだ。国民は、彼ら(役人と政治家)の酒池肉林を満たすための「搾取対象」でしか過ぎなくなった。彼らが豪華な議員年金暮らしと天下り先の確保のために増税を企んでいるのだ。震災復興とか年金待遇改善とかの大義名分を振りかざしたところで、何ら期待したような結果が出ない事位、先が見えている。増税して揚がった税収があれば、彼らのリッチな暮らしを維持するために大部分の金が消える運命なのだ。彼らは「国民の代表」という「化けの皮」を着た「泥棒」であり「貴族」に過ぎない。もう何も期待出来ない。日本はこのようなゴキブリとドブネズミに食い荒らされた残り滓(かす)になってしまった。大消毒の段階が必要だろう。
返信する
どうも (東坊京門)
2011-12-12 18:34:00
そう、仰る通り国民は、この国の特権階級である役人貴族を支える為の奴隷みたいなもんだわな。
役人は余り表には出ず、嫌な役目は政治家を使い、役人が考えた政策が失敗したら、その政治家に責任を取らせて、役人は決して責任を取らない。
役人からしたら、国民は搾取の対象であり、政治家さえも使い捨ての駒である。
しかも、奴隷である国民が怒らないから更に図に乗る訳だな。
国民も、そろそろ草莽崛起しなければ、何時まで経っても状況は改善されないね。
返信する