絵本の部屋

鈴木まもる「鳥の巣研究所」別館

「鳥の巣つくろう」

2017年04月17日 | 鳥の本

   

「鳥の巣つくろう」

鈴木まもる作
岩崎書店 32ページ 1000円+税

2017年4月30日

鳥の巣は、鳥にとって家ではなく、安心して卵を育てる場所です。
それぞれの鳥が、子育てのために工夫をこらした結果、
とても鳥がつくったとは思えない美しい造形になっているのです。
まさに自然の驚異!

クリスマスリースをつくる感覚で、自由に鳥の巣をつくってみましょう。
鳥がどんな気持ちで巣を作るのか、
卵やヒナをどれだけ大切にしているのかがわかってくることでしょう。
カンタンにできて、とってもステキなオブジェのできあがり!
(初版オビより) 

もくじ

<鳥の巣とはなにか>
 早成性の鳥の巣
 晩成性の鳥の巣
<自然コース>
・おわん型の鳥の巣
・大きいおわん型の鳥の巣
・さら型の鳥の巣
・卵をつくろう
・鳥をつくろう
<工作コース>
・巣箱
・本物の鳥の巣を見つけたら
<芸術コース>
・ニワシドリみたいなものをつくろう 

 
 

とびら

 

p8-9

 

 

p10-11

 

p18-19

 

p20-21

 

裏表紙


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鳥の巣つくろう
鈴木 まもる
岩崎書店

 

 


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「わたり鳥」

2017年03月08日 | 鳥の本

   

「わたり鳥」
鈴木まもる 作・絵
童心社 40ページ 1500円+税
2017年3月15日

はるになると、みなみのくにから やってくる わたり鳥たち。
ちずもみないで とんできて、うまれたところに かえってきます。
せかいの わたり鳥の いのちの ものがたり。
(カバーそでより) 

 

とびら

 

 p6-7

チュウサギのようにおおきな鳥、サンコウチョウのように
しっぽのながい鳥、ヤブサメみたいにちいさな鳥もいます。
ヤイロチョウやクロツグミ、オオジシギなど、いつもはみられない鳥や、
ウズラのようにいつもはあまりとばない鳥も、うみをわたってくるのです。 

 

p8-9

みなボルネオ島、マレーシアなど、5000キロもはなれたところから、
ちずもみないで、それぞれがうまれたもりやのはらにかえってきて、
すをつくり、たまごをうみ、ひなをそだてているのです。 

 

p14-15

イギリスでは、日本とおなじしゅるいのツバメが、
10000キロもはなれたアフリカのはしからとんできて、
すをつくっています。
 

p16-17

もちろん、ツバメだけではなく、たくさんの鳥たちが、
アフリカのさばくをこえ、ヨーロッパやシベリアまで
とんでいくのです。

 

p20-21

アメリカにだってわたり鳥はいます。
350しゅるい、30おくわいじょうの鳥たちが、
中央アメリカや南アメリカから、やまをこえ、
うみをわたり、北アメリカにとんでいくのです。

 

p32-33

ほっきょくでうまれたキョクアジサシは、なんきょくまでいき、
またじぶんがうまれたほっきょくのそうげんまで、ちきゅうを
ぐるっと35000キロもとんでかえってきます。

(引用文は本文の一部です)

 

裏表紙

 

  

<制作ノート>

10年以上前、東南アジアに鳥の巣を探しに行った時のことです。
早朝散歩をしていたら、ものすごく気持ちよさそうにツバメさんが
ビュンビュン飛び回っていました。
「そうか、ツバメさんは日本にいるだけじゃないんだ」と感じたのが
心の中で広がって、今回の絵本につながった気がします。

前作「ウミガメものがたり」同様、今回もコマ割りにしたり、
横長画面を使ったり、さらに本全体を縦に使ったり…と、
絵本ならではの形にしようと楽しく作りました。
世界中の空を鳥さんたちが飛んでいくのは巣作り子育てのため。
だから、それを追って、ぼくも鳥の巣を探しに世界に行く訳です。
前作は32ページだったのですが、どうしても内容的に
32ページにまとめるのはきついということを出版社が理解してくれ、
40ページだけど、値段は前作と同じにしてくれました。
感謝感謝です。

<著者インタビュー> →こちら(童心社HP) 

 

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わたり鳥
鈴木 まもる
童心社

 


シリーズ既刊

ウミガメものがたり
鈴木 まもる
童心社

 

 


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"You Belong to Me"

2016年08月11日 | その他の本

"You Belong to Me"

Words and Illustration by Mamoru Suzuki
Translation by Mariko Shii Gharbi 

Museyon,  32 pages, $12.99  (2016/08) 

 

 

 

I love you so much.

 

 

You are my favorite person
in the whole world. 

 

 

I could spend all day with you.

 

 

I'll always protect you.

 

 

The simple text of love, caring and protection is accompanied
by adorable illustrations of animals and dinosaurs that hug,
help, and protect a human child. The comforting text is ideal
for a soothing bedtime story. This beautiful book is a perfect
gift for parents with a newborn baby.

 

<Review>

One of the pleasures of reading aloud a certain tender
type of baby book is that in doing so we literally speak
words of love to the infant in our care. Phrases that will
become routine, let’s hope, such as the stalwart
“I love you,” are still new to the infant’s ears and still
incredible for the parent or grandparent to say.

The love language in Mamoru Suzuki’s “You Belong to Me” 
is direct and affecting in this way, and even briefly humorous.
Each illustration depicts a tiny child being snuggled,
petted or carried by a colossal animal.
“You are my favorite person in the whole world,” a kangaroo
seems to be saying to the merry-eyed child in her pouch.
“I’ll hug you when you are sad,” a huge polar bear assures
the toddler in his arms. Moving from the loving individual
to the protective group, mongooses and porcupines (and
even a Tyrannosaurus rex) vow to provide love and care
in this peaceful exercise for children up to the age of 3.

(Meghan Cox Gurdon,  Wall Street Journal)  

 

You Belong to Me
Mamoru Suzuki
Museyon

 

 

あなたがだいすき
鈴木 まもる
ポプラ社 2002年

 

 


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「すすめ!うみのきゅうじょたい」

2016年07月01日 | のりもの絵本

「すすめ!うみのきゅうじょたい」 竹下文子・文 鈴木まもる・絵 

金の星社 32p 1300円+税 
2016年7月8日ごろ発売予定
 

ぼくたち きゅうじょたい 
いつでも どこでも たすけにいくよ 
ふねが いわに のりあげて うごけない 
どうする?
いぬが サーフボードで ながされた 
どうする?
きゅうじょたい しゅつどうだ!

(カバーソデより)
 

 とびら

 

 

 

うみから かもめが とんできた
「はやく きて」って いってるみたい
なんだろう?
とにかく きゅうじょたい しゅつどうだ
(p4-5)

 

 

すすめ すすめ きゅうじょたい
おひさま ぎらぎら ひまわりばたけ
うみを めざして いそげ いそげ
(p6-7)

 

 

 

あっ
がけの うえに とんびの す
ひなが おちそうになっている
どうする?
(p12-13)

 



あっ
ふねが いわに のりあげて うごけなくなっている
どうする?
(p16-17)

 

  裏表紙

 

<制作ノート>

『すすめ!ゆきのきゅうじょたい』が出版されたのは昨年の秋でした。
冬のお話だったからです。
文章担当のFネコさんが夏のお話も書くと編集のO君と約束していたのは
知っていました。
でもまあ、出版は早くて来年だろうと思っていたら、
今年の夏に出版ということになりました。

一応絵の世界ができているし、『ウミガメものがたり』を描いた後で
心が海の世界にはなっていたし、例によって、工事車両を描くのは好きだし、
早いときには5月頃から子供と遊びに行っていた海岸や砂浜が舞台だし…
バンバン描き出しました。

絵本でも絵でも、心の中に世界ができれば、あとは描くだけなので早いというか、
スルスル手を伝わって筆を通して、絵の具が白い画面に移っていくので、
気がつくと完成している、というわけで無事完成しました。

最近(?)リメイクされたみたいですがサンダーバード1号、2号、3号とか、
毎年やっているなんとかレンジャーとか…
困っている人(この絵本の場合は動物さんが多いですが)を
みんなで助けに行こうと思うことも、必要な道具を使いたいと思うことも、
本能的なことなのだと思います。

 

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シリーズ既刊 

 

 

 

 


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「ウミガメものがたり」

2016年05月17日 | その他の本

 

「ウミガメものがたり」 鈴木まもる作・絵

童心社 32p 1500円+税
2016年5月15日 

母ウミガメが砂浜にうめた卵からかえった子ガメたち。
砂の中からはいだして海にむかいます。
でもそこはゴールではなく、長い長い旅のはじまりなのです。
子ガメたちの旅は、大きな地球の豊かさや厳しさ、そして
自然の不思議さを知ることにつながる、命のものがたりなのです。

(初版オビより)

 

 とびら

 

だれも いない なつの すなはま。
うみの なかから なにかが やってきました。
ウミガメの おかあさんです。
(p2-3)

 

 

 

でた でた! でてきた でてきた。
うまれたばかりの 子ガメは 5センチくらいしか ありません。
(p6-7)

 

子ガメたちは だれにも おそわらず うみに むかいます。
(p8-9)

 

 

 

子ガメは まだ ふかく もぐることができません。
ういている かいそうなどの なかに かくれ、
おおきな さかなに みつからないようにするのです。
(p14-15) 

 

うみの なかには、たてに ながい さかなも いるし、
ひらべったい さかなも いるし、とげのある さかなも います。
そらを とぶ さかなも いるし、さかなではない いきものもいます。
(p20-21)

 

20ねんくらい いきると、ながさ1メートルいじょう、
おもさも 100キロいじょうになります。
そして また 10000キロ はなれた 日本に かえろうと
およぎはじめます。
(p28-29)

 

 裏表紙

(引用文は本文の一部です)

 

<制作ノート>

 子どもの頃、だれもいない海岸で、ウミガメの白骨化したのが
打ち上げられているのを見つけました。頭蓋骨も甲羅も全身真っ白で、
とても美しかったです。今だったらどうやってでも持って帰ったと思いますが、
子供だったので、残念ながら大きすぎて持ち帰ることはできませんでした。
でも、その光景は心の中の引き出しにしまわれました。 
 大人になって、水族館に行ったら、近所の砂浜で生まれた子ガメが
水槽でたくさん泳いでいました。生まれたばかりの子ガメと白骨化したウミガメ。
ぼくの心の中で2つのエピソードが出合いました。
 暗い夜の砂浜でウミガメのお母さんが卵を産んで、そこからかわいい子ガメたちが
はい出して大海原にむかう…というのは、ニュースや本などで、よく見慣れた光景です。
「あの小さな子ガメは、どこに行き、どんなものを食べて、どんな暮らしをして、
あんな大きなカメになるのだろう?」という疑問と、心の中にあった2つのエピソードが
まざりあって、この絵本を描きたくなりました。

 今回は内容的にいろいろな要素があるので、1見開き1場面では表現できないと思い、
コマ割りの画面を使ったり、大きな絵で見せたり…。
 長い長いウミガメの旅と、大きな地球と自然の神秘や不思議、
元気に生きていく生命のたくましさを感じてもらえると嬉しいです。

 新しい生命を産むために、太平洋を横断して産まれた砂浜に戻ってくるウミガメ。
南の島から鳥の巣を作るためにやってくる渡り鳥。どちらも、誰に教わるわけでもなく、
地球という大きな自然の中で、自分の本能の力を信じて長い長い旅をして、
自分の生きる場所を見つけて生きているんだと思います。

 

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ウミガメものがたり
鈴木 まもる
童心社 2016年

  


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