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静岡県の川勝知事、マスコミに八つ当たり

2011-06-15 15:08:30 | ニュース
静岡市藁科にある「本山茶」の製造工場の茶葉から、国の暫定基準値(規制値)を超える放射性セシウムが検出された問題で、静岡県は14日、藁科の工場10カ所で抜き出した一番茶の製茶を調べた結果、新たに2カ所で基準値を超えたと発表し、県は2工場に出荷自粛と商品の自主回収を要請した。
県は「健康への影響を心配するレベルで無い」と、お約束通りのコメント、放射性ヨウ素に付いては検出されなかったと説明した。
県によると、2工場で検出された放射性セシウムは602~614ベクレルで、1キログラム当たり500ベクレルの暫定基準値を上回り、下回った8カ所は161~499ベクレルだった。

今回の検査は9日に藁科の工場1カ所から、一番茶の製茶で1キログラム当たり679ベクレルの放射性セシウムを検出した為で、県は同地区にある工場計約100カ所を全て調べる方針を示していた。
アメリカの水の基準は0.1ベクレル、世界の水の基準は1ベクレル、チェルノブイリの水の基準は10ベクレル、そして日本の暫定基準値なのだが、水の基準は何と驚く事に300ベクレルである。
世界の食べ物の基準は10ベクレル、チェルノブイリの食べ物の基準は37ベクレル、アメリカの食べ物の基準は170ベクレル、そして日本の食べ物の暫定基準値なのだが、これまた驚くと言うか衝撃的な事実、何と2000ベクレルなのだから異常としか言い様が無い。

幾ら水や食品と茶の基準値は違うと言っても、日本の暫定基準値自体が消費者を無視した糞レベルなのだから、基準1キログラム当たり500ベクレルで云々と言うのは、チャンチャラ可笑しくて笑っちゃう話。
製茶からセシウムが検出された事に付いて、静岡県の川勝知事は「報道が風評被害を煽っている」とNHKを名指しで厳しく批判した。
川勝知事は「風評被害の最たるものは、一部のここにいる人達です。9日の9時台の全国ニュースは、静岡県で暫定規制値を上回るものが出た。何と言う不埒な事だ。一局所を全体であるかの如く報道する、本当に道義的に問われるべきだ」と、セシウム検出を報じたマスコミが悪いと言わんばかりのコメント。
更に「公器である事を弁えなさい。1面トップや、NHKを見た人が、見出しと報道で、静岡茶は全部やられたと思っています。一部を以て、全体にした反省をして頂きたい。責任重大ですよ、君たち」と、マスコミ批判を続けた。

NHK名古屋放送局広報部は取材に対し、「報道した内容は事実です。知事の発言に付いてコメントすることは有りません」と話した。
川勝知事は茶葉からセシウムが検出された問題でも書いたのだが、検査を拒否しておいて「安全」だとアピールする、ちょっとアレな人。
そんな人がトップに居る自治体は静岡県、放射性物質の隠蔽を業者に要請でも書いた、都合の悪い情報を隠蔽しようとした、ちょっとアレな所。
知事が知事なら、職員も職員よのう。って、近所の爺さんが憤慨しながら言うとりました。

ひょっとして、職員の隠蔽工作がバレて、知事はテンパっているから、マスコミに八つ当たりしたのだろうかね?。
その内、知事は菅首相みたいに、日本語でもフランス語でも無い様な言葉を、早口で延々喚き散らすのかな?、もう既にパチパチと、異常な回数の瞬きをして、周囲から「パニック症候群」とでも言われているのかな?。
知事には、一刻も早く病院に行く事を勧めます。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】