どこ吹く風

旅のことを主に書く。

機中・到着

2006年07月27日 07時15分06秒 | モンブラン
 飛行機は飛び立って暫らくすると飲物、食事が出る。ワインにするかビールにするかと迷ったが赤ワインを頼む。食事はチキンにし、飲物はビール、それも恵比寿ビールがあった。パンは食べなかったがこれからの事を考えて手元に残しておく。

 シベリア上空は雲あり、晴れありで教科書通りの成長過程を見せている川のクネクネやツンドラ、水面の輝きなどを懐かしく見る。
タイガ地帯で開発されている地域が見える、”抑留日本兵の力だ、それを・・云々”と話しかけてくる人がいた、「南方では同じ事をさせたのだからお互い様ですよね。」とかわした。抑留された人たちに対して言うているワケではない、日本国および国民の戦争に対する反省を問題にしたいだけです。

私たちニッポン人は第二次世界大戦の被害者ですか、加害者ですか?
全体的客観的にみた意見を聞きたいです。
抑留者の関係者であったかもしれませんが、例え抑留者であっても「戦争被害者」という意識だけでは済まないものだと思います。

到着3時間前に夕食が出た、その前に軽食のパンも出た、またまたビールを飲む。シベリアのタイガ地帯の他所では見られない風景を堪能する前にバルト海へ出てしまった。
予定通りZurichに着く、スイスの入管は入国スタンプも押してくれない、ほぼフリーパスだ記念としてスタンプが欲しいのに。

 ターミナル内のSBBの窓口で15日間のセーバパスを買う、374chf(スイスフラン)だが汽車やバス、湖上遊覧船がフリーになりロープウェイやケーブルカーなどの料金が半額なる。昨年はハーフチケットにしたが今回はセーバパスにした。もちろん2等の料金です。

 さあ、スイスでの最初の行動はルチェルンまで行くこと。スイス滞在が16日間なのでセーバパスは明日から有効にし、今日は現金を払うことにする。半額割引も無く26chfもした。
二階建ての汽車は15時47分動き出した。地上へ出ると6時前と言うのに陽はまだ高い、スイスらしい街並みの中を走りチュリッヒ駅に着く。線路が何本も並び架線が張り巡らされているので如何にも駅らしい駅だ。
湖が見えてきた数キロにも及ぶボートコースが見える。アウトドアスポーツが盛んな国だ。
当たり前だが風景はスイスだ、何を見ても何処を見てもスイスが感じられるのがいい。
これからが楽しみだ。

写真は機内に貼られた飛行概略図です。

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