絵本の部屋

鈴木まもる「鳥の巣研究所」別館

"You Belong to Me"

2016年08月11日 | その他の本

"You Belong to Me"

Words and Illustration by Mamoru Suzuki
Translation by Mariko Shii Gharbi 

Museyon,  32 pages, $12.99  (2016/08) 

 

 

 

I love you so much.

 

 

You are my favorite person
in the whole world. 

 

 

I could spend all day with you.

 

 

I'll always protect you.

 

 

The simple text of love, caring and protection is accompanied
by adorable illustrations of animals and dinosaurs that hug,
help, and protect a human child. The comforting text is ideal
for a soothing bedtime story. This beautiful book is a perfect
gift for parents with a newborn baby.

 

<Review>

One of the pleasures of reading aloud a certain tender
type of baby book is that in doing so we literally speak
words of love to the infant in our care. Phrases that will
become routine, let’s hope, such as the stalwart
“I love you,” are still new to the infant’s ears and still
incredible for the parent or grandparent to say.

The love language in Mamoru Suzuki’s “You Belong to Me” 
is direct and affecting in this way, and even briefly humorous.
Each illustration depicts a tiny child being snuggled,
petted or carried by a colossal animal.
“You are my favorite person in the whole world,” a kangaroo
seems to be saying to the merry-eyed child in her pouch.
“I’ll hug you when you are sad,” a huge polar bear assures
the toddler in his arms. Moving from the loving individual
to the protective group, mongooses and porcupines (and
even a Tyrannosaurus rex) vow to provide love and care
in this peaceful exercise for children up to the age of 3.

(Meghan Cox Gurdon,  Wall Street Journal)  

 

You Belong to Me
Mamoru Suzuki
Museyon

 

 

あなたがだいすき
鈴木 まもる
ポプラ社 2002年

 

 


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「すすめ!うみのきゅうじょたい」

2016年07月01日 | のりもの絵本

「すすめ!うみのきゅうじょたい」 竹下文子・文 鈴木まもる・絵 

金の星社 32p 1300円+税 
2016年7月8日ごろ発売予定
 

ぼくたち きゅうじょたい 
いつでも どこでも たすけにいくよ 
ふねが いわに のりあげて うごけない 
どうする?
いぬが サーフボードで ながされた 
どうする?
きゅうじょたい しゅつどうだ!

(カバーソデより)
 

 とびら

 

 

 

うみから かもめが とんできた
「はやく きて」って いってるみたい
なんだろう?
とにかく きゅうじょたい しゅつどうだ
(p4-5)

 

 

すすめ すすめ きゅうじょたい
おひさま ぎらぎら ひまわりばたけ
うみを めざして いそげ いそげ
(p6-7)

 

 

 

あっ
がけの うえに とんびの す
ひなが おちそうになっている
どうする?
(p12-13)

 



あっ
ふねが いわに のりあげて うごけなくなっている
どうする?
(p16-17)

 

  裏表紙

 

<制作ノート>

『すすめ!ゆきのきゅうじょたい』が出版されたのは昨年の秋でした。
冬のお話だったからです。
文章担当のFネコさんが夏のお話も書くと編集のO君と約束していたのは
知っていました。
でもまあ、出版は早くて来年だろうと思っていたら、
今年の夏に出版ということになりました。

一応絵の世界ができているし、『ウミガメものがたり』を描いた後で
心が海の世界にはなっていたし、例によって、工事車両を描くのは好きだし、
早いときには5月頃から子供と遊びに行っていた海岸や砂浜が舞台だし…
バンバン描き出しました。

絵本でも絵でも、心の中に世界ができれば、あとは描くだけなので早いというか、
スルスル手を伝わって筆を通して、絵の具が白い画面に移っていくので、
気がつくと完成している、というわけで無事完成しました。

最近(?)リメイクされたみたいですがサンダーバード1号、2号、3号とか、
毎年やっているなんとかレンジャーとか…
困っている人(この絵本の場合は動物さんが多いですが)を
みんなで助けに行こうと思うことも、必要な道具を使いたいと思うことも、
本能的なことなのだと思います。

 

Amazon.co.jp

 


シリーズ既刊 

 

 

 

 


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「ウミガメものがたり」

2016年05月17日 | その他の本

 

「ウミガメものがたり」 鈴木まもる作・絵

童心社 32p 1500円+税
2016年5月15日 

母ウミガメが砂浜にうめた卵からかえった子ガメたち。
砂の中からはいだして海にむかいます。
でもそこはゴールではなく、長い長い旅のはじまりなのです。
子ガメたちの旅は、大きな地球の豊かさや厳しさ、そして
自然の不思議さを知ることにつながる、命のものがたりなのです。

(初版オビより)

 

 とびら

 

だれも いない なつの すなはま。
うみの なかから なにかが やってきました。
ウミガメの おかあさんです。
(p2-3)

 

 

 

でた でた! でてきた でてきた。
うまれたばかりの 子ガメは 5センチくらいしか ありません。
(p6-7)

 

子ガメたちは だれにも おそわらず うみに むかいます。
(p8-9)

 

 

 

子ガメは まだ ふかく もぐることができません。
ういている かいそうなどの なかに かくれ、
おおきな さかなに みつからないようにするのです。
(p14-15) 

 

うみの なかには、たてに ながい さかなも いるし、
ひらべったい さかなも いるし、とげのある さかなも います。
そらを とぶ さかなも いるし、さかなではない いきものもいます。
(p20-21)

 

20ねんくらい いきると、ながさ1メートルいじょう、
おもさも 100キロいじょうになります。
そして また 10000キロ はなれた 日本に かえろうと
およぎはじめます。
(p28-29)

 

 裏表紙

(引用文は本文の一部です)

 

<制作ノート>

 子どもの頃、だれもいない海岸で、ウミガメの白骨化したのが
打ち上げられているのを見つけました。頭蓋骨も甲羅も全身真っ白で、
とても美しかったです。今だったらどうやってでも持って帰ったと思いますが、
子供だったので、残念ながら大きすぎて持ち帰ることはできませんでした。
でも、その光景は心の中の引き出しにしまわれました。 
 大人になって、水族館に行ったら、近所の砂浜で生まれた子ガメが
水槽でたくさん泳いでいました。生まれたばかりの子ガメと白骨化したウミガメ。
ぼくの心の中で2つのエピソードが出合いました。
 暗い夜の砂浜でウミガメのお母さんが卵を産んで、そこからかわいい子ガメたちが
はい出して大海原にむかう…というのは、ニュースや本などで、よく見慣れた光景です。
「あの小さな子ガメは、どこに行き、どんなものを食べて、どんな暮らしをして、
あんな大きなカメになるのだろう?」という疑問と、心の中にあった2つのエピソードが
まざりあって、この絵本を描きたくなりました。

 今回は内容的にいろいろな要素があるので、1見開き1場面では表現できないと思い、
コマ割りの画面を使ったり、大きな絵で見せたり…。
 長い長いウミガメの旅と、大きな地球と自然の神秘や不思議、
元気に生きていく生命のたくましさを感じてもらえると嬉しいです。

 新しい生命を産むために、太平洋を横断して産まれた砂浜に戻ってくるウミガメ。
南の島から鳥の巣を作るためにやってくる渡り鳥。どちらも、誰に教わるわけでもなく、
地球という大きな自然の中で、自分の本能の力を信じて長い長い旅をして、
自分の生きる場所を見つけて生きているんだと思います。

 

Amazon

ウミガメものがたり
鈴木 まもる
童心社 2016年

  


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「だっこ」

2016年02月06日 | その他の本

「だっこ」

鈴木まもる作・絵
小峰書店 24p 1000円+税
2016年2月12日

ムニュッとだっこ ギューッとだっこ ほんわりだっこ
だっこ だーいすき!

 

 とびら

 

p.2-3
パンダの かあさん パンダだっこ
かあさん ムニュッと パンダだっこ

 

p.4-5
ライオンの とうさん ライオンだっこ
とうさん ヨイショと ライオンだっこ

 

p.5-6
ラッコの かあさん ラッコだっこ
かあさん ヨッコラ ラッコだっこ 

 

  裏表紙

 


<制作ノート>

今回はいろいろな動物たちのだっこと、それをまねする親子の絵本。 

お母さんのおなかの中にいたあかちゃんは、
産まれて外の世界にでてきても、まだまだ不安なことばかり。
しっかりだっこして育てるのはどんな生物もおんなじです。
この時期しっかり だっこされて育てば、
あとは一人で、どこででも生きていけます。

でも、この時期そういう体験していないと、
その不安感はいつまでたっても満たされないし、
あとから お金や物では埋めることができないのではないでしょうか。

どんな動物も小さい赤ちゃんをペロペロなめて育てます。
人間もそれは同じだと思います。
ペロペロなめて、しっかりだっこしてあげてください。
この絵本を見て、いろいろな動物のだっこをまねして遊んでくれたら嬉しいです。 

今回、鳥の巣は出ていませんが、
最後に愛の巣が出てきます。

 

 

Amazon ↓

だっこ
鈴木まもる 作・絵
小峰書店 2016年

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「すすめ!ゆきのきゅうじょたい」

2015年11月10日 | のりもの絵本

「すすめ!ゆきのきゅうじょたい」

竹下文子・作 鈴木まもる・絵
金の星社 32p 1200円+税
2015年11月10日

ぼくたち きゅうじょたい
さむい ふゆでも げんきだよ
ゆきみちで トラックが こまってる
どうする?
ひつじの おうちが つぶれそうだって
どうする?
きゅうじょたい しゅつどうだ!
(カバーそでより) 

「すすめ!きゅうじょたい」に続く第2弾。
6人の元気な子どもたちが、はたらく車でみんなを助けます。 

 

とびら












裏表紙


<制作ノート>

今回は冬の雪世界。

我が家のへんはあまり雪は降りませんが、
昔行った冬山の、葉が落ちた山の寒い感じや、
北風のピューピュー冷たい感じ、
雪原の荒涼とした広さ、足先からジンジン冷たい感じなどなど……

雪世界の荒涼とした美しさ、
空から無数に降って来て、空の彼方に吸い上げられていきそうな雪、雪、雪……
そんな白い雪をどんな色で表現するか……

雪が降ってきて、どんどん どんどん降り続き、
真っ白な世界になって、
それが物語終盤、だんだん雪もやみだして、明るい夕方になり、
楽しい雪遊びから、元気にさよならの場面に自然につながるように
とっかえひっかえ絵を描き進めました。

前作同様、ショベルカー、ホイールローダー、ダンプ、高所作業車、
クレーン車、ヘリコプター、それにチェーンソーなどは、
乗ったり、やったりしたときの気持ちを思い出しながら描いたので、
子供たちも、そんな気持ちになってくれたらうれしいです。



作者ブログは→こちら (閑猫堂)

 


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すすめ! ゆきのきゅうじょたい
竹下文子・文
鈴木まもる・絵
金の星社 2015年



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